K2さんの雑記
2008-10-26(Sun) [長年日記]■ 太陽系はここまでわかった例によって、図書館で。 もう忘れてしまうほどの惑星探査機が打ち上げられ、信じられないような太陽系の惑星の情報が得られている。 そのため、子供の頃に記憶した、たとえば火星や金星の姿と現実はかなり違うし、その時代時代の報道によって更新されるべきはずなのだが、どうにも子供の頃に持ったイメージは更新されないようで。 この本では、それらの情報により、各惑星・衛星の現時点でわかっている姿がよくまとまっている。また科学の歴史のドキュメンタリでもあるので、その辺が好きな人もはまるだろう。 私は、一時期、太陽系由来について研究したいと思った時期もあったのだが、やはり自分は実学向きだと方向転換した。その当時でも研究者の枠の3倍・4倍の数の人がその方向に行きたいと希望していた。 時々、あのまま研究の道を目指したら今頃どうなっていたのだろうと夢想するが、研究者への長い道の至る所で、実学転向への誘惑に駆られ、どこかで方向転換していただろうから、やはり自分は遠いところから眺めるのが宿命なのだろうと思う。 おもしろいなぁと思いながら、こういう本を読むのが気楽でよいよな、やぱり。(これはきっと自分への慰めだったり、研究者へのうらやみだったりするのだが、わからない振りをしておいてあげよう) [ツッコミを入れる]
1965|09|
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