K2さんの雑記
2010-02-16(Tue) [長年日記]■ [本]稲盛和夫のガキの自叙伝稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)(稲盛 和夫) 開発者として出発したが、受け止める器が小さすぎ、飛び出して起業。その後、限られた時間の中によくこんなに詰められるなというくらいの密度の濃い時間をひた走り、そろそろ悠々自適かと思いきや、日本航空とは…… そういえば、あまりどんな人か知らなかったなと思って手に取った。稲盛和夫と言えば、信奉者は帰依するという表現がぴったり来るくらいのめり込んでいるようだ。その気持ちの一端でもわかればよいなと思って読んでみたが、本を読んでいるだけじゃよくわからないな。常に走り続けてきたことだけはわかる。 ものを成した人の話をいろいろと読んでいるが、大体共通しているのは、特に将来ビジョンが決まっている人はまれで、大抵目の前のことに真剣に取り組めば、その人の人となりが導いて、成功してしまったという感じか。20年後にこうなりたいからあれとこれをやろうと決めてかかると言うことは少ないように感じる。 一つには、将来ビジョンを決めて進むのは難易度がすさまじく高いということ、もう一つには、一人の成功者の影には日の当たらない何千人という失敗した人がいるということなんだと思っている。 ■ [本]わかりやすく説明・説得する技術読んだのはこっちだけど文庫もあるようだ。 わかりやすく説明・説得する技術 (PHP文庫)(小野 一之) そう、今読みたかったのはこういう本。 説得するためには納得が必要。そのためには、相手の身になって、持論を押しつけないで、相手の関心の高いことからはじめて、論理的に、そして相手に好かれることが重要。 特に、「相手の身になって」という点については、何度も繰り返し繰り返し出てくる。 短時間で読めるので、コミュニケーションに迷ったときにさっと読むのがよいか、じっくり読んで、本書で主張されていることを一つ一つ試しつつ進むのがよいか。どちらもありだと思う。 人間的に魅力がないと説得もままらならいが、魅力をアップするための3つのこつ。 相手の目を見てゆっくり話す できるだけ相手の名前を呼ぶ 相手の話を聞く ちょうどベストなタイミングでいい本に出会ったと思う。 1965|09|
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