K2さんの雑記
2005-08-25(Thu) [長年日記]■ [音楽]実はiPodを買った。実は夏休みの最後の日に、近所の上新電機でiPodの20GBタイプ(カラーのやつ)を買った。mp3プレーヤーは、一年くらい欲しい欲しいと思い続けて来たのだが、よく考えると私の生活スタイルではなかなか使う機会がないのではとなかなか思い切れなかったのだ。 ここのところ、外出機会が多く、やっぱり欲しいよな〜と盛り上がり、実家に帰ったときに義理の兄ちゃんに相談した。彼はSony派で、1世代前のNW-HD3を持っている。Sonyの物は電池の持続時間が圧倒的に長い。この辺は長年のウォークマンで培った技術が生きているのだろう。 SonyもSonicStageという専用ソフトを使って転送する。このソフトから楽曲も買える。義理の兄様は特にソフトのできがよくないとかは言っていなかったのだけど、使っているのを後ろから見ていた感じは、「デザインに走ったカッコ付けの性能は低いソフト」って感じであまりよい印象は受けなかった。 兄様がSonyのmp3プレーヤーを持っていることを知るまで、私はSonyのmp3プレーヤーは全然売れていないのだと勘違いしていた。まだmp3形式に対応していないと思っていたのだ。これはあまりにもな誤解で、もうmp3形式には対応しており、CDからのリッピングでもmp3形式で吸い上げられる。それならすでに持っている結構な数のmp3ファイルをインポートすることも可能なのかな。 ただ、まだmp3はおまけ的な扱いで、Sony特許のATRAC3plusがメインの圧縮形式。これを使うと、PCの中のライブラリは高レートで構築しておいて、プレーヤーに転送するときにレートを落として転送できるそうだ。これはなかなかいい機能だなぁと感心した。しかし、私はより汎用性の高いmp3形式を使うことにしているから、この長所は享受できない。 ソフトに対して否定的なことを書いたが、この時点では、ハードウェアとしては、音もそこそこよいという話だし電池持続時間が圧倒的で、Sonyがいいのかなとも思っていた。ただ、私はiTunesを使った経験があり、あのソフトのできの良さというものを知っていたので、後ろ髪は引かれた。本当にSonicStageとつきあっていけるのだろうかという不安が常に頭をよぎる。 自宅に帰ってきてから、本格的に調査に乗り出す。すると、Sony系のmp3プレーヤーには、音楽の長さが1%程度短くなるという不具合(仕様?)があって大騒ぎになっていることを知る。音程が変わるかどうかは「変わる(440Hzが443Hzくらいになる)」「変わらない」という両者の意見があり、確定できなかった。長さだけならそんなに気にはならないだろうが、もし音程が違うなら、これは許せない。実際に聞けばわからないものだと思うが、常に自分の感覚が正しくない音にさらされ続けるのは、私は嫌だ。 私の大学時代の友達のS君は、音感がすばらしい。当然絶対音感を持っている。彼は440Hzにチューニングされていると言っていた。試しに、チューニングメーターから442Hzを出して、「これ何Hz?」と聞くと、「んー、2枚高いから442Hz!」と見事に当てやがる。そんな人は世の中にごろごろしているわけだ(いや、ごろごろはしてないかも(笑))。人間の感覚・感性とはそのくらいの性能があるものなのだ。Sonyがこの問題に対してハードウェアの性能であるというコメントを出すと言うこと自体が、私には信じられない。 ここでiPodにするという基本方針が決まる。iPod miniにするか、20GBのiPodにするかという部分で最終的に悩んだ。2万円強対3万円強。4GBと20GB。最終的には嫁さんと共用することになるので、容量が一杯になったとき、どちらが曲を消すかでもめるのはいやなので、20GBにすることとした。 どこで買ってもほとんど値引きはないので、それなら5年保証が充実した上新電機で買いましょうということになり、夏休みの最後の日(日曜日)、近くの上新電機でiPodを手に入れたというわけである。 とりあえず、手に入れるまでの顛末はおしまい。また続きを書くかも。 1965|09|
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iPod:兄が持っていまして、それを聞いたことがあるのですが、正直、音質はそれほど良くないです。まぁ、大抵の場合許容範囲だと思いますが。周辺ソフトも含めて、UIは良いですね。プレイリストをPCと同期をとる形にしていると、PC側でも同じ内容を確保しておかなければならないみたいなのでご注意を。下手に消すと、綺麗さっぱり消えてくれるらしいです。<br>絶対音感:すげぇ〜。元吹奏楽部員の端くれにちょこっと立たせてもらっている身分としては、比較するのであれば高い低いはある程度分かります。が、「2枚高い」は言えませんね。