K2さんの雑記
2009-08-04(Tue) [長年日記]■ [英語]発音の矯正以下のエントリで書いたとおり、現在音素の発音の仕方をやっている。 [英語]シャドーイングと発音 - K2さんの雑記 (2009-07-10) まず17個ほどある母音のうち、12個ほど学んだ。今までカタカナ式発音表記をどうしても見てしまっていて、「ア」みたいな発音を曖昧に覚えていたのだが、こうやってちゃんと勉強してみると、CDを聴いていてもちゃんとその発音記号として聞こえてくる。 これは、特にボキャビルをやる前に絶対に身につけておいた方がよい。順序としては一番最初。そうでないと、せっかく覚えた単語について、後から発音を一つ一つ修正していかないといけなくなる。 中学校教育で、この辺を徹底的にできれば効率いいんだけど、勉強としてはおもしろくないだろうから、興味を持続させるのが難しいだろうな。 Pronounce It Perfectly In English(Jean Yates) このフェイズを半年くらいで終わらせて、次はZ会の速読速聴・英単語でもやろうと思っている。 速読速聴・英単語 Core1900〈ver.3〉(松本 茂/ゲイル・K. オーウラ/藤咲 多恵子/ロバート・L. ゲイナー) ■ 電子辞書の電池SIIのSR-G8000を使っている。そろそろ2年になるのだが、電池がへたりだしている。使用頻度も高いのだけど、充電間隔が目に見えて短くなってきている。 ちょっと気になって、交換電池(型名BP-100)はどこで買えるのかなと検索してみると、なんと6000円〜7000円もする。 おいおい。なんだその値段は! 今のSIIの辞書だと、通常の乾電池が使えるのでエネループもOKみたいなのだが、私の世代のものまでは、専用電池じゃないとだめなようで。 新しい電子辞書を買うとすると3万円クラスは欲しいので、この交換電池の値段はちょっと微妙だなー。 2009-08-06(Thu) [長年日記]■ 何のために働くのか?:日経ビジネスオンライン40代くらいの企業中間層に向けた、河合 薫さんのコラム。 成長を薦めるコラムを読むと、「何を現実離れしたことを……」・「言うだけは簡単だしな……」とかいろいろ思うのだが。 このコラムも基本は同じなんだが、なんだが勇気づけられる。 劇的な人生でなくてもよいから、身の丈に合った充実した人生を送りたいものだと思う。 2009-08-15(Sat) [長年日記]■ 東京行き高速道路の休日特別割引を利用して、嫁さんの実家に里帰り。予定の都合で、休日特別割引最終日の9日日曜日の夜18時頃出発。東京には夜中の2時頃到着。 その後、静岡で震度6強の地震があり、東名高速が不通になる。心配していたが、帰路予定の14日金曜日には下りは開通しており、11時頃東京を出発し、18時半頃に京都到着。 高速代は、片道3000円あまり。もう少し安くでいけるのだが、京都で少し道が混んでいたものだから、往復とも少しお金を使って楽を取った。 1500ccのNOTEではさすがに少ししんどかった。毎年車で帰れるなら、もうちょっと排気量の大きな高級車に乗りたいものだ。毎年の車での東京行きのためには、東京での車の置き場所とかいろいろ考えなければいけないことがあって、簡単にはいかないのだけれど。 2009-08-17(Mon) [長年日記]■ iPod touch壊れる壊れると言っても、スリープボタンの動作の調子が悪い程度なのだが。 とりあえず、Appleの修理サービスに出した。まだ1年経っていないので、保証期間内で修理代無料になるはず。現象さえ再現できれば。 iPod touchが手元にない生活は、かなりつらいのではあるが、新品になって戻ってくることを信じて。 ■ [本]マインド・タイムベンジャミン・リベット著。読了。リベット氏は日本ではあまり有名ではないのだろうか。 リベットの実験結果・主張について、あとがきで訳者の下條氏が要約されているので、引用。
