K2さんの雑記
2010-08-05(Thu) [長年日記]■ [本]産業人の未来
ドラッカー読書シリーズ3冊目。 理性主義と絶対主義の失敗と、保守主義による産業社会の構築の必要性を説く。 書かれた当時にドラッカーが提唱した産業社会は、アメリカと言うより日本で開花するかに見えたが、今また混沌としてきている。70年前に書かれた本に、それに対する考え方の原理が示されている。 「われわれは、分析においては革新的、理念においては理想的、方法においては保守的、行動においては現実的でなければならない」 ドラッカーと言えば「マネジメント」と聞かされ、マネジメント方法論を構築した人なのかと思っていたが、ここまで3冊読んできた印象は全く違う。この大きな視野からのマネジメント論の展開があるのだとしたら、それは相当大きな説得力を持って受け容れられることだろう。続けて読むのが楽しみだ。 [ツッコミを入れる]
1965|09|
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