今年の春季労使交渉(春闘)で、シャープの経営側と労働組合が合意した「500円賃上げ」の対象者が、35歳の社員だけだったことが20日、わかった。全組合員約2万5000人のうち、賃上げが行われたのは1100人だけという異例の内容。業界の競争激化で人件費を抑えたい経営側と、賃上げ獲得の実績がほしい労組の妥協の産物と見られるが、今後波紋を広げそうだ。
闘争内容は、組合員に対して広報されなかったのだろうか。
あまりにもお粗末というか、なんというか。