K2さんの雑記
2005-07-01(Fri) [長年日記]■ 言及リンクのないTrackBackの何がいけないのか(2)なんか香ばしくなってきましたね。 たださんの記事関連で集まってきたお馬鹿さん記事、いくつか読んだけど、論理武装の後ろ盾を持たずに長文を垂れ流せる人が結構いるのですね。これも一種の才能かな。社会の迷惑になる才能だけどね。 しかし、たださんも種まきとか釣り堀釣りとかお好きですね。 2005-07-04(Mon) [長年日記]■ メール保存期間変更のお知らせ : @niftyこの変更で、spamメールフィルタでフィルタリングしたメールの保存期間が変更できる。デフォルトは7日になるようだ。 今までは30日だった。20MBあるメールボックス容量の90%を使い切っていたので、そろそろどうにかしなきゃと思っていた。時々、spamメールフィルタリングされたメールを削除すればよいのだが、面倒で忘れてしまう。spamメールフィルタリングされたメールの保存期間を短くできればすべて解決するのにと思い、要望メールを送ろうと思った矢先にこのお知らせを見つけた。 これで当分安心だ。 @niftyには、以前転送メール関係の機能追加要望を送ったら、1ヶ月くらいでバージョンアップしてくれたいきさつがあって、大手なのに小回りが利くなと感心していたのだ。 2005-07-06(Wed) [長年日記]■ コメントがいるのか?いつもはWindowsアプリケーションのメンテナンスフェーズを受け持っている常駐の外注さんが、最近組み込みのソフトウェアのデバッグをしている。 昨夜、「こんなソース読めない」とか悲鳴をあげているので、どんな汚いソースなのかと思って見てみた。私の見ているそばから、「コメントが何もないから読めない」とかおっしゃっている。 正確ではないが、そのソース(メモリチェックのベリファイ部分)を再現してみると…… datl = (unsigned long *)sa; n = (ea - sa) / 4; for (i = 0; i < n; i++) { wd = func(); rd = *datl++; if (wd != rd) { error_message(... ... } } と、こんなところ。 これって、コメントがいるのだろうか。やっていることは明確すぎて、私などコメントがあるほうが邪魔なのだが、どうもこれでは読めないらしい。 コメントがついていることで、それを手がかりにしてソースを読むことが普通になっている人は、コメントがないとソースを解析するという頭の回路が働かないらしい。 また彼は、変数名が意味を表していないから、何を表しているかがわからないとも言っていた。彼は、普段はマイクロソフト提唱のハンガリアン記法(という表現で合っているかどうかちょっと怖いが)を使っている。どうも小文字だけの変数名に違和感を感じるらしい。 変数の意味といっても、文脈から明らかなので、これ以上長くする必要もないと個人的には思うが、例えば、datlはpulDataとか、eaをulEndAddressとか、saをulStartAddress、wdはulWriteData、rdはulReadDataと書かれていないと、もはやソースが読めない人というのが存在するようだ。 その記法は、一応いつもメンテナンスしているWindowsアプリケーションを作成する上でのチームの規約になっていたので、彼の普段の仕事では、そう書かないと規約違反になってしまう。まー、ハンガリアン記法の是々非々はおいておいて、それはそれで仕方ない。しかしその規約の中だけでやっていると、その規約に則っていないソースファイルは読めなくなってしまうのか。なんとなくわかる気はするが、ちょっと恐ろしいことだ。 しかしなー、これで「このソースひどい」とか叫ばれたら、これを書いた人は浮かばれないなー。幼稚園じゃないんだからねー。 2005-07-08(Fri) [長年日記]■ 七夕私:世界平和 嫁:みんながにこにこでいられますように 娘:おりひめさまになれますように 娘:ぱだのうめこをママにとられませんように (短冊を書く前に、パンダの小さいぬいぐるみ(うめこ:命名娘)の取り合いをしていたらしい) 2005-07-13(Wed) [長年日記]■ [は]藤川22イニングぶり失点その後に救援したウィリアムス。 --「あの場面、心の準備はできていた。球児(藤川)には、いつも助けてもらっていたので、助けたかった」。団結力を証明したウィリアムスは八回も3人で抑え、久保田に託した。 この後、久保田も三者凡退で押さえる。 ここまで辛抱してウィリアムス・久保田が安定するまで待った甲斐があるというもの。藤川は、少し球のきれがかげってきているが、休めば調子も戻ると信じたい。 今年はこの三人で優勝し、我々の心に名を残してもらいたい。 2005-07-17(Sun) [長年日記]■ テレビコマーシャルの音量いつから、テレビコマーシャルの音量は、番組本編より大きくなったのだろうか。ここ数年のことだと思うのだが、あれはうちでは逆効果。 CMになったらほとんど消音してます。 テレビ局って、ほんと刹那的で馬鹿だなとあきれてしまう。 2005-07-26(Tue) [長年日記]■ ブラウザの文字サイズ設定を無視するサイト警察庁の指示がスパイウェア感染を招き金融被害をもたらしている可能性を読んで。 