(追記あり)アイリスオーヤマの加湿器KSHM-260RA-Wを導入

生活

昨年12月の半ばくらいに本格的に気温が下がり、仕事部屋の中の湿度が25%を切った。体感の寒さもかなりひどくなった。加湿器を入れれば改善されるかもと思い、導入を検討。

販売されている加湿器には、大きく分けて超音波加湿とスチーム加湿があるが、超音波加湿は霧状の水滴を部屋に散布するため、どうしても部屋に靄がかかるようになる。これは避けたかったのでスチーム加湿方式がよいだろうと考えた。ちょうど象印の魔法瓶型(笑)スチーム加湿器が話題になっていた。手入れが超絶簡単との触れ込みで、他のスチーム加湿器は手入れが大変なのかと逆に知る。象印のものは話題になって品薄もあるのか、1万円以上(高いものは3万円)するし、消費電力が900W超で電力食い。魅力はあるが、価値に対する価格が難点。

ちょうど娘がアイリスオーヤマのスチーム式加湿器KSHM-120RAを導入していたので、試しにちょっと借りてみた。いい感じに加湿されるが、湿度は35%くらいまでしか上がらなかった。部屋の大きさはマンションタイプの6畳。同じアイリスオーヤマのKSHM-230RAだとちょうどよさそう。値段もヨドバシで3,480円だったので、これを導入することに決めた。

水を入れて電源を投入、リセットボタンを押せば後はおまかせ。

公称加湿時間は9時間。だいたい半日くらいは保つのでずっと加湿するには日に2度水を供給する。タンクが分かれるので、水道水をタンクに供給するのは簡単。少し煮沸時のグツグツする音が聞こえるが、特に大きいわけではない。蒸気は温かいので、人間の近くに置いておくとよい。

部屋内の湿度は50%~60%に保つことができる。消費電力量は公称で210W。補助暖房器具として見るとまぁ許せる範囲。

使用感はすこぶる良いので、後はメンテナンスがどれほど大変かで評価は決まる。通常のスチーム式であれば、適当量の水をヒーター部に供給し煮沸し蒸気を得る。そのため水道水に含まれるアルカリ塩が結晶化するので、それが汚れになる。これが解決できればメンテナンスフリーになるが、それを達成したのが象印の魔法瓶方式。ただし全量の水を沸騰させるので電力量が膨大。ちょっと導入には躊躇する。

本製品の取扱説明書では、2週間に一度本体を分解清掃、ヒーターをクエン酸水で煮沸洗浄するよう指示されている。しかし娘はメンテナンスしたことないと言う。大丈夫なのだろうか。

まず常に24時間加湿し続け一週間。すると、すでに水タンク下に黄土色の汚れが析出していた。水洗いだけすることにしたが、アルカリ塩の量がかなりあり、洗っていた洗面台の排水口が詰まってしまった。流水だけでは落ちないので歯ブラシ等で少しこする必要があるが、本体のヒーター部の形状が結構ややこしくきれいに清掃するのは難しい。またヒーターにこびりついた塩は取り切れない。流水洗浄は排水管にゴミを流すことになるので、やめたほうがよさそうだ。まずはティッシュ等で除去できるゴミを除去し、その後に清掃するべきか。

この状態でもう一週間使い続け、クエン酸水でのメンテナンスをやることにした。さて、一週間後の状態は。

水タンクをはずした状態

水タンクをはずした状態。なぜ水道水からこんな色の汚れが出るのだろうという汚れが析出している。アルカリ塩だろう。

かなりアルカリ塩が析出した状態。本体を分解すると、以下の部品に分かれる。

部品はとりあえず水洗いする。左側の一番下部の部品はかなり汚れているが、塩はティッシュ等で取り除き水洗いしたが、完全に変色は取れなかった。右の2点はほぼ目に見える汚れはないので水洗いだけですませる。

本体にはかなり塩が析出している。一番奥にセラミックヒーターが配置されている。ティッシュで塩をできるだけ取り除き、水洗いせずにクエン酸煮沸にかけることにする。

クエン酸水

クエン酸水は5%。クエン酸16gに水300CCが指定されている。

クエン酸16gを測り300ccの水で溶かす。これを本体に注ぎ、電源を入れ、1時間運転する。

クエン酸で中和することでアルカリ塩が溶け出す。ヒーターにこびりついた汚れもきれいに落ちた。これなら本体部分は、特にティッシュ等で塩を落とす前作業をしなくても大丈夫かもしれない。

さて、そこそこ大変な作業ではあるが、できない作業ではない。また取扱説明書には本体清掃、クエン酸煮沸共に2週間に一度とあるが、本体清掃は毎日した方がよいのではないかと感じた。毎日するなら、水洗いだけでよいと思われるので手間も半減する。とりあえず本体・部品水洗いを毎日、たぶんそれだけではヒーターの汚れが取り切れないので、クエン酸煮沸を2週間に一度で回してみようと思う。

さて、1/2現在、本製品は手に入りにくくなっているようで、ヨドバシでは販売終了、他のサイトでも5000円以上している。アイリスオーヤマの製品はあまり連続生産せずにスポット生産売り切り型のようで、価格の変動が激しい。スチーム式加湿器は構造が簡単で、他のメーカーからもいろいろ出ているので、この製品にこだわらなくてもよいと思う。基本スペックだけ最後に記しておく。

  • 消費電力:210W
  • 加湿量:約260ml/h
  • 加湿時間:約9時間
  • 適用床面積:木造和室約4畳・プレハブ洋室約7畳
  • 水タンク容量:2.4L
  • 寸法:幅150 奥行245 高さ280mm
  • 製品質量:1.2kg

追記(2020/1/16):毎日水洗いをすればお手入れは楽

前回のお手入れは、アルカリ塩の析出がかなりあったので、2週間に一度のクエン酸処理の手間が結構かかった。毎朝、水の補充時に本体水洗いをさっとすれば楽になるのじゃないかというのが気づきで、この2週間はそれを実行してみた。

毎朝の水洗い時には塩の析出は少ない(ほとんどない)ので、ささっと水で洗えばOK。で2週間後のヒーターの様子はこんな感じ。

かなり汚れた感じになっている。また分解する部品について、この上にかぶせる部品も結構汚れる。で、今回はクエン酸を入れての煮沸は、この部品込みで行った。

5%クエン酸水溶液を作って、1時間運転。今回は娘の半分の容量のものも一緒に処理をした。

処理後は以下の通り。きれいに落ちている。

これなら特に苦にならないので、無理なくお手入れできると思う。

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