K2さんの雑記
2008-02-17(Sun) [長年日記]■ CDプレーヤに関する思索小型のCDプレーヤにヘッドホンをつないで、音楽を聴きたい。そんな話を以前書いた。ポータブルなCDプレーヤやCDラジカセよりはいい音を楽しみたい。だから、フルのコンポじゃなく、小型のCDプレーヤで、ヘッドホン端子があるものがないか調べ回ったが、これがない。 私はCECのCD3300のヘッドホン端子で満足してしまうくらいの耳しか持っていない。なので、CDプレーヤにヘッドホン端子がついていれば、それで十分だと思うのだが、残念だ。 たとえば、ONKYOのC-701A(S)にヘッドホン端子がついていれば、これでいいやと思ってしまうだろうが、ついていない。仕方がないので、じゃぁこれにヘッドホンアンプをつけるしかないのか。 コンパクトにまとめたいから、ヘッドホンアンプは、ACアダプタで給電するタイプじゃない方がよいのだが、安いものではこれがまたない。たとえば、オーディオテクニカのAT-HA20で不満はたぶん感じないだろうと思うのだが、噂によるとACアダプタがひどいものだと聞く。ひどいの内容はよくわからないのだが、たぶん大きいとかいうことなんだと思う。 高いヘッドホンがたくさん開発されるようになっているのだから、ヘッドホンアンプの必要のないCDプレーヤに需要はあると見るのだが、そういうものが出てこないものか、とこないだはぼやいたわけだ。 C-701A(S)とAT-HA20を買おうかと思案している今日この頃。 ■ TU-882を購入で、結局、1ヶ月前に購入を検討していたヘッドホンアンプの購入を、もう一度検討するはめになった。 AT-HA20を1万円そこそこで買おうかと思ったけど、ACアダプタの問題や、結構安っぽそうな持つ喜びを感じそうにないことを理由に躊躇。 CDプレーヤの上にくくりつけて一緒にして使おうかと思っているので、あまり大きなものもどうかと思う。 前にヘッドホンアンプを検討していたときには、ValveX SEなどの真空管アンプにも魅力を感じていたけど、大きさと値段で、今回は検討できず。 いろいろ調べ回っていたときに、エレキットの自作のシリーズに、真空管ヘッドホンアンプのTU-882というのがあるのを知っていた。3万円くらいなので、値段もまぁまぁ手頃。高いと言えば高いのだけど、娘に電子回路の組み立てを見せる(というかやらせろとせがまれるのは見え見え)のもいい経験になるだろうと、発注した。昨年の11月に発売されて500台の限定らしいので、売り切れている店も結構あったが、無事購入。 来週の休みに手に出来ていれば、組み立てレポートが書けるかな。 探した中で、写真が豊富な組み立てレポートはここ→「真空管アンプとか、作ってみた - Archiva」 ■ AH-D5000ここで書いた新しいヘッドホンのDENONのAH-D5000だが、エージングもいい感じに進んだので一言書いておこうと思う。 買ってきた最初、「うわ、これは失敗した」という音が出ている。全体的になんかぼわっとした感じで、空間分解能もいまいち。店で聞き惚れた低音は、出ていることは出ているが、なんかあまり気持ちいい感じがしない。 HD580に替えてみて、生き返った感じがするくらいだったので、かなり変な音だったんだろう。これエージングしてなんとかなるようになるのかと、かなり心配だったのだが…… 約30時間ほどエージングしてみると、聴いた瞬間から「お、これは最初と全然違う」と感じる。特に低音がちゃんと鳴るのがよい。HD580でも、音は出ているのだが、空間分解能と周波数分解能が低いような感じで、たとえばBill Evans TrioのExplorationsでのScott LaFaroのベースが、鳴っているけどメロディラインがよくわからないという感じで、実はあまりちゃんと聴けていなかったことに改めて気づいた。AH-D5000でこれを聴くと、ベースの一音一音がはっきりわかり、何をやっているのかよくわかる。 また、演奏の周りの空気感がよく伝わってくる。たとえば、同じBill Evans TrioのWaltz For Debbyでは、Village Vanguardの雰囲気みたいなのが、低い音の中に感じられる。これがずっとつけていたい感覚を醸し出すのだろう。 ただ、側圧に関しては、かなり低い部類のヘッドホンだとは思うのだが、HD580に比べて長時間つけているのはちょっとつらい。HD580は、もともと側圧の高いヘッドホンとして有名だが、これはちょっと細工(無理矢理曲げる(笑))してやると、付け心地最高のヘッドホンになる。オープンエアー型であることも手伝って、本当につけていないような感覚のヘッドホンになるので、一日つけっぱなしでいても、全く問題ない。AH-D5000には、さすがにここまでは求めることはできなさそう。 ケーブルは、太さはいいのだが、ちょっと硬くて取り回しに困る。ゼンハイザーのヘッドホンは、ケーブルの付け外しが可能だったのだが、これは無理なので、交換するのも難しそうだ。ただし、太さは十分なので、これで音が悪くなるという心配はないだろう。 AH-D5000は全体的な素直な周波数特性を持った聞きやすいヘッドホンとの定評があるが、その通り。そして低域の鳴らし方は最高で、ライブものなどでは演奏場の雰囲気までよく伝わる。音楽のジャンルは選ばない。クラシックからポップスまでなんでもOKだろう。 安くで手に入ったし、いい買い物だったと思う。 ■ 箱本第3弾?
私の生き方を変えるくらいインパクトのあった本が、
だったのだけど、そのシリーズの三冊目か。実践編か。 確かに、この箱シリーズの方法を実践するのは難しいと思うのだが、さて、買うかどうか。ちょっと悩み中。まぁまだ発売されてないし。 [ツッコミを入れる]
1965|09|
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