K2さんの雑記
2009-08-17(Mon) [長年日記]■ iPod touch壊れる壊れると言っても、スリープボタンの動作の調子が悪い程度なのだが。 とりあえず、Appleの修理サービスに出した。まだ1年経っていないので、保証期間内で修理代無料になるはず。現象さえ再現できれば。 iPod touchが手元にない生活は、かなりつらいのではあるが、新品になって戻ってくることを信じて。 ■ [本]マインド・タイムベンジャミン・リベット著。読了。リベット氏は日本ではあまり有名ではないのだろうか。 リベットの実験結果・主張について、あとがきで訳者の下條氏が要約されているので、引用。
3つ目の場は、ベンジャミン・リベットの主張によると、これまでに発見された物理法則では説明できない原理に従っている可能性を示唆しているが、完全に否定できないものの、一歩間違えばうさんくさくにおってしまう危険性をはらむ。 科学的な議論と哲学的な議論が両方とも記述されているので、通常の脳科学書物とは少し趣が違うが、いろいろな面で興味深かった。 ■ 速読では音読(黙読?)をしないと言うが速読の基本は、頭の中で音読をしないことだというが、本当なのか。どうも信じられない。 英語を勉強するときに、如何に早く黙読するかがリーディングの一つの柱であるので、テキストの音読をひたすらするのがよいのだという方法論をよく見る。 ところが、速読術では、音韻を使う黙読はしないようなのだ(そういう記述をWebでよく見かける)。 頭の中には語彙の辞書があるのだが、音の情報から検索をかけて意味に落としていくメカニズムが脳の中で働くと一般には言われているように思う。語学の学習でもこの説に従った方法論で学習する。 一方速読術では、目によるパターン認識だけに頼って意味を取っていくということになると、通常のコミュニケーション・思考のための言語回路を使うのではなくて、新しい脳内の回路を作る必要があるのかな。とすると、音韻を使わない黙読ができるようになるには、多大な訓練が必要になるのではないか。目で受け取ったパターンから辞書を引く回路の構築、そしてパターン対意味の辞書の構築。音韻のワーキングメモリは、フィードバックをかけることで、ある程度長い間保持することが可能なようにできており、その間に辞書検索をする。ところが目によるイメージのワーキングメモリは、目からのイメージ情報が入ってこなくなると、数百ミリ秒も保たずに失われてしまうため、辞書検索が本当に可能なのかも疑わしい。本当にそんなことができるのだろうか。 もし本当にそれができるのなら、逆に、音韻情報を使わないで文章を作ることができるということにもなるのではないか? 音韻を使って文書を作りながら文字情報に落としていくのが普通だと思うのだが、音韻なしで文書が書けるだろうか? どう考えても不可能に思えるのだが…… 音韻情報なしではキーボードの1キーも私は打つことができない。 確かに音韻を使わずに黙読できれば、高速に読むことはできるとは思う。キーボードのブラインドタッチと同じで、一度研鑽を積んで身につけてしまえば、残りの人生で多大な差が出るたぐいの技術だよな…… ということを速読術がWebで話題になるたびに考えてしまう。一度訓練を積んで可能か不可能かを自分で試すしかないようにも思うが、あまりに時間の無駄のような気もする。ブラインドタッチのように、訓練用のソフトとかあるのだろうか? 1965|09|
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naoさん、こんち。iPhone、いいよねー。最近町中でよく見かけるのだけど、もしかしてちょっと分厚さが気になるかもかも。どうしても外で無線が欲しくなるという機会の多さを考えると、touchでいいかーと思ってしまうのでした。naoさんの情報のおかげで、私もWi2の月額無料IDゲットしたよー。まだ使ってないけど。
iPod touch を仕事の道具 & Todo & スケジュール管理だけに使うには,iPhoneじゃなくても大丈夫。<br>最近,忙しいので,サッカー関係のメール処理とか,Webをごにょごにょするのを会社の昼休みにやりたいな〜と思うと,iPhone がほしくなる。<br><br>K2さんの生息域なら,公衆無線LANで結構いけちゃうかもね。
仕事場に無線LANがあるので、大抵のことは事足りちゃうのだけど、あまり私用に使うにはどうかとも思うね。そういうときは確かにiPhoneが欲しい。後は、最近スタバに詰めていることが多いので、スタバで無線LANが使えるとよいのだけどねー。常駐場所をマクドナルドに変えようかな。