Ｋ２さんの雑記

■ 本日も体調不良で休み

２日連続で休みとなってしまいました。まぁがんばれば行けるのだが...

■ [K2EP]統合環境型エディタを目指す

　どうも、説明不足のようなので、K2EPとはなんぞやというのを。 　K2Editorを何年かにわたって開発してきたのだが、K2Editorではフォローできない用途というのをカバーするエディタを開発したいという思いがあった。たとえば、プロジェクト管理ができるとか、アウトラインエディタに化けさせられるとか、複数のバッファーを使ってマクロ（スクリプト）から操りたいとか。

　そういうのをやるためには、シングルプロセスでマルチドキュメントという手法を取る必要があった。シングルプロセス・マルチドキュメントとなると、現状の方法では無理があり、新たに作り直す必要がある。 　シングルプロセス・マルチドキュメントを実現する方法は、MDI、タブ型、疑似SDI等いろいろあるのだが、今回のK2EPではタブ型と疑似SDIの間くらいを目指すような感じ。

　スクリプトを強化するために、Rubyインタープリタを必須とし（別途Rubyをインストールする必要がある）、内部でRubyコマンドを使用できるようにする。

　大きいアプリになるので、実行ファイルサイズ、メモリ使用量にはあまり敏感にならない。シンプルイズベストエディタはK2Editorをそのまま残す。

　で、シェアウェアにします。

　用途的には、たとえば他のアプリから外部エディタとして呼び出されるような用途には向かない（たとえばメールクライアントのメール書きエディタとして使うような用途）。そういうエディタにはもっと軽いものを並行して使ってもらえるということを考えています。 　だから、このエディタを使う人は、

• 複数ファイルからなるプログラムを開発する
• アウトラインプロセッサなどの付加価値機能を利用する

というような人に限られると思います。こういう重い作業を行う場合に便利なように環境を練り上げられるように作るつもりですが、たまにエディタを使って、何かのiniファイルをいじるとか、そういう作業には向いていません。逆にそういう用途にはK2Editor等のSDIエディタで、不自由を感じることもないでしょう。

　ということで、K2Editorは汎用をねらった開発でしたが、K2EPは汎用はねらっていません。特殊用途になります。人を選ぶことになると思います。