K2さんの雑記
2003-08-05(Tue)■ [BIKE]自転車通勤2日目今日も行き帰りとも、12kmコース。 行き。1カ所道を間違えて、砂利に突入。そーか、あそこであっちに行かないといかないのか... ともうちょっと道が固定するまでには時間がかかりそう。 帰り。自転車道は細くて暗いから、あまりスピードが出せない。それとも慣れてきたせいか、あまり疲れなくなってきて、ちょっとつまんない...(笑) ライトがきちんと固定されていなくて、振動があるたび下を向くのには参った。家に帰って見てみたが、ライトの固定具がハンドルのバーの太さよりも太いようで、調整が利かない。何かかませないといけないかな。 最近の自転車の変速機は、ハンドルをねじる形で切り替えるタイプなのだが、なんか安物くさくっていやだな。かえってレバータイプの方が切り替えやすくていいような... [ツッコミを入れる]
2004-08-05(Thu)■ プルースト効果匂いと記憶のつながりについて。X51.ORGが、うさんくさい記事も構わず載せるサイト(それを特徴とするサイトだと勝手に思っている)ので、書かれている科学的検証についてどこまで信用していいのかわからないのだが。 確かに、匂いと記憶はつながっている。ある匂いを嗅ぐと、ある記憶というか、その時に感じた雰囲気そのものをリアルに感じられる瞬間というものを多くの人は経験していると思う。 私には、この効果は、この記事にあるように臭覚に際だったものだとは思えない。私自身についてなら、音楽の方が、この効果はより大きい。 このことについて語り合ったことのある友人は過去に一人だけで、母集団が2人であまりにも統計としては陳腐になるが、その友人は匂いの方が、その効果は強いと言っていた。人によって違うのか、私が特殊なのか。 松任谷由実の「守ってあげたい」を聞くと、高校一年生の夏をあまりに鮮やかに思い出す。光の加減、その頃の勉強部屋、高校の教室、友達の顔とか会話。このような曲が数曲から十数曲は、私には存在し、その存在を私は非常に大事にしている。すなわち、それらの曲をあまり繰り返し聞かないようにしている。繰り返し聞くと、もしかしたらその曲が記憶を呼び覚ます効果が薄くなるかもしれないから。 匂いについても同じような感覚はわかるが、ここまで具体的に説明できる例が、私にはない。ふとしたときにふとした感覚がよみがえることはあるのだが、この匂いがこれを呼び覚ますと、例をあげて説明することはできない。 私には、人間の五感にについて、同じような効果が備わっていて、人によってどの感覚が強いかが違うのではないかという仮説を今まで考えていたので、リンク元の記事の、「臭覚だけが特別」という論にはあまり共感できない。 [ツッコミを入れる]
2005-08-05(Fri)■ 600MHzでのデータ転送今回の仕事の一つの技術的なトピックは、「シリアルA/Dを使う」ということだった。私の作っている製品では、10bit〜12bit/40〜60MHzのA/Dコンバーターを数十個使うのだが、今まではデータ取り込みはパラレルバスを使って、40〜60MHzで転送していた。これなら普通のCMOSレベルで、まぁ高速といえば高速だが、普通に作れば問題なく動作するものができる。その代わり、データバスが一つのA/Dにつき10本から12本、これが数十個あるので、ものすごい数のデータバスが必要になる。 データバスが動くと、基板の絶縁部を漏れる電流が流れ、A/Dのフロントに回り込んでノイズになる。これが、アナログ・デジタル混在システムの永遠の課題だと言われてきた。 今回は、これを解決、いや少なくても改善できる案を採用した。それがシリアルA/Dである。1CHのA/Dから出力されるデータ線は一本だけ。この一本を使ってデータをシリアルに変換して送る。転送レートは12bit/50MHzで600MBPSとなる。普通のCMOSでは600MHzの転送はきついので、この信号線にはLVDSという差動ラインを使用する。差動ラインを使うと、ここに流れる電流はお互いに逆を流れるので、漏れ電流や漏れ電磁界打ち消しあう効果が期待できる。これでノイズが減るはずだ。 シリアル化されているので、受けではこれを600MHzでサンプリングして、パラレル化しなければならない。5年前なら夢の技術。これが今では、安売りされているFPGAでできる。その代わり、FPGAの限界性能を引き出す必要がある。かなり高度な技だ。 机上の計算だけで実験をせずに一発で試作したので、採用を決めた自分はびくびくものだった。もしこれがうまく行かなければ、へたすりゃ首が飛ぶ。こういう時でもなんとかなるやろうと考えられる私は結構楽天家。 で、今週一週間は、その受けの部分の動作検証を行った。問題点はいくつかあったが、わりとすんなり600MHzでのデータ転送とパラレル化に成功した。成功するためには、デバイスの選定やFPGAを使いこなすためのスキルなど、問題になりそうな選択枝はたくさんあったが、まぁうまくいった方だろう。 後は、演算回路をちゃんと動作させればよいのだから、私の担当する部分の山は越えた。後はプロジェクトリーダーの任に戻ることになる。 しかし、やはり実務はよいね。まだ10年実務やりなさいと言われても、全くオッケーなんだがな〜。 [ツッコミを入れる]
2007-08-05(Sun)■ 「事故調はひよっこ」福知山線事故説明会でJR西社長 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
意訳「そのひよっこな調査委員会の調査を元にした、事業改善勧告にのみ対応してお茶を濁しておけばよい」 事故調がひよっこだと言うなら、自社でより厳しい調査をして、事故が再発しないようにするのが、責任ある企業の姿ではないのだろうか。 また同様の事故が起こったら、事故調のせいにするのだろうか? どうもこの会社の危機管理能力は、何十年も前から反省も改善もないようだ。 [ツッコミを入れる]
2010-08-05(Thu)■ [本]産業人の未来
ドラッカー読書シリーズ3冊目。 理性主義と絶対主義の失敗と、保守主義による産業社会の構築の必要性を説く。 書かれた当時にドラッカーが提唱した産業社会は、アメリカと言うより日本で開花するかに見えたが、今また混沌としてきている。70年前に書かれた本に、それに対する考え方の原理が示されている。 「われわれは、分析においては革新的、理念においては理想的、方法においては保守的、行動においては現実的でなければならない」 ドラッカーと言えば「マネジメント」と聞かされ、マネジメント方法論を構築した人なのかと思っていたが、ここまで3冊読んできた印象は全く違う。この大きな視野からのマネジメント論の展開があるのだとしたら、それは相当大きな説得力を持って受け容れられることだろう。続けて読むのが楽しみだ。 [ツッコミを入れる]
2011-08-05(Fri)■ [本]知覚心理学―心の入り口を科学する (いちばんはじめに読む心理学の本)
2週間しか借りることができなかったので、つん読状態で読了。 興味深い。 以前、とぎれとぎれの音源データの間を補完して、とぎれていないように聞こえるようにする回路を作る仕事をしたが、この時にこの本があれば、理論的にいろいろ考えられたのにと思った。 あのときは、いろいろなアルゴリズムを適当に考えて実験して、なんとかものにした(特許も取得した)が、聴覚についての特徴をもう少し知っていれば、簡単にまた理論的にできたのにと思う。 世の中に錯視の話や例はよくあるが、あまり聴覚をだます事例はないから、予備知識も入ってこないのだが、この分野はかなりおもしろいはずだ。 [ツッコミを入れる]
1965|09|
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