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プリンの簡単な使い方

目次

起動してみましょう
アプリケーションの登録
ホットキーからアプリケーション起動
アプリケーションの自動登録機能
いらないランチャをメニューに表示させないようにする
いらないランチャはゴミ入れに
グループを作る
切り取りと貼り付け
常駐
ランチャの名前の変更
キーボード派のあなたには(ショートカットのすすめ)
自分でランチャを登録したい
エクスプローラの「送る」でプリンにランチャを追加
自分でランチャを登録するもう一つの方法
ホットキーを変更する

起動してみましょう

 まずプリンを起動してください。 起動するとタスクトレイにプリンのアイコンが表示されます。

起動した直後では、このアイコンを左クリックしても何も表示されません。

アプリケーションの登録

 では、何かアプリケーションを起動してください。

 ここではエクセルを起動したとします。 少し(10秒程度)待ってから、エクセルを終了します。

 さて、プリンのタスクトレイアイコンを左クリックしてください。 EXCEL.EXEがエクセルのアイコンと共にメニューとして表示されると思います。

 これでエクセルがプリンに登録されました。 このメニューをマウスでクリックすればエクセルを起動できます。

 これが基本的なプリンの使い方です。

 このメニューをプリンでは、 ランチャメニューと呼びます。覚えておいてください。

ホットキーからアプリケーション起動

 では次に、 ホットキーを押してアプリケーションを起動してみます。

 SHIFTキーとCTRLキーを同時に押してみてください。 マウスカーソルの位置に、先ほどのエクセルのメニューが表示されると思います。

 これをマウスでクリックするか、矢印キーで選択してENTERキーを押すと、 エクセルを起動することができます。

 ホットキーは、 どのアプリケーションを使用しているときでも使用できますから、 便利に使用できることがわかると思います。

アプリケーションの自動登録機能

 プリンを常駐させたまま、Windowsを普通に使用してみてください。 あなたが起動したアプリケーションがその都度プリンに登録されます。 これをプリンのアプリケーション自動登録機能と言います。

いらないランチャをメニューに表示させないようにする

 いろいろなアプリケーションが登録されると、 そのうちきっと必要のないものが出てくるでしょう。

 メニューが増えてくると、 だんだん目的のアプリケーションを探すのが面倒になります。

 いらないアプリケーションは、メニューに表示しないようにしましょう。

 タスクトレイのアイコンを右クリックしてください。

メニューが出たら、「プリンのメイン画面(P)」を選択してください。 プリンのメイン画面が表示されると思います。

 右のビューに、登録されたアプリケーションが並んでいると思います。 これら一つ一つをプリンでは、 ランチャ(もしくはランチャアイテム)と呼びます。 この表示されているビューを、ランチャ表示枠と言います。

 ランチャの前にはチェックボックスがあります。 すべてのランチャにチェックが入っているはずです。 このチェックをマウスでクリックしてはずすと、 ランチャメニューにそのランチャが表示されなくなります。

 チェックをはずしたら、 タスクトレイのアイコンを左クリックしてランチャメニューを見てみましょう。今 チェックをはずしたランチャがなくなっているのがわかると思います。

いらないランチャはゴミ入れに

 さて、メイン画面の左のビューには、ツリー状に表示されていると思います。

 このビューをツリー表示枠と言います。

 ツリー表示枠に表示されているものは、グループと呼びます。

 ツリー表示枠とランチャ表示枠には、 それぞれゴミ入れというグループがあると思います。 このゴミ入れをツリー表示枠でクリックしてください。 ランチャ表示枠に、ゴミ入れの中身が表示されます。

 ゴミ入れの中にはいくつか、 チェックの入っていないランチャが並んでいると思います。 これらは、 プリンを最初に起動したときに起動・または常駐していたアプリケーションで、 プリンはこれらを必要ないランチャと判断して、勝手にゴミ箱に入れてしまいました。

