オーディオをいじりたくなる衝動は突然来る。
たまたまYouTubeで、創造の館
の動画がおすすめに表示されていろいろ見ていたら、スピーカーの高さがどう音質に影響するかなどが説明されていて、いろいろ目からうろこだった。
今はDaliのSPEKTOR1をデスクトップ直置きにしていたので、とりあえず持ち上げてみることにした。目的は、(1)ツイーターを目線の位置くらいに上げる (2)ウーファーをできるだけ机上から離す の2点。SPEKTOR1に合う目的を達成できるスピーカー台を探してみたが、下記のキクタニの25cmのスピーカーダーがサイズ的にはぴったりのようだ。
金属製のもので、天板には折り返しの金属加工がされている。部品はこんな感じ。
加工精度はあまりよくないので、ネジは丁寧に締め付けよう。ねじ頭はサラが切ってあって隠れるようになっているが、精度がよくなく少し飛び出るので、ゴム脚を使うのは必須。
組み立ててSPEKTOR1を置いてみた。逆さ置きにするとちょうど目的が達成される。
ただし、スピーカー台は、底板の方が小さく、少し不安定なので、最終的にひっくり返して使うことにした。
また、昔買ったサブウーファーが余っていたので、これも導入することにした。ヤマハのYST-SW45という20年くらい前のモデルだ。20cm口径の70W出力で、仕様的には現行機ではNS-SW050に近いか。ただし、こちらは出力が50W。これ以上のものはレイアウト上導入が難しいので、とりあえずこいつで現状は満足しておく。
AI-301DA-SPにはサブウーファー用のプリ出力もあるので、これにつなぎ音を出してみたが、うまく設定すれば低域の補強をしてくれ、なかなかいい音になってきた。
その後、サブウーファーも台に乗せた方がよいだろうと、もう一台スピーカー台を導入。サウンドハウスのオリジナルブランドのCLASSIC PROシリーズから選択。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MST モニタースピーカースタンド
サブウーファーだけでかくてちょっといびつな感じだが、ディスプレイで隠れてしまうので、見てくれはあまり気にしない。
3mのRCAケーブルも自作で調達。
その後、WaveGene(https://efu.jp.net/)で、正弦波を出しながら、30Hz~200Hzくらいで一番素直に耳に届くよう、サブウーファーのカットオフ周波数とボリュームを調整。SPEKTOR1はかなり下まで出るので、80Hzくらいから補ってやれば十分だった。カットオフ70Hz、ボリュームはちょうど真ん中くらいに固定。
低音は、奥行き方向の定在波が立っているようで、100Hzくらいで定在波の節部分が視聴位置に来てしまう。今のところ避ける方法がないので、これは放置とする。
今回、WaveGeneでいろいろと調べてみたのだが、AI-301DA-SPの小音量域のボリュームの挙動があまりよくないことが改めてわかった。これは、前の記事、
でも書いたが、アナログボリュームで、可変抵抗器の設計上の選択と質自身に問題がありそう。こうなるとDENONのPMA-60と比べてみたくなるのが心情で、今回の衝動に合わせて導入してしまった。それはまた次の記事で。
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