2000年4月
中日(なかび。ちゅうにちじゃないよ)が雨で流れたけど、 阪神−広島2回戦は、非常におもしろい試合だった。
2試合とも投手が目立った試合で、 両軍の選手には鬼気迫る執念を見させていただきました。 長く野球を見ていても、そう見られる試合じゃなかったです。
わが阪神は1勝1分けで勝ち越したんですが、逆の展開でも全くおかしくない。 広島も投手がよい。いい試合を見せていただいて、広島にもお礼がいいたいです。
野球の試合でおもしろいのは7−8のスコアだなんてよく言いますが、 そういう試合って、ぶっこわれている試合だと思います。85年の優勝当時は、 そういうスコアの試合がおもしろいと感じたけど、 今は1−0とか1−2とかの試合の方が断然おもしろいと感じる。 投手がのっている試合がいいですね。いい投手を見るのは、非常に気持ちがいい。 昨日の藪や高橋。これぞプロですな。
惜しむらくは、2試合ともビデオ観戦だということ。ビデオ観戦は、 雑念が入って、なかなか試合結果に感情移入することができません。 昨日のさよなら劇も、もしリアルタイムで見ていたなら、 興奮してただろうなぁ。
昨年から、試合内容重視のため、会社から帰って、ビデオ観戦です。 長いときは午前2時頃まで見ることもある。 嫁様が阪神ファン化してたので、ビデオ録画をしてくれます。 これは非常に助かってます。
ここまで、阪神の得失点差はマイナス。なんでそれで1位なの。これが今年の阪神です。 うーん、楽しい。
おいおい、どうしたんやろ。12年ぶりでっせ、敵地でG戦3連勝は。 なんちゅうんですか、一人一人の戦力は弱くても、結束というんですか、 まとまりというんやろか、いい野球しよる。
ついこないだ、僕はきれて、ここでぼやいていましたが、 いったい何だったんだろう。ほんとあのときは、 今年はどうなってしまうんやろと思ってたんよ。 それが、この1週間、見違えるような野球をしよる。
効率のいい攻め、しっかりした守り、強力投手陣。 6連勝中、5人の先発が5人とも勝ちが付き、藪にいたっては2勝も。
「結束」ということを大事にした野球ができている。 ヒーローになる人なる人が、「連勝に貢献できてうれしい」。 ベンチは明るい。つなぐ意識に技術が付いてきだしている。 全員でやる野球だから、野球はおもしろい。僕はそう思う。 俺が俺がだけじゃぁ、野球はつまらんのよ。
野球ネタはやらんと言っておきながら、やっぱり書かざるを得ないでしょう。
福原君、君はすばらしい。昨年から君の先発を夢見てきたが、 期待通りの力を発揮してくれてる。昨年の君は、 プロに通用する変化球を持っていなかったね。 でも今年は見違えるようだ。非常に切れのいいスライダーとフォークを武器に、 安定した力を出す君は、見ていて気持ちがいい。 阪神にとっては10年以上いないタイプの投手です。
守りの野球。これが今年阪神がやらなければならない野球。 それなのに、つい先週までは、草野球レベルのプレーが続出。 見ていてつまらんかった。いったいなんだったんだろうと思うほど、 守備がよくなってきている。外野の要の新庄を欠いてるのに。
やっと5割に復帰しただけなのに、浮かれるのもなんですな。 去年も6月に浮かれたな。 しかし、去年と今年では大きな差がある。 それは先発投手陣。昨年は、はっきり言って綱渡り先発だった。最低5枚はいる 先発投手だが、昨年は数がそろわないので、藪を中4日で回そうとした。 それがけちの付きはじめだったが、落ちるべくして落ちていったと言えよう。
今年は、復活したベテランが増え、FAでやってきた投手・外国人を含め、 6枚以上見込めている。星野・湯舟・ラミレズの左。福原・藪・ハンセルの右。 ここに川尻が加われば7枚。 欲を言うと、若い人でもう一人先発を試す人が欲しい。 この厚い投手陣は、夏場を過ぎた頃から、他の球団を圧倒することになるだろう。 如何にロードを乗り切るか。今年はおもしろくなるかもしれない。
昨日みたいな試合をしてくれれば合格点だな。勝っても負けても。 もし、藪が打たれて逆転されていても、まぁ、見られる試合だった。
でも、やっぱり、「変わらんなぁ」という点も。 塩谷のファールフライ落球。あの後、 マルチネスはパーフェクトピッチングの藪からクリーンヒット。 あの場面でのファールフライ落球なんてのは、絶対に避けないと。 ちょっとかわいそうな気もするけど、塩谷は2軍落ちみたい。