 さて、ツリー表示枠で「プリン」とかかれたグループをクリックしてください。 これが最初に表示されていたグループです。 一番上位の階層の特別なグループですので、 これを特にルートグループ(あるいは単にルート)と呼びます。

 ランチャをランチャメニューから消すには、 ランチャのチェックボックスをはずしてもいいですが、 ゴミ入れグループに移しても結構です。

 いらないランチャをマウスでドラッグして、 ツリー表示枠のゴミ入れグループにドロップしてください。 これで、ゴミ入れグループに移動できました。

 このとき、ランチャ表示枠のゴミ入れグループに移動しても、 ゴミ入れの中に入れられないことに注意してください。


 ゴミ入れにランチャを移動するには、いくつかの方法があります。

 ランチャ表示枠で、いらないランチャを選択し、 右クリックして「ゴミ入れに移動(R)」を選択すると、 ゴミ入れに入れられます。

 同じ事は、選択してからDELETEキーを押してもできます。

グループを作る

 あなたは、グループを作って、ランチャを階層構造で整理することもできます。

 ルートが表示されている(開いている)状態で、 ランチャ表示枠を右クリックし、 「グループの新規作成(&G)」を選択します。 ランチャ表示枠に新しいグループが作成されて、名前の編集待ちになります。

 適当な名前をつけてみましょう。

 ここでは、「ゲーム」という名前にしてみましょう。

 ゲームと入力してENTERキーを押すと、ゲームグループが作成されました。

 タスクトレイのアイコンを左クリックしてみてください。 ランチャメニューにゲームグループが追加されているのがわかります。 ただ、まだゲームグループは空っぽなので、 このグループを選択しても何も起こりません。

 この新しいグループに、 ゲームのランチャを移動してください。 ゲームがなければお試しで、どんなアプリケーションでも結構です。 移動は、ランチャをマウスでドラッグして、 ツリー表示枠のゲームグループにドロップすることで行います。

 さて、タスクトレイのアイコンをクリックしてみてください。 そしてゲームグループを選択してください。 グループの下に今移動したランチャが表示されるのがわかります。

切り取りと貼り付け

 どうも、ドラッグアンドドロップは苦手だという人には、 「切り取り」「貼り付け」という方法もあります。

 移動したいランチャを選択し、 右クリックし「切り取り(T)」というメニューを選択してください。 そのランチャは切り取られて無くなります。

 「貼り付けを行うまでは自動ランチャ追加機能は働きません」というメッセージが、 メイン画面の下の方に表示されていると思います。 切り取ったら必ず「貼り付け」を行ってください。

 貼り付けは以下のようにします。  ツリー表示枠で、今作った「ゲーム」グループをクリックし、 ゲームグループを開きます。ここで、ランチャ表示枠を右クリックし、 「貼り付け(P)」を選択してください。 これで、ゲームグループにランチャを移動できました。

常駐

 さて、メイン画面が表示されている状態では、 ホットキーを押してもメイン画面が表示されるだけなので、 メイン画面を消さないといけません。これを常駐させるといいます。

 常駐のさせ方は簡単です。 メイン画面の右上の×ボタンを押してください。 これでメイン画面は消えて、タスクトレイにアイコンだけが残ります。

  メイン画面でESCキーを押しても、常駐させることができます。

 じゃぁ、本当に終了させたいときはどうするの。ごもっともな質問です。

 タスクトレイのアイコンを右クリックしてください。 終了(X)というメニューがあります。 これを選択すれば終了させることができます。 まぁ終了させることはあまりないと思いますが。

ランチャの名前の変更

 もう一度メイン画面を表示してください。 タスクトレイのアイコンを右クリックしてプリンのメイン画面(P)を選択します。

 さて、先ほど追加したEXCEL.EXEですが、名前がやぼったいですよね。

 では変更しちゃいましょう。


 EXECL.EXEを選択して、右クリックして名前の変更を選択してください。 EXECL.EXEの名前が編集待ちの状態になります。 ここで、「エクセル」と入力して、ENTERキーを押してください。 これで名前の変更ができました。

