ATOKで変換キー・無変換キーを日本語入力オン・オフに割り当てる

PCネタ

最近、以下の記事をたまたま見かけた。

Windows10で日本語入力の切り替えストレスが減る設定方法
筆者が知らない間に、Windows 10の入力環境は生まれ変わっていました。少々大げさな書き出しですが、「アプリを導入して、キーの割り当てを変更する...

MS-IMEで、日本語のオンオフを変換・無変換キーに割り当てるという記事で、Windows10の2020/5のアップデートからできるようになったとのこと。類似の記事を検索してみると待望の機能だったようで、紹介記事がたくさんある。

さて、我らがATOKなのだが、元々ATOKのデフォルトキー割り当ては、変換キーに漢字・半角切り替えが割り振ってあり、ATOK使いは、常に日本語をオンにしておき、変換キーでまるで日本語オンオフを切り替えているようにして使っているのが普通だと思う。MS-IMEにもATOKキーマップが用意されていて、ほぼ同様に変換キーで全角・半角を切り替えられるキーマップにできた。どうしてもMS-IMEを使わなければならない場合は、ATOKキーマップに切り替えて、変換キーの代わりにしていた。

ATOKの1985年頃の初登場(MS-DOS版)のときからこのキーマップだったはず。私もATOKは1985年から使っているので、31年間、変換キーで漢字・半角を切り替えている。完全に手が覚えてしまっているので、これでないとだめだと思っていたが、どうしても困るのが、現在どちらのモードであるかを知らないと正しく切り替えられない。しかし、アプリケーションを頻繁に切り替えている場合などは、そのアプリケーションを前回どのモードで日本語入力していたかなんて忘れてしまう。だからどうしても勘違いしたモードで入力してしまう間違いが発生し、入力し直しが起きる。

ぼんやりとこのデメリットは意識していたが、31年間そのまま使ってきた。

で、冒頭の記事を読んだときに、「ATOKでも同様のキーマップ変更を行えば、入力モードの勘違いをなくすことができるのではないか」と思いついた。

ATOKの無変換キーは、半角無変換固定モードに割り当てられているが、この機能はほとんど使っていないと思われるので、無変換キーを日本語のオフに割り当てても何とかなるのでは?と思い、試してみることにした。

設定方法

以下はATOK2017での設定方法だが、最新版等他のバージョンでもたぶん同様に設定できるはず。

  • ATOKメニューからプロパティ(環境設定)を開く
  • ATOKプロパティダイアログで、「キー・ローマ字・色」のタブをクリック
  • 「キーカスタマイズ」ボタンを押す

  • 下部のラジオボタンで「キー」を選択し、右上に現れる「キーを検索」ボタンを押す

  • 「検索するキーを押してください」ダイアログが出るので、そこで変換キーを押す
  • 元の設定一覧で変換キーが選択される。選択されている部分のすぐ右の「文字未入力」カラムをダブルクリックする

  • 「キーの変更」ダイアログが開くので、見出しを「変換操作」にしたときの少し下の方にある「日本語入力ON」を選択し、OKボタンを押す

  • ATOKキーカスタマイズダイアログに戻ったら、もう一度「キーを検索」ボタンを押す
  • 「検索するキーを押してください」ダイアログが出るので、そこで無変換キーを押す
  • 上記と同様に、選択されている部分のすぐ右の「文字未入力」カラムをダブルクリックする
  • 「キーの変更」ダイアログが開くので、「変換操作」の少し下の方にある「日本語入力OFF」を選択し、OKボタンを押す
  • この時に、ATOKプロパティで標準的なスタイルを選択していた場合は、別のスタイルの名前の入力を要求されるので、別の名前を入力しOKボタンを押す

元スタイルが「ATOK2017」というデフォルトスタイルになっている場合、このダイアログが出る。

  • ATOKプロパティでOKボタンを押す

これで設定は終わりだが、設定が反映されてなじむ(笑)まで、何度かプロパティを開いてOKを押す等を繰り返してやらないといけないかもしれない(この辺の動作の再現性はよくわからない)。

効果

これで、変換を押せば必ず日本語入力ON、無変換を押せば必ず日本語入力OFFになる。31年間打ち続けた癖はなかなか抜けないが、一週間ほどこのキーマップで過ごしてみて大分慣れてきて、やはりこの方が快適な感じが実感できたのでこの記事を書くことにした。無変換キーの元の機能の半角無変換固定モードはやはり使っていなかったようで、全く不自由は感じない。

実は、慣れなければ元の設定に戻してなかったことにすることも考えていたのだが、幸いうまくいきそうだ。

難しかった点は、右手親指が動作を覚えてしまっていて、慣れるまで意識し続ける必要があった点。また、左手の親指があまり無変換キーを押し慣れていないので、無変換キーを押し間違えて、隣のALTキーを押してしまう場合があったこと。一週間も打ち続ければほぼ解消した。

今、この記事を入力していても、入力モード勘違いで入力し直さなくてはならないことが皆無になっていて非常に快適だ。長年染みついた癖を脱するのはそれなりにパワーが必要だが、それだけの効果を実感できると思う。ATOK使いの人はぜひ挑戦して欲しいと思う。

 

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