K2さんの雑記
2004-08-05(Thu) [長年日記]■ プルースト効果匂いと記憶のつながりについて。X51.ORGが、うさんくさい記事も構わず載せるサイト(それを特徴とするサイトだと勝手に思っている)ので、書かれている科学的検証についてどこまで信用していいのかわからないのだが。 確かに、匂いと記憶はつながっている。ある匂いを嗅ぐと、ある記憶というか、その時に感じた雰囲気そのものをリアルに感じられる瞬間というものを多くの人は経験していると思う。 私には、この効果は、この記事にあるように臭覚に際だったものだとは思えない。私自身についてなら、音楽の方が、この効果はより大きい。 このことについて語り合ったことのある友人は過去に一人だけで、母集団が2人であまりにも統計としては陳腐になるが、その友人は匂いの方が、その効果は強いと言っていた。人によって違うのか、私が特殊なのか。 松任谷由実の「守ってあげたい」を聞くと、高校一年生の夏をあまりに鮮やかに思い出す。光の加減、その頃の勉強部屋、高校の教室、友達の顔とか会話。このような曲が数曲から十数曲は、私には存在し、その存在を私は非常に大事にしている。すなわち、それらの曲をあまり繰り返し聞かないようにしている。繰り返し聞くと、もしかしたらその曲が記憶を呼び覚ます効果が薄くなるかもしれないから。 匂いについても同じような感覚はわかるが、ここまで具体的に説明できる例が、私にはない。ふとしたときにふとした感覚がよみがえることはあるのだが、この匂いがこれを呼び覚ますと、例をあげて説明することはできない。 私には、人間の五感にについて、同じような効果が備わっていて、人によってどの感覚が強いかが違うのではないかという仮説を今まで考えていたので、リンク元の記事の、「臭覚だけが特別」という論にはあまり共感できない。 [ツッコミを入れる]
1965|09|
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