K2さんの雑記
2003-08-18(Mon) [長年日記]■ Delphi オブジェクト指向プログラミング 復刊復刊ドットコムにより、堀越一雄さんのDelphi オブジェクト指向プログラミングが復刊しました。 対応Delphiが16bit版のVer.1であることもあって廃刊となっていましたが、Delphiのオブジェクト指向入門書として伝説的に定評があり、復刊が待ち望まれていました。 わたしもDelphiをいじりだし、オブジェクト指向に興味が出て、ほぼ最初に読んだ本です。オブジェクト指向の基礎と、それがDelphiにどうやって実装されているかの説明書としては逸品だと思います。復刊の冊数も少なそうなので、Delphi使いとしてはこの機会にぜひ手に入れておきたい一冊でしょう。 ただし、オブジェクト指向プログラミングを使った設計をどうすればいいのかというところには言及していないので、わたしはこの本を読んだ後、はたと路頭に迷ってしまいました。オブジェクト指向がクラスと継承と多態性でできていることはわかったし、それをDelphiでどうやって書けばよいかもわかった。Delphiが内部でどうやってそれらを実現しているかもイメージはつかめた。さて、それじゃぁ、アプリケーションを開発する上で、それをどう使っていいのかということへの手がかりが、この本には載っていない。 わたしをオブジェクト指向プログラミングに対して開眼させてくれた本は、定本*1の『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』(通称GoF)でした。 ちょっと抽象度が高くて難しくなるのですが、この本を読むと、アプリケーション実装に対するイマジネーションが刺激されて、アプリケーションを設計したくてたまらなくなりました。この本にふれて、はじめて「オブジェクト指向とはこういうことなんだ」というのがわかった気がします。 実は、DelphiのクラスライブラリであるVCLのソースを読めば、デザインパターンに則ったコードが存在するわけで、「VCLのソースを読む」というのも非常に勉強になります。が、膨大なVCLソースを読むというのもかなり暇のかかる作業です。必要なときに必要な部分を読むという方法は普段から実践するわけで、その中で実際のコードの書き方を学んでいくという形が自然かなと思います。 今更オブジェクト指向もないだろという気もしますが、復刊万歳ということで、2冊ご紹介しました。 *1 買った当時は、まだ定本ではなかったな。 ■ [BIKE]自転車通勤に慣れてきた現在の通勤路は12km。ゆっくり走って30分で走れてしまう。ちょっと物足りないな。ということで、もうちょっと足を伸ばせる通勤路を地図で物色。 地図ですが、プロアトラスWがmebiusについていたのではじめはそれを使っていたのだが、今はmapfan.netの10日間試用版を使っている。これいいねぇ。年間で3200円を高いと感じるか安いと感じるか... 地図を頻繁に見るなら割といいサービスだと思うけど、1200円だったら絶対登録してるな。インターネットの有料サービスって、だいたい「ちょっと高いなぁ」と思う料金設定が多いね。うちのソフトもそうだろうなぁ。 まぁそれはよしとして、で物色している通勤路だが、渡月橋を超えて今は三条通を東に向かっている。渡月橋で北上し、広沢池を左手に見ながら運行するコースで20kmくらいにまとめたい。次の休みにちょっと検討してみよう。 1965|09|
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僕はトレーニングでちょっと疲れ気味(^^; もう少しペースを押さえてやろう…と思っています。<br># ジョギングはそんなに疲れないんですけどね。
自転車で走るのはドーパミンが分泌されるせいか非常に楽しく、続きそうなんですけど、筋トレはつらくてきらい。続かない。<br>本当は、有酸素運動と無酸素運動(筋トレなど)をバランスよくやるのが良いのだそうですけど、私はまず運動不足を解消するところから始めないと。とりあえず体重を落として動きやすい体にしたい。