キーボード派のあなたには(ショートカットのすすめ)

 キーボードが好きでマウスはどうも…という人には、 便利な使い方をお教えしましょう。

 先ほどの名前の編集で、名前のどの位置でもいいですから、 「&E」という文字を入れてください。

 かっこよくするには、「エクセル(&E)」とするのがいいでしょうか。

 「&(アンパーサンド)」文字を忘れないように入れてください。 &は半角で入れてください。

 さて、メイン画面を閉じて常駐させましょう。

 ホットキー(SHIFT + ESC)を押して、 次にEキーを押してください。エクセルが起動ましたよね。


 「&(アンパーサンド)」の後に英数字を置くと、メニューが表示されている状態で、 キーボードからその英数字を押すことで、そのランチャを起動することができます。

 「&」+英数字をショートカットといいます。

 一つのグループ内で、英数字はだぶってはいけませんから、それだけ注意してください。

 よく使うアプリケーションにはすべてこのショートカットを入れておくことで、 マウスに触ることなく一発で起動できます。めちゃ便利です。

自分でランチャを登録したい

 一度も起動したことのないアプリケーションを登録したい時があるでしょう。

 また、フォルダを登録しておくとフォルダも開くことができます。 ワープロや表計算の文書ファイルを登録すれば、 関連づけられたアプリケーションでその文書ファイルを開くことさえできます。


 自分でランチャを登録する方法は3つあります。

 一つは、エクスプローラから、プリンのメイン画面に登録したいファイルやフォルダをドラッグアンドドロップする方法です。

 ではやってみましょう。まず、プリンのメイン画面を表示します。

 次にエクスプローラを起動して、好きなファイルを表示してください。 そのファイルをエクスプローラから、 プリンのメイン画面にドラッグアンドドロップします。 エクスプローラの後ろに少しでもいいから、 プリンのメイン画面が表示されている状態でやってください。

 その後、プリンのメイン画面を見ると、 ドロップしたフォルダやファイルがランチャとして追加されていると思います。

 グループの新規作成で「フォルダ」というグループを作って、その中によく使うフォルダをかためると、使いやすいかもしれません。

エクスプローラの「送る」でプリンにランチャを追加

 エクスプローラで、ランチャに追加したいファイルを選択し、 右クリックメニューの「送る」からプリンを選択することでも、 ランチャを追加することができます。

 この機能を利用するためには、 インストールかバージョンアップ時に、 セットアッププログラムで「コンテキストメニューの「送る」 にプリンを追加する」にチェックを入れておく必要があります。

自分でランチャを登録するもう一つの方法

 もう一つの方法は、ランチャの新規作成というメニューを使用する方法です。

 プリンのメイン画面を表示して、 右クリックから、「ランチャの新規作成(&L)」を選択してください。 ファイルを選択するダイアログが表示されるので、 追加したいファイルを選択して「開く」ボタンを押してください。 そのファイルのランチャが作成されます。

 ランチャの新規作成では、フォルダのランチャは作成できません。

 フォルダのランチャを作成するには、 「フォルダランチャの作成(D)」を使用します。 フォルダ選択のダイアログが表示されるので、 追加したいフォルダを選択してOKボタンを押してください。

ホットキーを変更する

 インストール時に、ホットキーはSHIFT+ESCキーに割り当てられています。 これを設定することができます。

 設定するには、タスクトレイのプリンのアイコンを右クリックし、 設定(E)を選択し、「ホットキー設定」のページを選択します。

 このページで、設定するキーと、 併用するキー(SHIFTキー・CTRLキー・ALTキー)を設定することができます。

 ただし、環境によって動作するキーに制約がありますので、 いろいろ試して、機能してなおかつ使いやすいキーを選択してください。

 ちなみに作者は、CAPSキーに割り当てて使用しています。