3つ目の場は、ベンジャミン・リベットの主張によると、これまでに発見された物理法則では説明できない原理に従っている可能性を示唆しているが、完全に否定できないものの、一歩間違えばうさんくさくにおってしまう危険性をはらむ。 科学的な議論と哲学的な議論が両方とも記述されているので、通常の脳科学書物とは少し趣が違うが、いろいろな面で興味深かった。 ■ 速読では音読(黙読?)をしないと言うが速読の基本は、頭の中で音読をしないことだというが、本当なのか。どうも信じられない。 英語を勉強するときに、如何に早く黙読するかがリーディングの一つの柱であるので、テキストの音読をひたすらするのがよいのだという方法論をよく見る。 ところが、速読術では、音韻を使う黙読はしないようなのだ(そういう記述をWebでよく見かける)。 頭の中には語彙の辞書があるのだが、音の情報から検索をかけて意味に落としていくメカニズムが脳の中で働くと一般には言われているように思う。語学の学習でもこの説に従った方法論で学習する。 一方速読術では、目によるパターン認識だけに頼って意味を取っていくということになると、通常のコミュニケーション・思考のための言語回路を使うのではなくて、新しい脳内の回路を作る必要があるのかな。とすると、音韻を使わない黙読ができるようになるには、多大な訓練が必要になるのではないか。目で受け取ったパターンから辞書を引く回路の構築、そしてパターン対意味の辞書の構築。音韻のワーキングメモリは、フィードバックをかけることで、ある程度長い間保持することが可能なようにできており、その間に辞書検索をする。ところが目によるイメージのワーキングメモリは、目からのイメージ情報が入ってこなくなると、数百ミリ秒も保たずに失われてしまうため、辞書検索が本当に可能なのかも疑わしい。本当にそんなことができるのだろうか。 もし本当にそれができるのなら、逆に、音韻情報を使わないで文章を作ることができるということにもなるのではないか? 音韻を使って文書を作りながら文字情報に落としていくのが普通だと思うのだが、音韻なしで文書が書けるだろうか? どう考えても不可能に思えるのだが…… 音韻情報なしではキーボードの1キーも私は打つことができない。 確かに音韻を使わずに黙読できれば、高速に読むことはできるとは思う。キーボードのブラインドタッチと同じで、一度研鑽を積んで身につけてしまえば、残りの人生で多大な差が出るたぐいの技術だよな…… ということを速読術がWebで話題になるたびに考えてしまう。一度訓練を積んで可能か不可能かを自分で試すしかないようにも思うが、あまりに時間の無駄のような気もする。ブラインドタッチのように、訓練用のソフトとかあるのだろうか? 2009-08-25(Tue) [長年日記]■ [iPod Touch] Wi2 300にまだつながらない「公衆無線LANサービス Wi2 300」の月額基本料金無料キャンペーンの時に会員登録したはいいが、まだ一度もiPod touchにて接続できていない。 必要が差し迫るときには、大抵時間がないわけで、なかなか落ち着いて接続設定ができないのもあるが、そもそもログインの仕方をちゃんと理解していないのが悪い。ログインしたいときにはネットワーク環境がないので、ログイン方法を調べられないというジレンマ。 何にも差し迫った用事が無いときに、マクドナルドにじっくり腰を据えてやってみようと思う。 ■ [iPod Touch]Evernote(for iPhone) 3.1.0やっとファイアーウォール内でのシンクができるようになった。これで、OSの3以前の版と使い勝手同等? ここまで来るまで長かった…… Evernote(for iPhone)はキャッシュの振る舞いがいまいちわからない。ついこの間も、行きたいところへの地図を貼り付けて、一度iPod touchに読み込んでおいたんだけど、現地で開けず(絵がキャッシュに残っていなかったのか参照できない)、泣きそうになった。iPhoneを買ってやると思わず叫んだが、今は少し冷静。 ■ [iPod Touch]Wi2 300つながった帰りにマクドナルドによって設定をした。やはり手こずったけど、なんとかつながった。これでいざというときにはマクドナルドを目指せばよい。 naoさんありがとう。 2009-08-26(Wed) [長年日記]■ [iPod Touch]Wi2 Connectでまだつながらない結局、なぜかWi2 Connectを起動しても、つながらない。