K2さんの雑記
2009-09-04(Fri) [長年日記]■ [本]パリ左岸のピアノ工房パリ左岸のピアノ工房 (新潮クレスト・ブックス)(T.E. カーハート) 実は、ピアノを買うことになった。 娘がピアノを習いだしてから5年、私がピアノを始めてから4年、嫁さんがピアノを再開して4年、ずっと電子ピアノを使ってきたが、いろいろと思うところがあって、もう電子ピアノは限界だろうということになった。 この一月ぐらい、我が家の話題はピアノ購入談義一色。その顛末については、また書くかも。なお、まだピアノはうちにはない。 そんな中でこの本を読んだ。筆者は50過ぎのアメリカ人だが、世界中を回って、このときはフランスにいる。一見さんお断りの世界で、ピアノ工房のお客になる顛末から、調律師のこと、ピアノの歴史、種類、音色のことなどがコラム風に書きつづられていく。ノンフィクションだが、フィクション風。フランスの風景や、その時々の場の雰囲気が感じられたり、音が聞こえるような気がしたり、味わい深い。 この本で、イタリアのフィツィオリというメーカーについてはじめて知った。日本にもショールームができているようだが、一台一台手作りで、超弩級の値段。本の中では創立20年というから非常に若い会社となっている。チャレンジャブルで、4本ペダルのピアノを創っている。人によってはスタインウェイより評価が高く、そして値段はスタインウェイより高い。 一度お目にかかりたいものだ。 1965|09|
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