K2さんの雑記
2003-10-14(Tue)■ [K2E]K2Editor r.1.4.22β最近、文字コードのお話がいくつかあったので、ちょっとがんばって機能追加。
一つ目は、たとえばHTMLを作成するためのフォルダでは、EUC+LFに固定したいとかいう場合のための機能追加。そのフォルダのフルパスと-oe -rnというオプションをoptファイルに書いておけば、そのフォルダのファイルをK2E.exeで開くときは、必ずEUC+LFモードで開くようになります。3番目の機能追加で固定モードとなるので、そのK2Editorから開いたり新規作成した場合は、コードは固定となります。 二つ目は、あれ、なんでなかったのという素朴な疑問から付けました。おかしい、なんでなかったんだろ。 三つ目は少し触れましたが、起動オプションで文字コードと改行コードを指定すれば、文字コード・改行コード固定モードとなる機能。固定モードと言っても、通常と変わるのは、(1)新規作成時、固定モードを引き継ぐ。(2)ファイルを開く場合、固定モードを引き継ぐ。くらいの機能しかありません。 なぜわざわざこんなモードを用意したかというと、単に引き継ぐようにすると、ユーザーが誤操作する可能性が高いからです。たとえばLFモードに変更しておいて、ちょっとCRLFのファイルを編集したくなって、そのK2Editorから開いたとき、LFモードになっていると、保存するとコードが変わってしまう。だから、固定モード時だけコードを引き継ぐ仕様にして、固定モードはステータスバーに色づけして目立つようにし、できるだけ誤操作をなくすように気を配ってみました。それでも誤操作する人出てくるような気がする... ところで、最近、K2Editorの検索・置換が速いという噂がちらほら。種を蒔いてから1年でやっと芽が出るのか... 一旦ついてしまった印象というのをぬぐうのは難しいと言うことを実感しました。昨年、検索・置換に関しては全部作り替えて、以前とは比べものにならないほど高速化し、以前よりは正規表現をまともにしたのでした。そうそう、起動も速くなっているからね。全部昨年の開発事項ですけどね。 それから、K2Editor++はどうなったかという話もちらほら目にしますが、現在ほとんどタッチできていません。それから作者が本職上、実務の割合が下がっていると言うこともあって、タブ型エディタが以前ほど必要なくなっているという状況もあって、本当にやるのかどうか怪しいところがあります。 スクリプト付きエディタの開発はやりたいのだけどね。でもスクリプトで高度なことをやろうと思うと、1プロセス複数ファイルは実現しなければいけない仕様で、これにはタブ型がもっとも適しているのですわ。開発仕掛けのタブ型の基本クラス連携は出来ているし、ウィンドウの数もいくつでも増やせる機構なので、できれば高機能なものにはなるんですけどね。 まぁ、とりあえず日本シリーズが終わってからねというのは、当たっている予想...(^^; 本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
2004-10-14(Thu)■ 粘土のピクミンピクミン2のポスターやCMで使われているアートワークの紹介。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地。 むちゃくちゃきれいに作りますねー。かわいいし、すばらしい。 第2回では、読者から応募のあった背景写真にピクミンを合成しています。 きれいでちょっと感動してしまいました。ソフトクリームのがお気に入りです。 [ツッコミを入れる]
