K2さんの雑記
2005-04-07(Thu) [長年日記]■ [音楽]You Must Believe in SpringこれでJAZZを聴きたいと発作的に思ってから、かれこれ10枚ほど聴いてきたわけだが、聴きたい音楽の方向はあらかたわかってきたように思う。ノー天気な明るいJAZZもいいけれど、少し憂いがあったり、翳りがあったりしないと、うまくはまらないようだ。 Bill Evansはやっぱ天才だと思う。Scott LaFaro、Paul Motianとの4作は名作であることはもうわかっているので、まだちゃんと聴いていないPortrait in JAZZとSunday at the Village Vanguardはそのうち聴くとして、とりあえず聴きたいCDが2枚ほどあって、そのうちの一枚がこれ。1977年録音。 なんと美しいんだろう。なんと悲しいのだろう。10枚ほど聴いてきたが、1回目から曲の印象がわかったと感じたのはこれが初めてで、なおかつ聴き進んでも曲の印象が変わらなかったのもこれがはじめて。わかりやすいんだと思うが、Bill Evansはいいなー。 これが好きな人は、ジョージ・ウィンストンとかサティとか好きなのかもしれないが、私はこの2者には全く合わないので、単に悲しいからとか、内省的だからとか、そういう類で好きなんじゃないんだな。メロディが自分に合うかどうかというのは、決定的に個人の嗜好であって、なぜ好きなのか、なぜ合わないのかはうまく説明できない。 JAZZの話に戻るが、まー、こーやって10枚ほど聴いてくると、おんなじJAZZと言っても、もー全く違う音楽なのであって、JAZZに入るのは難しいと言われる所以はここにもあるんだなーと納得してきた。 1965|09|
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