K2さんの雑記
2004-01-27(Tue)■ 復帰とりあえずやっと出社できました。長かった... ■ 日本語ワープロここで話題になった一太郎。私もこの記事は病床で読んだ。 いやまぁ確かに、いまさら文章作成支援もないだろうなぁと。新たなコンセプトとしてこういうことを出して欲しくはないですよね。 ワープロを結局何に使うかというと、「軽めのレイアウトが必要な文書作成」。重めになると、最近はレイアウトツールなんかが出てくるので、通常ユーザーサイドでも最高級の文書(という言い方が正しいかどうかは別として)にワープロが使われるということが無くなってきている。 要は定型文書を作成したり、ちょっとした章立てのレポートを作成したりとか、そういう時に使用される。それ以外は、プレーンなテキストが使用される頻度が多い。もちろんこれはメールを中心とした文章。 デフェクトスタンダードとして、この分野にはMS Wordがいるのだが、こいつを使いにくいと思っている日本人はなかりの数になるはず。英語圏から来たこの超お節介野郎は、文書作成中にいらんことをいっぱいやりよるし、それをオフにできない(設定がない)。英語圏には、もともと桁という概念がないようで、その辺も日本語と親和性がない。 もともと日本語は、同じポイント数なら、桁がそろうというのが当たり前であって、この原則がやぶられるのは広告などレイアウトに意味のあるものだけのはず。 私もWordは使用しているのだが、ずっと「日本語ワープロ」を使用したいという希望は持っている。しかし社内文書のスタンダードがWordと規定されているため、一太郎等を使うことができない。 今後、PDFが中心になってメール等でもPDFをやりとりするのが基本になれば、メンテナンスを必要としない文書なら一太郎でもよいかとも思う。しかしAdobe Readerと改名したVer.6の起動重さ等を見ていると、PDF自体の開発コンセプトも???が付く。 いや、ほんとのところ、もっとワープロには選択肢があってよいと思う。現在は完全に市場が崩壊していると言えるだろう。個人的にはジャストシステムとか、日本語ワープロのメーカーに、もっと健闘してもらいたいところなのだが。 2005-01-27(Thu)■ 仕様書書きFPGAの設計書を一生懸命書いている。今回は100万ゲート4個で協調動作という、今までにない大きなものを作るので、それなりに設計が大変。 どーせ自分でコーディングするのだから、まぁだいたいでいいとも思うんだけど、ドキュメンテーションがなー。後から人が読んである程度概念を理解できるものにしておかないと。今の私の苦しみを後塵に味合わせるわけには....(笑)。 しかし、FPGAは安くなった。ちょっと価格は言えないのだが、100万ゲートなんて5年前には影も形もなかったし、たぶんあったとしても10万円クラスだぜ。今や100分の1に近い。それに、今回設計のFPGAの動作周波数は300MHzを超える。こんなものがこの手で作れるとは10年前には夢にも思わなかった。 この業界の進歩と来たら... 2006-01-27(Fri)■ SONYソニーについて、特に思い入れはないのだけど、やっぱりこれは悲しいね。 さよならAIBO:ソニーがロボット事業からも撤退 - Engadget Japanese いい意味でも悪い意味でも、無駄なことも結構やったソニーだと思うのだが、この状況下では無駄なことはできないな。そういえば、超科学の研究部門みたいなのもあったよね、その昔には。 私自身、意外とSONY製品は使っていなくて(別に嫌っていたわけではない)、カセットテープ用ウォークマン一台、CSチューナー2世代、N505(VAIO NOTE)のみ。あ、お約束のAM/FMラジオはSONY製だ。今でも野球中継を聞くために使ってる。 オーディオの単品コンポもたくさん買ったが、SONY製は一台もなし。8mmビデオデッキもSONY製じゃなく東芝製を持っていたし、こうして振り返ってみると、ちょっと意外。もうちょっと買っているかと思ってた。 個人的には、ぜひ復活して、また夢のあるSONYになってもらいたい。きっとできるでしょう。 追記 忘れてたよ、初代PS、PS2も追加。