K2さんの雑記
2005-05-11(Wed) [長年日記]■ 多国語で書けるブログはどこ?ひさびさにたださんところを見て、この記事が話題になっていることを知った。こういう人いますよねー。煽って自分の思いを実現させようとする人。この手の煽りは大抵失敗する。特に作者からは見向きもされない。周りで煽りに乗る作者以外の人はぼつぼつ現れて、スレッドになることもあるね。 たださんもよくわかってらっしゃる。 「多言語化が必要な人の"キモチ"をわかって欲しい」のなら、煽り口調でなく、最初 からそう書くべきだ。あれでは反発だけされて、得るものはないだろう。プログラマ という人種は冷静で論理的だから、あんな煽りに乗せられるような単細胞は少ないは ずだ。それに、頼まれたらイヤと言えないプログラマは数多けれど、けなされて奮起 するプログラマはそういない。基本的に繊細なんだよ、彼らは。 私なんかはひねくれているから、そういう煽りを見れば、即「自分で作れば?」と返すだろうな〜。こういう問題は、「こういうものが欲しいよ〜」と声高に言って、善意の人がやってくれるのを待つ方が、よほど効果があるのだよ。 しかし、音のブログってのもあるのだねー。4分も聞いちゃったよ。すごいつらかったよ。文字面なら30秒の記事でしょ。いや、内容はあまりないから、もっと短くなるはずだ。人の時間を無理やり拘束しないでほしいね。口調なんかも嫌みな感じがして、全く逆効果だと思います。(まぁ聞く聞かないは自由なんで文句を言う筋合いはないんですけどね)。 ■ 現場作業を極めないほうが出世する、の法則概ねすのこさんに同意ですが、「技術スキルが高い人に仕事を押し付けるのがうまい人」という表現だけはなぁ。技術スキルが高い人だけを使って仕事をすると、絶対に仕事はうまく回らないので、「技術スキルが高い人に仕事を押し付けるのがうまい人」が出世するというのは間違い。 正確には、各担当の技術スキルを把握して、それよりも少しだけ上の仕事を分配することが上手な人が出世するのです。揚げ足取りのようでごめんね。 原典は、一技術者の愚痴だから*1、まぁ「技術スキルが高い人に仕事を押し付けるのがうまい人」という表現を使いたくなる気持ちは、ひじょーによくわかる。そういう人はずるく見えるしね。でも実際には、それではチームのモチベーションは保てないのであって、それだけの人はマネージャーになった時点で終わる。 チームを機能させるには、野球チームの監督と同じで、チームの構成員のモチベーションをあげながら、教育もし、目の前の仕事をチームに処理させ、敵にうち勝っていかなければならない。辛い仕事ですね。 私も生涯一技術者というスタンスには非常にあこがれるが(たぶん、それが自分を一番生かす道だともわかっている)、実際にはなかなかそうは問屋がおろさないわけで、どっかで視点を切り替えなければならない。製造業に携わることは同じなのだから、パラダイムシフトはできるはず。それをおもしろいと思わないといけないと、最近は考えるようになった。実務にしがみつけなくなる時まで、もうカウントダウンに入った感じがするので仕方ないし。 いわゆるスーパーエンジニアにならなければ、今の日本ではどっかで切り捨てられる。 *1 ごめん、一技術者というような人とは違うんだな... でもそれだったら、このレベルの記事を書く人にコンサルタントに入ってもらいたくはないな。 1965|09|
|
//
自己紹介
自己紹介
広告
計るだけダイエット
つっこみリスト
TrackBacks
日記仲間
な/
す/
ひ/
最近の日記
|