●r.1.2.X

　K2Editorのr.1.2.X系ですが、新文字コード変換ルーチンを投入してしまいました。取っておこうと思っていたのですが（笑）誘惑に負けました（笑）。
　実際にK2Editorに搭載すると、あるところから持ってきた文字自動認識ルーチンではアウトなことが判明。数千バイト読み込まないと正確な認識ができなさそうなことがわかって、こりゃ使えないということになってしまい、一から考え直し。
　ちょっと時間はかかるけど、すべての対応文字コードに対して、その文字コードだと仮定して読み込んでみて、一番確度の高い文字コードを採用するという方式を取ることにしました。まるっきり書き直しです。
　速度に関しても、かなり詳細に見直しまして、もともとのルーチン（EarthWave Soft(IKEDA Takahiro)さんのjconvert.pas）をほとんど書き直すことになりました。かなり速くなったと思います。UTF-8に関しては、TEADのDEKOさんからいただいたコードを少し修正して使用させていただきました。DEKOさん、その節はどうもありがとうございました。

　文字コード変換ルーチンがほとんど変わってしまいましたので、いきなり正式版投入する勇気はなく、久しぶりにβテストとすることにしました。これがおちつけば正式版投入としたいと思います。

　r.1.2.Xでは、少しコマンドも追加しようかなと、ちょっとだけ思ってます。思ってるだけで嘘かもしれませんので、あんまり期待はしないでね。

　では。

●K2Editorの小物ツール

　MLの方で、つちやさんという方が、K2Editorの小物ツールを作ってくださいました。


Macro Library for K2Editor


　ファイルサイズも小さいですし、起動もお気楽です。
　便利です。

　K2Editorでメニューに登録できるといいのになぁ。K2Editorのメニューに外部プログラムを登録する機能はマクロ以外にはないので、現状のところ難しいですね。残念。
　プリンや、ショートカットをデスクトップなりタスクバーのクイック機能ツールバーに登録して使いましょう。

●RubyForTPZとRuby

　お久しぶりです。

　RubyForTPZのβ版を出してから、k2betaのMLを立ち上げました。
　ちょっと読み直してみたんですけど、Rubyという言語のおもしろさにみんな引っ張られてきたという感じです。わたし自身も、言語がおもしろいから言語を勉強しようと思ったのは、もしかしたらはじめてかもしれません。
　おひとり、プログラム言語をマスターしていない人がMLにいたのですが、あっという間に高度なスクリプトを書けるようになってしまいました。言語が簡潔でわかりやすいというのも理由ですけど、その人の行動を観察しているとRubyがおもしろいからマスターできたんだと言っても過言ではないと思います。

　実のところ、スクリプト言語で、わたしがマスターできたと思ったのも、このRubyがはじめてでした。perlもちょっとだけかじったのですが、挫折しましたし、いにしえにはHideTermのスクリプトでアプリケーションを書いていたのですが、HideTermスクリプトをマスターしていたとは、とても思えるような感じではなかったです。スクリプトを書くのは苦痛でした。
　しかしRubyは、「この言語で処理を書きたい」と思わせてくれる言語なんですね。Rubyの開発者のまつもとさんもRubyの特徴と開発コンセプトの一つとしてあげておられますが、「楽しくプログラミングする」という文があります。最初はどういうことなんだろうとピンとこなかったのですが、ここにいたって振り返ってみると、非常に実感できる文です。

　この楽しいプログラミング言語を使って、TaskPrizeが簡単にコントロールできるというのは、わたしたちにとっては、そらもう、むちゃくちゃ楽しいおもちゃを与えられたのと一緒で、いやぁ、RubyForTPZ書いてよかったなぁと、いまさらながら思います。
　TaskPrizeのユーザーさんは、あまり多くないので、これはぜひうちのソフトで一桁ユーザー数が多いあれにも搭載して、多くの人にこの快感をわかってもらいたいと強く思ってます。状況的にはあまり時間が取れなくなりつつありますから、いつとは断言できかねますが、ねばり強くやっていきたいと思います。

　RubyForTPZは、もうちょっとでリリースできます。秒読み段階に入りました。正式版が出るのを待っている人は、もう少し待ってくださいね。