なんかアイデンティティがなー、私の中ではPSもPS2もSONYでは無いような気がする。 追記2 デジタルビデオカメラも忘れていた。これは2年ほど前に買ったもの。 まだいろいろ出てくるかもしれないが、やっぱり思ったより少ないのは事実。 ■ うちの娘が、宇宙の不思議について聞いてくることについて「どうして地球は丸いの」 「どうして宇宙は暗いの」 ……と、疑問を連発するのが日課になっている。親が困るのがおもしろいのか、本当に興味があるのかわからないのだが…… で、嫁さんと相談して、本を買うことになった。本日届く。 宇宙 (小学館の図鑑NEO)(池内 了/半田 利弘/大内 正己/橋本 樹明) 私も子供の頃には、小学館か学研かどちらか忘れたが同じシリーズの図鑑をたくさん読んだが、宇宙ものは特に好きで、その知識量は大人を驚かせたらしい。 ひょんなこと*1で、大学の卒業証書には、その手の学科の名前がついているが、今は別に人より知識が豊富なわけではない。 ま、うちの娘も、たまたまだとは思うが、とりあえずこの本を見せたらどういう反応を示すだろうか。 実は私がこの本を見るのが楽しみだったりするのは、ちょっと内緒。 *1 当時にすればとても「ひょんなこと」ですまされるわけではないが、今から思えば若気の至りですな ■ ITmediaニュース:EMC、「1台1ペタバイト」のストレージ発表テラの上はペタか。初めて聞いたかも。それだけ。 ■ 今日のほぼ日のダーリンの一言意地だとか、試練だとかというと痩せた行為に思える。 そうじゃなくて、「ほめられたかったんだよ」というのは、 笑顔を感じるんですよ。 赤ん坊や、犬やなんかとも共通しそうな無邪気さ。 ぼくも、そうなんですよ。 男って、ほめられたい一心で、 たいがいのことはやるもんなんですよ。 その通りだと思います。 ■ ライブドアの意外な一面まぁ連日すごい情報量。 その中で、 圏外からのひとこと(2006-01-27)「ライブドアが普通に技術系であることについて」 とか見てると、意外と泣かせるなぁと。こういう面も知っていれば、一概に嫌うものでもないなぁという気になってくる。 いやでも、もう状況的に、堀江さん復帰の目はないわけなんですが…… ■ 同期SRAMから同期FIFOを作るFPGAの中の話。 XilinxのSpartan3を使っているが、CoreGeneratorで作成できる同期FIFOが、2の階乗の深さしか設定できない。 私は、7168ワードのFIFOが欲しいのだが、8192ワードのしか作れない。この差の1024ワードは、BRAM1ブロックに相当する。 BRAMが足りなくて、7168ワードでぎりぎりという状況になることに昨日気づいた。いや、昨年の夏に作った仕様だったのだが、ぽかしていて、FIFOの容量を小さく見積もりすぎていたのよね。それが昨日わかった。結構焦って計算し直すと、7168ワードFIFOならぎりぎり入る。 仕方がないので、CoreGeneratorは使わずに、低レベルコーディングで、BRAMを同期型デュアルポートSRAMとして呼んできて、それを使って同期型FIFOを作って、現在のCoreGeneratorで作ったFIFOと置き換えようと考えた。 同期SRAMから同期FIFOを作る場合、書き込み側は外からのライト信号を非同期でSRAMに入れてしまえばよいから簡単なのだが、読み出し側は、アドレスを作ってからSRAMからデータを読み出すまで1クロックかかる関係で、FIFO出力として見ると、どうしても1クロック遅れてデータが出力される場合が出てくる。 仕方がないので、SRAMからデータを先読みして(次に読み出すデータのアドレスはわかっているので、先読みは可能)、それをバッファリングし、条件によってSRAMの出力とバッファリングしたデータをマルチプレクサで切り替えて、FIFO出力とすることで回避した。 ここまで6時間以上かかったよ。意外と難しかった。 今朝、動作確認をしてみたが、うまく動作しているようだ。 一安心。 2007-01-27(Sat)■ データの長期間の保存方法「物欲:1GB SDメモリーカード(技術:生活関連) / 科学ニュースあらかると - 一時使用メディアと保存メディア」 科学ニュースあらかるとは、いつも質の高い記事を書いてくださるので、ありがたいサイトだ。 でも、今日はちょっと気になる記事が。