Safariを起動してログインすればいけるのだが。 ちょっとスリープしても切れちゃうから、いちいちSafariでIDとPassを入れるの面倒。なんとかならないかな。 ■ [iPod Touch]Evernoteはまだ不安定Evernote(iPhone)の安定性がまだまだのような気がする。いつか安定するんだろうか。たぶん、いつも無線LANがあるところでしかデバッグしてないんだと思う。 2009-08-27(Thu) [長年日記]■ [iPod Touch]Wi2 300プロファイル?どうもWi2 Connectというアプリをインストールするだけではだめのようで、Wi2 300プロファイルというのも別途ダウンロードしておく必要があるらしい。で、インストールしてみた。 これで自動的にログインできるのだろうか。今度マクドナルドに行ったときやってみよう。 ■ マクドナルド昨日英語教室前に、マクドナルドに行ってみた。いつもはスタバに行っているのだが、120円のコーヒーがまあまあだったので、こちらでもよいかと。少し勉強して本読んでといつもスタバでやっていることをしようとしたのだが。 G大付属西高の女子高生でがらの悪いのが一団いた。入っていったとき、椅子の上に脚上げて中身見えそうになっているし、いやな予感がしたんだが…… やはりこれがうるさいんだ。最近の携帯は音楽を鳴らせるのね。それで音楽を鳴らして唄って大声でさけんでもう台風のよう。 しばらくしてしてやっといなくなった。その数十分後私も外に出たのだが、彼女らがいた机の上は食べ散らかしたゴミだらけ。おいおい。親の顔が見たいとはこのことだ。G大付属西高の生徒は、出勤時によく見るが、上品そうな人も多いので、バリエーションが大きく、自由な校風なんだろうな。しかしもう少しなんとかならないものか。 ■ スピーカー&マイク内蔵の新ウォークマン Sシリーズ、米国発表(前のエントリの続き)そうそう、だからこういうの困るのよ。ファーストフードとかでこれをたてかけて音楽をかけるやつ続出!? スピーカーを内蔵したmp3プレーヤーって、家の中とかで一人で聴いてくれる分には全く問題ないんだけどね。 最近、ばかでかいスクーターで、音楽を流しながら走るやつがうるさくて仕方がない。昔は車の中で大音響で音楽かけていたやつが多かったが、あいつらはまだかわいい。最近のスクーターは、ただでさえ二輪はエンジン音がうるさいのに、輪をかけて騒音をまき散らす。密閉されていない空間で音楽を聴き取れるくらいの音量なのだから、そうとう離れていても音楽が聞こえる。歩きながらイヤホンをしていても、こいつらが近くにいるとイヤホンからの音が全く聞き取れなくなる。どうして自分の嗜好をそんなに声高に主張する必要があるのか、そういう欲求を持っているんだろうが、理解に苦しむ。 ■ 睡眠最貧国ニッポンはリスクだらけ:日経ビジネスオンライン
6時間半から8時間未満って、1時間半しか適正睡眠時間の幅がないのか。狭いなー。 私の今の平均は6時間くらいかな。もう少し寝たいところだが…… ■ [本]脳の中の水分子 意識が創られるとき筆者の知識の引き出しは、歴史など文系的な話題から生理学・分子生物学等多彩。また読者に興味を持たせながら平易な文書で読者を引っ張っていく筆力もすごい。 ただ所々論理展開が強引なところが気になる。例えば恒温動物の温度管理は脳活動のためであるというところは納得性があるが、脳のひだの構造が熱対流によって形成されるということろは、今まで明快に理由まで説明していろいろな話を展開してきたのに、どうもはぎれが悪い。脳の自己形成のため、まるで原爆のきのこ雲のようにひだはできるらしいのだが、もし自己形成時の非線形変化の修正が加わった形であるとすると、すべての脳の基本的な形が似ていると言うことが説明できない気がする。 MRIの専門の方だけあって、MRIの説明部分は見事で、原理を素人向けにわかりやすく説明していて、でも間違ったことは書いていない。仕事柄いろいろな解説書を若い頃に読んだが、なかなかここまで読みやすい文章にはお目にかかったことはない。傾斜磁場をピアノの鍵盤に比較するところなど、こんな比喩と説明の方法は私は思いつけないだろう。きっと一般の人に何度と無くMRIの原理のイメージを説明してきたのだろう。