K2さんの雑記
2004-06-04(Fri) [長年日記]■ 時間を作らねば橋田さんのことや、小6女児のことなど、ゆっくり考えたいことがあるのだが、時間的余裕がなくて、ニュースさえ見られない状況。職場でWebニュースを見るだけでなんとかやっている。 昨夜、少しだけ橋田幸子さんのインタビューを見たが、本当にりっぱな考え方、人前での振る舞い方、マスコミに対する対応の仕方を身につけた市民である。見ているこっちが言葉を失う。この感覚はなんだろう。言葉では表せない。 この間の拉致事件被害者のマスコミ報道でもそうだが、マスコミは話題性の高い部分を誇張して流す。だから、報道される側の真意が伝わりにくい。私も含めて、あの報道で、拉致被害者の人たちの考え方を誤解した人は多いはず。それも計算に入れた上で、公人として振る舞うのは非常に難しいと思う。感情があふれているときにそんなことができるかと。 現代において、日本人的なつつましさというものが忘れられ始め、感情のまま周りにあたりちらし、自分勝手で、他人が悪いと悪態をつく人が多い。場合によっては、一時の感情で人を殺めることさえやってしまう人がいる。そんな中だから余計に、橋田幸子さんの悲しみを内面に抑え込み、たんたんと、時には笑顔さえ挟みながら、人前で立ち振る舞う姿が、こんなにも人の心を打つのだろう。 なお、第二次世界大戦以降、日本で初の戦死者が出たということは、みんな認識しなくてはならない。もう二度と戦死者を出さない国を目指すのが、第二次世界大戦以降、日本の一般に認識された取るべき道だったはずだが、今年の1月から、明確に進路が変わった。戦争当事国になったのだ。革命的な変化があったことを、日本人は明確に意識しておかないといけない。 1965|09|
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