警察庁のページが、それほど小さい文字であるとは個人的には思わないが、ブラウザの文字サイズ設定を無視して文字の大きさが設定されている。こういうサイトが多いから、私は、まだ目が衰えているというわけでもないのに、ブラウザ設定のフォント大きさを「中」にさせられているわけだ。 またブラウザ設定も「中」と「小」の差が大きすぎる。「小」が小さすぎるように感じるので「中」に変えると、ちょっと大きすぎる。数字か何かでもっと細やかに変えるとうれしいのだが。 で、話は戻って、警察庁のページでは、文字が小さい人向けに「音声読み上げ・文字拡大はこちら」というリンクが埋め込まれている。そこでは、ZoomSightというアプリケーションをActiveXを使ってインストールすることを勧めている。日立公共システムエンジニアリングという会社のアプリケーションらしい。 こうなると、トップページのブラウザのフォント設定を無視する作りは、意図的な物かと勘ぐってしまう。こうやって見にくいページを作り、見やすくするために別のアプリケーションをインストールさせるという構造は、ウェブページ作成業者と日立云々の癒着なのか、よくわからんが、我々の税金が、この構造によって、日立云々に流れていることは間違いない。 で、この構造は、高木さんのページによると10以上の役所などで使われているらしい。全くもってひどい話である。同一のウェブページ作成業者が絡んでいるのだろうか。 ■ ウェブ閲覧中のインストールダイアログ 話は変わるが、ウェブを見ているとき、自分がアプリインストールを意図していないのに、ActiveXによるインストールダイアログがでてくれば、反射的に「いいえ」を押すようにならないといけない。私など、ウェブを見ているときにこれが勝手に出てくると、どきっとして、そういうページの作りに対して非常に不快になる。自分でインストールするためのリンクを押した場合はよいのだが、最近では文章を読むためのページを見たときに、このダイアログが出てくる場合がある。特に多いのは悪名高い「JWORD」である。 このダイアログに対して、反射的に「はい」を押すようなミスリードをお国の役所がやっているというのは、本当にどういうことなのだろうか。おまけにこのダイアログさえ出さずに勝手にインストールされてしまう設定にすることさえ勧めていたりする。情けないにもほどがある。 ■ 本日は台風台風が来るというのに、嫁と娘は夏休み中の幼稚園に行き、その後プール(屋内)らしい。本当は夜には友達の家で花火付きパーティがあったらしいのだが、これは中止。 幸い、8時30分現在雨はまだ降っていないので、私は自転車で通勤。しかしこれから一日中雨の予報。 ■ [は]オールスターの中継2戦共6Ch(朝日放送)で観戦。一日目はテレビ朝日製作で、2日目は朝日放送製作。この2日の放送の質の差はどうよ。一日目はほんとどうしようもなかった。日テレ製作の読売戦で、試合の流れに全く関係なく清原を撮すのはもういい。どうせ見ないし。しかし、オールスターでそれをやるか? で、見ている人の絶対多数が一番楽しみにしていたのは、松坂対清原なのか? もっとすごい見所はいっぱいあるだろうに。 で、関東圏の視聴率が10%そこそこだと騒いでいる。そんな放送をしていたら、そりゃ野球の魅力もへったくれもないでしょう。プロ野球改革元年が聞いてあきれる。ちなみに関西では20%を超えているんだけどね。関西人はあほです。 2日目の朝日放送製作の放送は、さすがに日々プロ野球中継で鍛えられているスタッフだけあって、見られる物であった。なんというか、野球に対する入れ込みようというか愛情というものが違うと感じる。 関東圏製作の野球放送は、視聴率が5%以下になって、一度つぶれるとよい。あやつらは、野球放送というコンテンツをなめきっている。 しかし、あれだけ清原清原言っておいて、1日目の天井あたりのずるっこヒット(普通の球場ならファールでしょ)と、カンニングストレート勝負のHRの2本だけというのは笑える。2日目は全打席三球三振でしたか? あ、2打席目は1塁フライですか、残念。 ■ Cassette Jam '05これは本当に涙が出るほど懐かしい。私はTDK派だったので、TDKのテープに思い入れあり。使っていたのは安いテープばかりだが。 情報の価値が下がって、それを入れる箱であるメディアに対する思い入れは下落したな。20年後に今使っているメディアを見たとして、このテープライブラリを見たときに感じる気持ちなど、全然浮かばないだろうなー。 しかしよくこんなに写真を集めたね。すごい。 ネタもとは、hard で loxse な日々 ◆ TrackBack [http://blog.goo.ne.jp/elpabwh/e/d50df8a290ec432660fa75ee37..] 2005-07-27(Wed) [長年日記]■ マーガリンは身体に悪い? 米政府が規制に乗り出す理由。 Narinari.comマーガリンがバターよりかえって体に悪いという話は聞いたことがあったが、ここまでか。 うちでもマーガリンはよく使っているが、こういう話を聞くと少し怖い。バターに変えましょうか>嫁さん 2005-07-28(Thu) [長年日記]■ 楽天市場:顧客情報10万件流出か 1件3千円で男性購入また個人情報流出話。