ただ、この説明でMRIの原理がわかるわけではなくて、なんとなくイメージがつかめるというレベル。楽しい読み物レベルで、厳密な解説書では決してない。 さて、本論の水性相理論・渦理論を基礎とする意識論は、どうにも一つ一つ原理を積み重ねていくという論理展開ではない。こういう理論であれば、いろんな現象が説明できる、だから元の理論は正しいという論理展開で、読んでいる側にとってはかなり微妙。疑似科学の論理展開を思い起こさせる。この本では理論の詳しい説明は割愛されている。 「今でもまだ、水性相理論も、渦理論も、危ない科学との汚名を着せられていることに、変わりはない」と作者は本の締めくくりで述べるが、これが「汚名」だという筆者の見解については現時点では否定せざるを得ない。この本を読む限り、まだまだ筆者の閃きの域を出ていないように思う。汚名と思うなら、本人が濯ぐしかないのではないだろうか。 さて、私が予定している後2冊を、続けて読むかどうか、かなり迷っている。自分には、筆者が正しいことを言っているかどうかを検証できるのだけの科学的知識がないので、この本を読んだ以上に得るものはないようにも思う。とりあえず手元には「ぷらす・あるふぁ」があるので、少しつついてみるが、もう十分という気もしている。 2009-08-28(Fri) [長年日記]■ “Windowsの呪縛”から逃れた超小型マシン――シャープ「NetWalker」に迫る中途半端なのだよな。その大きさだとポケットには入らないし、鞄に入れるならキーボードが非実用で魅力無し。 iPhoneかType Pか。それらの機能バランスから考えると、どっちつかずで正直あまり魅力がない。まだポメラの割り切った思想に惹かれる(欲しいとは思わないけど)。 最近のシャープは、どうも私とは合わないな。MURAMASAが好きだっただけに残念だ。 2009-08-29(Sat) [長年日記]■ [本] 中学生からの哲学「超」入門中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書)(竹田 青嗣) おもしろかったので、結構一気に読了。中学生には少し難しいと思うが、早熟なら大丈夫なのかな。高校生くらいになったら読んでみるとよいと思う。 そして40過ぎになっても得ることは大きい。結局20前後から悩み続けることの根っこは同じなんだろうな、それって成長していないと言うことなんだろうか、いや決して答えの出ないことなんだろうとも思う。 「なぜ人を殺してはいけないのか」という問題への言及もあって、これは社会的な側面と道徳的な側面に分解できる。社会的な側面は、自由の相互承認の資格を投げ出すからであるからで、こちらはすんなり理解できる。ところが道徳的な側面は、本書でも「自分が「人間的」に生きるための自分の中の根拠を自ら投げ捨てることです。殺すことによって得られるかも知れない利益と引き替えに、もう二度と自分はまっとうな、ちゃんとした人間だ、と自分自身に言えなくなる」と表現されていて、なんとなくわかるような気もすればよくわからないような気もする。詳しくは「罪と罰」を読めと言うことになっている。若い頃読んだような気がするのだが、今一覚えてないので、また読むか。 現代人として生きるに当たって今大事なことは、「自分の意志を持つこと」。すべての人が同じ欲望(一般欲望)を追求すると、8割の人は自分の生を肯定できなくなる。しかしその欲望を捨てることは難しいから、それとは別に自分固有の生の目標を持つべきだ。それを「自分の意志を持つこと」と表現している。これについては、最近日々悩んでいることなので、もう少し追求して考えたいと思っている。 1965|09|
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◆ K2 [naoさん、こんち。iPhone、いいよねー。最近町中でよく見かけるのだけど、もしかしてちょっと分厚さが気になるかも..]
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◆ K2 [仕事場に無線LANがあるので、大抵のことは事足りちゃうのだけど、あまり私用に使うにはどうかとも思うね。そういうときは..]