K2さんの雑記
2005-01-21(Fri)■ 苦悩今年になってさらに本業が忙しい。 うちの課では、現在プロジェクトが4本走り、そのうちの一番大きい1本の面倒を見ているわけだが、わたしは課のマネージャー(正確にはアシスタント的なマネージャ)でもあり、課全体の面倒も見なければならない。ここに大いなる矛盾がある。 課のことを考えれば、やむを得ず業務を自転車操業的に回しているので、プライオリティはどうしても小物の方が上になる。いろいろな他部署が小物に対して圧力をかけてくる。そこにリソースを割かなくてはならない。そうしないと業務が回らなくなってしまう。 一方でプロジェクトリーダーとしては、なんとか自分のプロジェクトにリソースを引っ張ってこなければならない。今の状況はもう結構ぎりぎりで、プロジェクトメンバーの全精力を、これから約1年の間注ぎ込み続けなければ成功しないことが見えている。しかし、グループマネージャーとしての立場から見ると、このプロジェクトにかけられる精力は、せいぜい40%というところか。 こういう二面的な見方をしなければならないのはある程度仕方ない。それはそれで誰しもこの立場に立てば持つ苦悩だろう。しかし、どうもおかしいのは、業務の評価がプロジェクトの成功に偏っているところなのだ。いくらグループマネージャーとしての仕事をしても、私の立場ではそれはあまり評価項目にはならないらしい。プロジェクトを成功させるというのがかなり大きなポイントのようだ。 リソースを取り合う他のプロジェクトリーダーは、全体のことなど考えず自分勝手に振る舞っているように見える。プライオリティを盾にリソースを要求され、私は泣く泣く自分のプロジェクトの仕事を後ろにずらす。 仕事の仕方としては「自分のプロジェクト勝手」でよいのだろう。評価ポイントから考えて会社もそういう風に仕事しろと言っているように見える。 他人を思いやる人・全体を見る人の方が損をする。まー、資本主義社会はそーだよと言ってしまえばそれまでなのかもしれないが。 また別にプレイングマネージャーとしての苦悩も大いにあるのだが、それはまた別の機会に。 ■ USB付きミシンが登場今までなぜなかったのかという気もするが、世の刺繍好きに朗報です。 2006-01-21(Sat)■ [tDiary]tDiaryをバージョンアップ今頃とおしかりを受けそうだが、今頃2.0.2にアップした。 amazonプラグインもうまく動かなくなっていたし、その辺をちょっとなんとかしたいとは思っていたのだが、やっとできた。 ■ この歳になって、こんなものを勉強する羽目になるとはPCIバス&PCI‐Xバスの徹底研究PCIバス&PCI‐Xバスの徹底研究―電気的特性の基本からバス・プロトコルの詳細まで (TECHI) これはほとんど読んだ。わかりやすかった。PCIバスって、すり込みイメージとして「難しい」というのが私の中にあったのだけど、それほどでもない。しかし、66MHzで動かそうと思うと、FPGAではかなりしんどいな。 次は、「PCIデバイス設計入門―PCIバスの原理からHDLによるIC設計&デバッグ手法まで」 PCIデバイス設計入門―PCIバスの原理からHDLによるIC設計&デバッグ手法まで (TECHI (Vol.3)) を読むつもり。改訂新版が2005年4月に出ているが、Amazonでは手に入らなかった。クロネコヤマトのブックサービスではOK。少し見たが、PCIバスプロトコル自体はさらっと流してあるっぽくて、その辺は先の本の方がよさそう。 WindowsXPデバイスドライバプログラミング 入門と実践WindowsXPデバイスドライバプログラミング 入門と実践(浜田 憲一郎) WDMドライバの本は、限られてしまうようだ。この技術をものにするのはかなり難しそうだが、とりあえずこの本を読む。これを読んだ後にオネイの本を読むつもり。 実際にPCIボードの回路図を引いて、PCBを設計して、ドライバを作成する過程の中で、どれをやるのかはまだ未定。全部やるかもしれないし、仕様書だけ作って外に投げてしまうかもしれない。が、どちらにしても知識だけはいるので、ちょっと勉強しまくることになる。 まー、この歳になって、こんなこと(それもかなり高等な技術の勉強)なんかしていてもよいのだろうか。20代の人にやってもらいたいのだが、残念ながらうちの主力は、ほとんどが40近くになってしまっているし、当分現役でいなきゃいけないような雰囲気もある。 しかしある日突然現役引退の引導を渡される可能性もなきもしもあらずで、私自身にも来年自分が何をしているかよくわからないという感じなのだ。 1965|09|
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