K2さんの雑記
2002-12-22(Sun) [長年日記]■ 移籍問題はほぼ終了?ノリ残留。 最後まで悩んだんだろうと思う。決定がこの時期になったのは、なんら批判されるべきことではない。最初から12月中旬以降じゃないと結論は出さないと言っていたし、本来1月下旬までに結論を出せばいいことになっているわけだから、結論を出した時期に関しては批判するところではない。 でも、いったん決まりかけていたメッツが、ほぼ決定したという事実をマスコミに漏らした(真偽のほどはさておき)ということで、一転近鉄残留をその瞬間に決めたというのは、なんかなーと思う。いったんふくらんだメジャーへの思いは、たったそんなことであきらめられるものなのか? もしメジャーに強烈なあこがれがあり、本当にメッツの破格の条件をありがたいと思っているなら、そのことに対して批判こそすれ、その瞬間に身を翻すことは可能なんだろうか。日本式の仁義に反すると言うことであれば、まぁそれなりに理由にはなりそうだけど、どうも不自然さがありありというか。 推測するに、やっぱり中村は、メジャーへの挑戦に対して、かなり尻込みしていたのではないだろうか。「中村ブランド云々」という中村の文言からは、松井への強烈な対抗意識や、近鉄という田舎球団(失礼)に所属していることから来るコンプレックスなんかがあったような気がするなぁ。で、それらに後押しされる形で一時はメジャーへの挑戦を決めた。だが、最後まで成績が残せるかどうかが不安だった。松井がヤンキースに決まり、活躍の場も同じニューヨークと言うことになり、自ずと比べられることになる。結局松井に対しても、コンプレックスから来る対抗意識なんじゃないだろうか。だから、その不安を解消できるちょうどいい理由が目の前に偶然ぶら下がった瞬間、それに発作的に飛びついてしまったのではないか。 星野さんの言うところによれば、17日までノリの気持ちは阪神には向いていなかったということなので、となると、結局メジャーと近鉄の間で揺れていたということだよなぁ。上記の推測通りなら、コンプレックスから来るメジャー挑戦であり、メジャーへのあこがれから来る挑戦ではないということになる。じゃぁ、結局、ノリはどこへ行きたかったんだ。FA残留を選ばなかった本当の理由は...? やっぱり、早期撤退をした、あそこが本命だったのだろうか? うーん、あんまり考えたくないことですね。ノリ側から蹴ったように見えたが、あのときはかっこよかったけどなぁ。松井が抜けた後の穴を、自分が埋めるという夢を見たんだという気も、今となるとあながち考えられないことはないなぁと。ノリって、今回の騒動見てても、すっごい子供だなぁって感じするから、そういう夢見そうな気がする。 つうことで、わたしの予想は半分はずれました。でも、結局収まるところに収まった感じ。終演はつまらない幕切れでしたね。阪神にとっては、これから取るであろう外国人にもよるが、かなりいい補強だったのではと、わたしは見ています。 来年も楽しみ。応援しましょ。 ■ C++C++Primer読み中。現在P618/1218。目標年内読破。一応予定通り。 しかし、こんなペースで読んで、C++が身に付くとはとても思えない...(^^; まぁ、C++とはどういうもので、どういうトピックがあるのかはわかるので、実際に使い出すときには、手がかりがたくさん頭の中にあるはず。これでよいのだ。 ■ RealForce106知り合いの方からRealForce106(東プレの16800円のキーボード)をお借りすることができまして、現在試用中。まず第一印象。このキータッチは異次元ですね。独特です。ただ、今まで使ってきた中では、富士通のFKB8520の方向性に非常に近いです。こちらはスプリング+メンブレンで、かなり軽いキータッチだったのですが、東プレはその方向性を極端に持っていった感じ。これに慣れれば、手のひらの疲れはかなり軽減されるだろうな。 使っているうちに、気になる点がいくつか出てきました。まず、あまりにキーが軽すぎて、必ず底打ちまで打鍵してしまう。たとえば、Justyの109の場合、キーがそこそこ重いので、底打ちしないで打鍵できます。このため、キーは重いのに、意外と疲労感が少ない。RealForceは、軽いので必ず底打ちしてしまう。底打ちしないように打つのはかなり難しい。となると、キーストロークが深かさがだんだん気になってくる。指を動かす範囲が大きくなるため、疲労が蓄積してしまう。押し圧の絶対値が小さいので、その部分では疲労は少ないのだけど、この可動範囲が大きいのが長期間使ったときにどう出るか。 もう一つ打鍵感に関する不満は、同じキーの二度打ちが難しいこと。キーが軽いので、2回同じキーを押すのに失敗することが多いです。これは慣れで解消するのかもしれない。 いや、すごくいいんですよ。今まで使ったキーボードの中で、文章を打つのが気持ちいいという感触はダントツ。で、これが2000円対16800円の価値の差となるかどうかは、今のところかなり微妙。高いからかなり辛口な感想になってしまうことは許してください。 最後は、指と手のひらの疲れがどの程度減少させられるかで、勝負は決まるでしょう。1週間ほど試用できる予定なので、使ってみます。 んー、でも、いい機会に恵まれました。感謝。 1965|09|
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