K2さんの雑記
2015-02-21(Sat) [長年日記]■ 液晶モニタ購入アマチュア無線再入門準備一環で、液晶モニタを購入。 いろいろ迷ったが、EIZOのEV2450-BKにした。
一緒に、モニタアームを購入。
今まで最大19inch横長モニタまでしか使ったことがなかったが、ちょっと大きすぎるかな。明日セットアップ予定だが、まぁそんなに急がずやります。 ■ [無線]UV-5Rとは
最近、昔の仲間と再び車でツーリングすることが増えた。 当時は走りながら会話をしたかったので、430MHzモービル機を車に装着して、マイクもピラーからフレキシブルパイプを生やしてなんてことをやっていた。もちろん正式にアマチュア無線局を開局していた。 あれからもう20年ほど経ち、再びツーリングをすると、やはり無線がやりたいねということになった。仲間はハンディタイプの無線機を持っていたのだが、私は当時のモービル機しかなく、さすがに車にこれをつけて、アンテナも立てて、配線を取り回してということをする元気もなかったので、ハンディ機を買おうかなと考えた。 ところが、まぁハンディ機って430MHz FMのみのものでも2万円くらいするのよね。技術的には1万円以下で売れるでしょと思うのだが、国内メーカーのいわゆる技術適合機種でそんな値段のものはない。 いろいろ調べていると、中国のBaofengというメーカーのハンディ機が、$20(!)とかで売っているのを知った。144/430MHzデュアルバンダーでFMのみだが、ちょっとこの値段には衝撃を受けた。 アリババで購入することを検討し実行に移したが、ちょっとトラブってものは手に入らず、返金してもらった。その後Amazonで4000円程度で購入。いろいろいじくってみたが、いや十分使えますよ。操作性に多少難点有りですが。 じゃぁ、これで、法的に問題なく運用できるようにしようということで、昨年の10月からの無線局開局の動きをかけた。従事者免許証が家のどこを探しても出てこなかったので再発行手続きをしなければならず(申請料2200円)計算外だったので、予算が想定を超えてしまったが、それを含めて総額8千円強だった。ただし手数と暇はかかりました。最終的に5か月かかってしまいましたね。 国内の技術適合機器を購入していたとしても、従事者免許再発行・開局申請で5千円は超えていたので、手間はかかるが超お得。何より、納得感がだいぶ違う。 UV-5Rについては、ネットを探せばいろいろな情報が手に入る。回路図もあります。CPU+復変調用DSPを使用したシンプルな回路構成でよくできている。構造や質感もよく、こりゃ中華製あなどれんなという感想。しかしこれが$20そこそこというのがもうね、すごい。 なお、この5か月、この件絡みでいろいろ調べているうちに、子供の頃に大人になったらHFでCWをやりたいという夢が再燃して、実はそちらの方に気持ちが大きく動いていて、UV-5Rを使えるようにするというのは私の中では小事になってしまったというのが想定外でした。 ■ [無線]無線の昔のこと私は小学校5年生の時に電話級アマチュア無線技師の資格を取り、中学から高校2年生くらいまで、50MHzのSSBを中心にアマチュア無線をやっていた。家は比較的田舎にあり、周りは高い建物など無く開けていたので、家の屋根にルーフタワーを建てて、エレメント長3m・ブーム長7.2mの7エレメント八木アンテナを立て、ローテータ−でくるくる回して遊んでいた。 当時は財力もなく(それにしてはよくやらせてもらったと思うが)、HFと言われる30MHz以下のアマチュアバンドで運用することはあこがれで終わっていた。HFでは海外と普通に通信できるので、アマチュア無線の醍醐味はHFにありと思っていた。またモールス信号をやりとりするCWにも興味はあったが、習得するまではいかなかった。ぼんやりと、大人になったら郊外の開けた場所に家を建てて、フルタワーを建てて、アマチュア無線をやりたいと思っていた。 社会人になってからも、10年ほどやったMRI開発の仕事の技術的基礎はアマチュア無線で体得した感覚的なものが大きく、非常に役に立った。仕事で得る技術力を詰め重ね、無線機を設計できるほどの技量を身にはつけたが、その時にはすでにアマチュア無線はやめていたし、仕事になってしまうと、そちらで満足してしまい、趣味でまでやろうという気にはなかなかなれないものだ。 先述したが、車でツーリングに行く際に、無線を使いたかったので、そちらで使うことはあった。まぁそのくらい。 中高生の時の運用では、VHFといわれる50MHzだったこともあって、通信圏内は大阪中心に近畿圏内、遠くても岡山・名古屋あたりが限界。夏の午後にスポラディックE層(Eスポ)が出ると、北海道と九州・沖縄が開ける。後はスキャッターと言われる現象があり、赤道方向にアンテナを向けると、コンディションがよいときには関東が開け、私が住んでいた市はあまり運用している人がいなかったので、パイルアップ(同時に多くの人から呼ばれる)になる経験もした。 海外は、たまにインドネシアやオーストラリアが開けることがあったので、何度かは交信したことがあったが、ほとんどなし。 やっていた期間総計で2000局くらいと交信した。4年くらいで熱は冷めたのだが。 何がアマチュア無線に引きつけるのか。まず知らない局と交信するどきどき感がよい。ノイズの中から聞こえてくる見ず知らずの声に呼びかけて、反応があるかと心配し、反応があり、交信が成立して記録として残るということに対するどきどき感。今再びやりたくなっている私の衝動の原動力は、子供の頃に心に刻み込まれたあのどきどき感を再び味わいたいということなんだと思う。 子供の頃に張った伏線を、一つ一つ回収する活動をこの10年くらいやっている気がする。結構楽しい。 [ツッコミを入れる]
1965|09|
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