2005-10-14(Fri)■ 秋秋です。天高い。 ■ フォトレポート:マイクロプロセッサ版「ウォーリーをさがせ!」技術者のいたずらはたまにあるし、めずらしいことではない。自分の作った製品に、こっそりサインを隠したり、イースターエッグと言われるようなソフトウェアに組み込まれたりするものも有名だ。 これはIC内部のアートワークに絵を描いたもので、私もちょっとびっくりした。これはちょっとリスクが大きいのではないだろうか。知っている人はほとんどいない割には。その証拠に、このページの一つのICは、絵のために動作不良が出ていると言うことらしい。 でも単純にきれいだ。探す方も探す方だが、見つけたときの感動は大きいだろうな。 ■ 疲れているここまで長引くとは思っていなかった設計・デバッグが、やっとそろそろ終わりに近づいている。しかし、まだ終わったわけではない。 ここに来て、疲れが回復しなくなってきた。同じ設計にもう4ヶ月ほど没頭している。ストレス的な疲れではないので、これだけ長くやれているのだが、いい加減疲れがたまっており、一日寝たくらいでは回復しなくなってきた。歳のせいかもしれないが。 長く休むしか疲れを取る方法はないのかな。3連休程度でも回復しないし、一週間も休むわけにはいかないし。 休まずに疲れを取るには、普通の作業に戻って、1ヶ月くらいかかるかもしれないな。 ■ 「村上はん、分かってまっか?」 全国虎党、巨人ファン上回る2053万人村上氏の言う「阪神ファンによる上場可否の投票」を正確にやろうと思うと、2000万人による投票ですか? ほとんど国民投票ですな。 [ツッコミを入れる]
2009-10-14(Wed)■ 岩本隆史さんの技術者魂に心が震えた - ただのにっき(2009-10-13)元記事: htmlspecialcharsに関する残念なお知らせ - 岩本隆史の日記帳 開発の立場は、開発の立場に立ったことのある人しか本当のところはわからない。だから、開発者と開発をしたことのない人はどこまで行っても交わることはない。 あ、でも、オンラインソフト開発なんてやると、開発をしたことのない人のバグレポートは欠かすことができなくて、いかに多くの人を開発プロセスに引き込めるかで、そのソフトの品質が決まると行っても過言ではないところがある。だから、私も昔、開発に引き込むためにあの手この手で、開発者じゃない人もここにいて欲しいというメッセージを発し、楽しくなるように持っていって、なんとか継続的にいてもらうような方策をいろいろ考えた。 やっているうちに、もともと開発者じゃなかった人も、バグレポートを書くことで開発者になっていくんだなとそのときに思った。メーリングリストやらBBSやら、もっと昔ならフォーラムの会議室なんかで、延々開発プロセスを続けると、そのコミュニティーの開発力は上がっていく。その過程が、私は楽しかった。 そうなると、もともとユーザーでしかなかった人も、開発者の立場というのがわかってくるようになる。そうすると、バグを直すというのがどういう行動なのかが薄々わかってくる。バグを報告するという行動がどういう意味を持つのか、どういう負担を引き起こさないでどういう生産性を生むのかがわかってくる。こうなると、もはや「バグを直してもらったら、感謝のメールを書きなさい」なんて無粋なコメントは発しなくなる。 本当にこれはやった人じゃないとわからないと思う。むしろ「バグを直してもらったら、感謝のメールを書きなさい」なんていう人の方は、開発のことを知らなければ市民としては真っ当なのだろうし、それで相手が怒ったら「???」となりますよね。そこからその真っ当な市民に対してどういう態度を見せるかは、それぞれの人で反応が分かれるんだろうけど、公の場でやっていれば、自分の態度が周りにどう映って、ゆくゆくどういう影響を与えていくのかまで計算しているのは当然でしょうね。 [追記]岩本さんにブクマコメントをもらったので、元記事をリンクを張りました(13:05)。 [ツッコミを入れる]
2011-10-14(Fri)■ [本]利他学人はなぜ利他的な行動を行うのかについて、主にドーキンスの説に則って検証していく。血縁縁者に対して利他的な行動を取った方が遺伝子を残しやすいというのはわかりやすいが、赤の他人に対してはどうなのか等も、検証していく。いろいろな学者の説や実験結果を引き、また自身の実験データの紹介も行っていく。人間行動進化学とはどんなものかを知るのにも良い本。 筆者は自分から本を書くような人ではないとあとがきに書いているが、いやいや非常に文章がうまいし論理展開も明確で、また知識がない人にわかりやすく説明する技術にも長けている。 他に2冊ほど本を出しているようだが、これからも執筆活動も続けて欲しいと思う。 1965|09|
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