HDDが壊れるリスクと、メモリカードが壊れるリスクは全く違うのではないだろうか。 HDDは、可動部分があるので、どうしても壊れやすくなっている。 フラッシュメモリのデータ保持期間は、一般に10年以上と言われていて、CD-Rと遜色がない(数字上は)。メモリカードが電子機器だとはいえ、寿命の短い電解コンデンサ等が使われていなければ、ほぼ半永久的に使えるはずで、その点CD-Rなどとは変わらない耐久性を持っていると考えるべきではないだろうか。もちろん、電気的に壊れる場合はあるので、正確には同等であるとは言い切れないのだが。 リンク先で推奨されているMOは、データ保持期間が50年以上と言われているようなので、MOに保存すべしというのは正解である。が、それでも50年を超える場合、消えてしまう可能性がある。個人的な経験では、MOのデータ保持期間とは別に、MOがフォーマットエラー等で使えなくなってしまう経験が何度もあり、感覚的にはCD-R等の方が安全であると感じている。 さて、本当のところ、数十年以上保持したいデータは、どうやって保存するのがよいのか。私は、それらのデータは「生かしておく」必要があると思う。つまり、HDDなどに置いておき、適切に定期的にバックアップして、器から器に移し替えていく必要があると思う。逆に、10年以上忘れられて放置されてしまうようなデータは、後から使えないと考えておくようにしないと痛い目に遭う可能性が高いのではないだろうか。 画像や音声の保存フォーマットも、時代が過ぎれば変わっていく可能性があるので、その都度その都度最新のものに変換してやる必要があるかもしれない。MOでさえ、50年後に再生機が生き残っているかさえはっきりしない。このような状況下では、本当に残したいデータは、たとえば適切に管理されたサーバーに入れておき、そのサーバーを適切にアップデートしていくといった方法で残していくしか、方法はないと考えている。 私が取っている方法は、現在のところ、RAID1でミラーリングされたHDDを使用したサーバーを立て、HDDを3台で運用。定期的にHDDを入れ替え、常にバックアップを1台分確保する。もし、3台のうち1台のHDDが壊れたら、新しくHDDを3台購入しサーバーを更新するというものだ。ここまでやれば、データ消失の可能性はほとんどなく、サーバーを更新していく限り、データは保存される。 少々お金はかかったが、サーバーまたはHDDのうちどれか1台が壊れるまで、次のサーバー更新は考える必要がないので、非常に安心だ。 このシステムについては、今まで小出しに書いてきたが、そのうちまとめたいと考えている。 2008-01-27(Sun)■ アンプのオーバーホール前にも書いてますが、今の私のオーディオシステムは、HD580をメインにした、ヘッドホンのみのシステムで、スピーカーで音楽を聴くことはほとんどないです。家族がいて、リビングでは子供のアニメとバラエティのTVがかかっているような状況では、スピーカで音楽を聴くことはできません。 最近、HD580がびびるようになってきました。これは、通常の音楽を聴く以外に、モニターヘッドホンとして別の用途に使っているために、ヘッドホンを傷めてしまったためだと考えています。嫁さんも一緒に使っていたので、同情してくれたようで、新しいヘッドホンを買ってもいいとおっしゃってくれています! ところが、もうHD580は生産中止のようで、おなじゼンハイザーのHD650を購入しようかと考えていますが(しかし高い!)、いろいろ考えると、どういうきっかけかわからないのですが、今使っているアンプをそろそろ買い換えた方がよいよなぁという気も起こってきました。 使っているのは、OnkyoのA-917という1990年発売の中級クラスのプリメインアンプ。ヘッドホン専用ではないので、ヘッドホンの回路にはたいしたものは使っていないだろうなと、ちょっと気になっていたのが一点。それから、最近トラブルが多いことも要因の一つ。トラブルは、まず入力セレクタが、勝手にかちゃかちゃと変わってしまうという点。これはかなりストレス。