長いことPCを触っているけど、今までLANケーブルを自分で作ったことはなかった。そんなに高いものでもないし。
今回、ちょっと長めのLANケーブルを使う必要が出そうだったので、今まで手を出さなかったLANケーブルの製作も一度経験してみようかな。
例によってAmazonで工具・部材を集める。まず圧着工具。安いのでよいという話もあったが、あんまり安いのもと思い、以下のAMPCOMのを購入。
ケーブルチェッカというものも必要らしく、これは以下のものを。
ケーブルは、CAT5eクラスで100m巻。日本製線で3,740円というのはそれなりに安いのかな。色は白を選択。
コネクタは、ロードバー付きが組み立てやすいということだったので、その中でも安かったAMPCOMのもの。50個入。
さて、部品は全部揃ったので試しづくりをしてみた。まずは何も見ずに適当に作ったら……
一応できるにはできたが、圧着もうまくいっているかわからないし。引っ張ったら抜けた(笑)。あまりにもよくわからないので、これはちょっと調べなきゃということで、まずはコネクタのAmazonのページで、以下の図をダウンロード。
これがまたよくわからない。ロードバーの形も全く違うように思えるし。接続の仕方はT568AとT568Bというのがあるらしいが、これもどちらを選んでよいかわからない。
それでいろいろググって、以下のページを参考にすることにした。
ここはよくまとまっていそう。
もう一度作り直し。まず、接続方法はT568Bを使う。必ずしもツイストペアを隣に配置するわけでないので、そこは注意。
ロードバーは、突起のある部分を下にして、突起側から差し込む。差し込み方は一本ずつワイヤーを曲げて刺していく。
全部ささったら、ロードバーをケーブルシース側に押し込んで、はみ出たワイヤーはニッパでカットする。
突起部分を下にして、コネクタに差し込む。
その後、圧着工具でかしめる。きれいにできた。
さて、ちゃんと接続できているか、チェッカでチェックする。チェッカの電池(9Vの角電池006P)をつないで、電源をONにして、親機と子機にコネクタをつなぐ。
1ピンずつ接続確認をしてくれる。この親機と子機は分離して、別の場所でも動作させられるらしいので、2つのコネクタが離れていてもチェックできそう。
実際にケーブルを使ってみたが、問題なく動作できた。
最初は作り方が全くわからなかったが、できてみるとそんなに難しくない。楽しいので、おすすめ。
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