しかし今回は、 流出した個人情報を所持していた男性は「楽天関連会社の元社員から購入を持ちかけられ、1件3000円で購入した。流出したのは足立区の業者のだけではないはずで、10万件では済まないと思う」などと証言している。 という話が。ここで漏れている情報は、氏名・住所・カード番号などから、購入した下着の色までという話もある。 インターネット通販の大手である楽天でも、当然のように個人情報が売買されている事実が明らかになりそうである。消費者はあまり安すぎる商品購入は、その差額以上の金額がリスクとして乗っかっていることを常に意識する必要があるだろう。 ■ 警察庁のウェブサイトについて永さんところ。もともとはこの記事に対する意見なのだが、書いてあることは全く別で、DOCTYPE宣言が2カ所もあるサイトを役所が作っているという話。 しかし、これでブラウザで表示できてしまうんだからなー。プログラミングを生業とする人がHTMLを書けば、ブラウザで表示できればOKという考え方には、多少なりとも疑問を抱くはずだが、そうじゃなければこれでOKということになるんだろうな。 ん、職業プログラマでもコンパイル通ればOK(もしくは動けばOK)の人がいっぱいいる? そーなのか、そーかもね。 2005-07-29(Fri) [長年日記]■ ホワイトバンド嫁さんが欲しがったが、どこでも手に入らないようだ。 この「ぶつ」のことは以前から目にしていて、キャンペーンのページも見た覚えがある。どう見てもうさんくさいと思ってた。ページを見ると、そのぶつを買うと、購入資金の一部がアフリカの飢えた子供の元に行くらしいと直感に訴えるが、どうもうさんくさい。 嫁さんが調べたところによると、一個300円で、いろいろな店舗で買えることになっているそうだが、今はほぼどこも売り切れ。 これが、インターネットオークションで、一個500円程度でやりとりされているらしい。まー、もともとがうさんくさいものだから、売っている人を一概に責めるわけにもいかないが、買う方も買う方だ。間接的にはチャリティに参加することになるのかもしれないが、こういう人はチャリティに参加したいのではなくて、はやっているから買いたいわけで、買わなければオークションも成立しない。 今日少し調べていたら、「ホワイトバンド-たくろふのつぶやき」で詳しく言及されている。一読を。 なお、アメリカでは一個100円で手にはいるという話もある。 他にも、思想は立派であり、そのシンボルがホワイトバンドだから、市販されているものではなくて、白い腕輪ならなんでもよいという話もある(参照)。この意見なんかには、私も納得できる。キャンペーンのページの趣旨も、これならわかる。もともとは、全世界的に趣旨に賛同した人は白い腕輪をつけようという運動だというのが、本当のところかもしれない。 2005-07-30(Sat) [長年日記]■ Windows XPでリソース不足?このところ、開発ツールに重いものが多いせいか、作業途中にリソース不足っぽい症状に陥って、それ以上アプリを立ち上げられなくなる状況をよく経験している。コミットチャージが500MBを超えたところくらいで起こり出すので、メモリが512MBしか搭載していないのが原因だと思っていた。 メインマシンには512MBのメモリが搭載してあるが、以前に1GBにしようと画策したことがあった。しかし、どうにもメモリを認識してくれなくて、512MBであきらめていたのだ。 また、今回の開発はかなり大きなFPGAを使うため、コンパイルに非常に時間がかかる。少しでも効率を上げようと、1週間ほどかけてAthron 1800+マシンからPentium 4 3GHz(HT付き)に引っ越しをした。簡単に引っ越しをすると言っても、開発マシンに入っているツールは、今までのしがらみから、数も多く大きさも大きく、簡単には共存させられないツールもあったりする。そのため新たなマシンに開発環境を再現するには非常に時間がかかるのだ。そのため、メインマシンをAthron 1800+とし、Pentium 4マシンの環境を徐々に整えていくという作業を地道に1週間続けた。 どうにかこうにかツールのインストールも落ち着き、Pentium4マシンをメインマシンとしたのがこの水曜日。CPUのパワー的には2倍もいかない感じ(数字は正しい)だが、HyperThreadの威力は大きく、コンパイル中にブラウザもメーラーもさくさく動く。暇つぶし完璧(笑)。 メモリも1GB搭載してあるので、前に経験していたリソース不足ともおさらばかと思っていたのだが、結局だめだった。コミットチャージが600MBくらいからこの現象は起こるので、メモリ不足という感じでもない。 朝、マシンを立ち上げて同じ環境で仕事を続けて、夕方くらいに現象が起こり始める。こうなると新たなエディタさえ立ち上げることができなくなる。ただ、アプリをいくつか落とすと復帰する。仕方がないのでSleipnirを落としたり、Becky!を落としたり。開発のきりがついたら、開発環境を再起動する。それでほぼ元に戻る。 NT系のOSでは、リソース不足は起こらないと信じていたので、結構ショック。開発ツールが重すぎるんだなー。まだ16Bitプロセスもあるし、この辺の影響も大きいような気がする。 1965|09|
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