次に、ヘッドホン端子の接触が悪くなってしまったようで、最初に刺しただけでは、右チャンネルからしか音が出なく、プラグをぐりぐりといじって、やっと音が出るということが一つ。後、CDプレーヤーを聴いて見ると、CD直結の方が断然音がいいことにこないだ気づいたことが一つ。アンプを通すと、なぜか雲がかかったような音がしています。 実際には、PCに差し込んだOnkyoのSE-90PCIというサウンドカードから、このアンプを通してHD580で聴くという機会が一番多いため、このアンプにはちゃんと動作してもらわないと困るわけです。 で、ヘッドホンアンプを買おうかと、いろいろ物色していたのですが、文句なしに買える、そこそこコストパフォーマンスのよい機種がない。CDプレーヤと同じCECのHD53Rという機種が、値段もそこそこ(4万円弱くらい)でいいかなと思ったのだが、なんかボリュームががりったりとか、それが仕様であるとメーカーが回答したとか、左右のゲインバランスが安定しないとか、いろいろな不安な声が聞こえてくる(ネットで)。 ValveX SEという真空管アンプにもかなり心惹かれたのですが、この世界では安い方なのかもしれないですが、私にしてはちょっと高め(6万円弱くらい)。HD650は4万5千円くらいで買えますが、もし両方買ってしまうと、えらい出費になってしまう。 2週間くらい悩んで悩んで、出した結論は、たぶん(本当に自分の推論だけですし、思想は個人の自由です)アンプを替えたくらいでは大した変化はないだろうということでした。最後の最後の電気信号を音波のエネルギーに変換する素子の差に比べて、電気エネルギーを増幅する部分は、理論的には線形に増幅できれば、それ以上もそれ以下もないということ。確かに、たとえば真空管による味付けみたいなものは存在するとは思いますが、まぁ自分には無用なものだろうと。そんなに大した耳もないし。 ということは、今のアンプが完全に動作してくれれば、そのままでも特に問題ないなと。 ということで、だめもとでオーバーホールをしてみることにしました。(前にもCDプレーヤーで同じ事をして挫折した思い出がありますが)。 A-917のふたをとりはずし、前パネルをはずして、接触の悪いデバイスにCRC556を吹き付けまくり。その他、掃除や自分にできることをいろいろして、なんとかちゃんと音が出るようになりました。セレクタの不具合も、とりあえず今は出ていない。 これで、CDプレーヤーに直接ヘッドホンをつないだ時と遜色ない音が出るようになりました。 過去の日記で、
なんて記述があって、あぁそうか、昔試してみたことがあったんだと、この日記を書く前にやっと気づきました。このとき(3年前)は、まだこのアンプはここまでへたってはなかったんだろうなと。 とりあえず、なんとか不満なく音が出るようになってめでたしめでたし。 しかし、真空管アンプをつないで音楽を聴くと、また違った愛着のわき方というのを経験できるのだろうなと、ちょっとその世界もかいま見てみたい気も。心残り。 まぁCRCなんかで直してしまったので、そんなに長く保つものでもないし、 ちょっと様子を見てみて、もし調子がよいようなら、新しいヘッドホンの購入を検討することにしましょうか。 2011-01-27(Thu)■ 論理トレーニング101題論理力を身につけるための101題。基本的には文章を読んで、論理的に分析する、最終的には批判ができるようにというところまでを、練習問題で具体的にトレーニングしてくれる。 まず、接続表現について注目する。論旨と論旨の接続を、「付加」「理由」「例示」「転換」「解説」「帰結」「補足」に分類し、それぞれどのような接続詞が使われるかなどから、接続関係を捉える練習から始まる。 その後、論旨の展開方法を、「解説」「根拠」「付加」「展開」の4つに分け、文章の論理構成がどうなっているかを分析する。 その後、論証方法について考え、「演繹」と「推測」を分けて考える。 最後に「批判」について考える。「批判」は「異論」とは違うことや、批判のポイントについて解説する。 例文はわかりやすいものが多く、問題は楽しく解ける。じっくり取り組めば、よいトレーニングになると思う。 1965|09|
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