もう一つ、広沢2盗後の、新庄の三振。井原コーチがいても、 広沢が盗塁してかき回しても、三振したら何の可能性もない。 転がせばエラーを誘えるし、絶対に当てないと。 流れが悪くなり、次の回に、藪は2連続ホームランを浴びる。
まぁ、でも、昨日の試合は、 毎回草野球プレーが出るというほどひどくはなかったし、 これくらいなら、なんとか我慢して試合が見られる。 藪もよーやった。
遠山の一塁手は、去年も見てるから、別にびっくりもしなかった。 逆に「コマがないなぁ」と感じる。中継ぎが一人足りない。葛西〜。 なんで捻挫?(^^; 捕手が3人てのも投手が足りない原因。 カツノリは二軍に置いておくべきだと思うんだけどなぁ…… それか、阪神の中継ぎは全員一塁を守る練習をするか……(爆)
つうことで、もう少し見るよ。野球。なんやかんや言っても、 野球がないのはさみしいのよ。
今日、基板をもう一枚設計する仕事を言い渡されました。 とどめです(^^; 当分、 新しいアプリケーションを設計するなんて余裕はなくなりました。
10月くらいまではそれにずっぽしになるので、 また秋から冬になったら、今後のことを考えましょう。 TaskPrizeも、現在のプロトタイプ版をこつこついじっていこうかと思ってます。 運が良ければ、半年後くらいに世に出せるかもしれないが、 なんとも言えないな。
メイの野郎、また審判にいちゃもんつけてたみたい。 完全に日本の野球界はなめられとりますな。 まぁ、なめられるべくしてなめられとるんやし、 元凶は読売にあるんやけどね。
でも、もうどーでもええねん。今年の阪神の野球は、見ててもつまらん。 いったいどうなってしまったんだろう。 あんな野球をしていたら、どこの球団にも勝てんわ。読売じゃなくてもね。 今年は、ここ10年でも、シーズンが終わるのが早いねぇ。 開幕2週間で、僕にとってはシーズンオフが来ましたわ。
忙しい。精神的にもあまり余裕がなくて、 新版TaskPrizeはほとんど手つかず状態です。
なかなか、考えている通りに物事は運ばないもんですね。 TaskPrizeに関しては、とりあえずしきり直しすることにします。 細切れで時間作っても、プロトタイピング時はうまくいかないです。 集中して時間をとって一気にやらないと……
ということで、お待ちのみなさんにはまことに申し訳ございませんが、 新版TaskPrizeは無期延期とさせていただきます。 基本技術・要素技術はほぼ集まっているので、 時間さえとれればなんとかなるレベルまでは来ています。
そのうちになんとか。
なんで、野球を見てストレスを貯めないといけないのか。 阪神の戦いっぷりじゃない。読売のこと。
まずメイ。元々メイの三振奪取率は阪神の時から高かったし、 阪神の得点能力のなさから、あまり勝ち星に恵まれなかった。 でも阪神の中では上から3本の指に入る投手だった。 ところが、先日の読売での投球で、マスコミなどはメイ絶賛。化けただの、 球団が違うとこんなにも違うのかという始末。 あんたら野球を生業とする上で恥ずかしくないの? 昨年まで何を見てたの? そういえば、昨シーズンの開始時期に、落合がニュースす○ーションで、 「メイ、誰それ?」と言っておったのを明瞭に覚えている。 あんたが知らんだけやろ、それ。
メイは昨年、阪神の中で規律を乱し、国外追放となった。 日本の球界をなめている。だから、日本の球団はメイを獲得しちゃならんかった。 ちゃんと見る人が見れば、メイが日本の球界で活躍することはわかるはず。 だから横浜も少し触手を動かした。 我ら阪神ファンは、「それだけはやめて欲しい」と願った。 日本の野球を踏みにじったやつを、日本球界に復帰させるようなまねだけはやめてくれ。
読売は、年俸を倍にして、メイを取った。 あーあ、もうこれだけで、やる気なくなるわ。 「数ヶ月の永久追放」ガルベスといい、あんたら、勝てたらそれでいいんか。
メイに関しては、上記のように怒り心頭だが、その他でも、 読売によって、野球がおもろくなくなる。 「すべて金」という現実を、我ら庶民にまざまざと見せつける読売。 そこには、夢も希望もない。
今年だけでも、工藤・江藤・メイ。これだけで何億やねん。は〜あ。
こういう球団に、我らがファンのチームが勝ちまくれば、そりゃ胸もすくが、 昨シーズンまでと違って、今年はやりすぎでしょ。さすがに。 横浜あたりにがんばってもらって、優勝だけは阻止しないと、 僕は野球を見ないようになるかもしれん。なんで野球見てまで、 お寒い現実を感じなきゃならんの?