K2の言いたい放題

1999年10・11月


定期更新はお約束できませんが、随時更新します。 今のところ、主に会社の昼休みを使って、1話15分程度で書いています。 なお、IE4.0以上、またはNN4.0以上で見てください。

バックナンバーは、読み物のページにあります。


11月30日(火)  来るものは拒まず  天気:晴れ

今日は本ページも盛況ですな。kyoto-inetによると、 トップページアクセスは1日で2700件にも達したようで、 開設以来最高値かもしれないです。

K2Editorの方も、最後の高いハードルはキーマクロとGREPで、 これができれば一応手離れとなります。 細かい機能は他に2つ3つ残ってますが、まぁそんなに難しくないでしょう。

是非キーマクロは欲しいのですが、 いかんせんうまくいくかどうかやってみないとわからないところがあって、 いろんな調整に1週間くらいかかるでしょうね。 GREPの方は、問題は速度だけで、他にはコーディングが面倒なだけですね。 あまり遅いと使い物にはなりませんが、 まぁ付いているだけでもありがたいですから、 そこそこの速度で妥協するつもりです。


星野とカツノリが阪神に来ることが決まりました。 正直、星野がセリーグで通用するのかちょっとだけ不安ではあります。 最近の阪神には剛球投手は似合わないのかな。全然いませんね。 星野もMAX130km/hと、遅い中でも一番遅いくらい。 これで170勝近く勝ち星をあげているのだから、すごいです。 阪神には川尻という、同じようなタイプのピッチャーがいますが、 彼も来年はきっと活躍してくれるでしょう(隔年と言われている)。 エースと言えるのも、小林繁以来出てないので、星野さんには期待大です。 そういえば、小林も変則投手だったよな。江夏以来、剛腕投手はいないのね。

カツノリ君も、来る来ると言われながら来なかったのですが、 とうとう来ることになりました。 阪神ファンは、基本的に来るものは拒まずですので、 歓迎ムードの方が大きいようです。 これをネタにマスコミにたたかれるのは必至だから、 ぜひ文句の言われないような活躍をしてほしいもんです。

11月29日(月)  K2Editor  天気:晴れ

K2Editor、とうとう一般公開テストにこぎつけました。

しっかりしたテキストエディタ技術を自分で持って、 それをいろんなアプリケーションに応用していきたいという希望がほぼ叶いそうです。 思えば、約2年前に「K2エディタ試作版」を発表したときも、思いは同じでした。 しかし、はじめて作るテキストエディタに苦戦。 なかなか満足行くものはできませんでした。

2年前の開発でのテーマは、「自動整形」。日本語を入力していけば、 自動的に改行し、禁則処理を行い、また自動改行した改行は覚えておいて、 再度改行するときに、その改行コードは疑似改行として認識し段落整形を行う。 これが「自動整形」でした。

今回は、これをばっさりと切りました。 整形は、キーを入力したときに明示的に行わせる「トリガ式」を採用。 その代わり、完成度を高くし、色分けなどの機能を充実させました。

このページでも何度かご紹介していますが、 本田勝彦さん作成のTEditorをベースに、中心コンポーネントを作成しました。 TEditorは、ソース公開のかなりしっかりしたエディットコンポーネントですので、 基本部分はそのまま使っています。 これだけでたぶん開発期間を3ヶ月は短縮できたと思います。 本田さん、ありがとうございました。


このエディタが終われば、いよいよTaskPrizeに取りかかります。 プロトタイプ版の公開は来年になると思いますが、ご期待のみなさん、 もうちっとお待ちくださいませ。

11月19日(金)  もろもろ  天気:晴れ

▼しし座流星群は、ヨーロッパで流星雨になったようだ。昨日のNHKはトップニュースがそれ。 どうしてNHKは、ライフスペースの報道をしないのかよくわからないが、 しし座流星群の流星雨見たかったな。

▼江藤さん。横浜決定だと思っていたら、進藤残留で神風吹く? 神風は読売に吹くの?  もう読売さんは4番打者はいらないでしょ。長島の33もいらんだろうし。 読売以外で江藤さんは揺れていると信じたい。江藤さん、我々にはあなたが必要なんです。 神風よ、吹け!

▼GT2の発売が無期延期という噂が! うそ〜。もう何回延期したら気が済むの?  車会社との契約の問題か、開発の問題か。レジェンド・オブ・ドラグーン買っちゃうよ。

▼高木のアロウズ残留もあぶないらしい。Fポンでの卑怯なコロネルもシート争いに参戦?  とうとう日本人シートがなくなるかも。

▼酒飲めば 翌日の席 冷たくし 若いつもりは 一人歩きす

11月18日(木)  しし座流星群  天気:晴れ

今日の朝未明、しし座流星群の極大日でした。正確には今日の11時頃らしい。

ところで、どうしてマスコミは、1時間20個程度の流星群に過大な報道時間を割くのだろうか。 昨年は、母彗星テンペル・タットルの回帰後ということで、 もしかしたら流星雨の可能性があるということで非常に注目されたが、 今年の報道は去年ほど期待を煽るものではなく、 時間20個程度というまぁ理にかなったものだった。 暗い空で40〜55個程度というのがしし座流星群です。

でも、やっぱり報道は多かった。今世紀最後のとかなんとか言っているマスコミもあったけど、 完全に認識間違いでしょう。


流星群は、1年に二十回程度ある決まったイベント。 1年中で一番時間当たりに観測される流星が多いのは、ペルセウス座流星群で、8月11日あたり。 時間当たりの観測個数は50〜60個。ここでいう個数は、六等星が見える空での話ですから、 都会ではこれだけの数は観測できません。六等星まで見えれば、 通常5000個から6000個の星が見えます。

ペルセ群と双璧をなすのは双子座流星群。ペルセ群は夏だが、 双子座は12月から1月にかけてで、非常に寒い時期。観望するのはなかなかつらいが、 冬の方が空気が澄んでいるので、本当に見たいなら冬がいい。50〜100個見られるという。 僕は寒さに軟弱なので、もっぱらペルセ群。

確かに流星雨は見てみたいが、 天体現象には「マスコミが騒ぐと期待はずれになる」というジンクスもあり、 結局流星雨は出現してません。 今朝のテレビを見ていると、 都会のホテルのラウンジの窓からガラス越しに流星を見ようとする多くの人が映っていましたが、 もし晴れていても、そんな明るいところで1つも見えるわけはない。 ホテルはそんな嘘で客をひいているのでしょうか。

流れ星がとりあえず見たいという人は、8月の11日前後、夜の12時頃から暗い場所で空を1時間も見れば、 2つや3つは見れますよ。 都会の明かりから離れた田舎で、空が見渡せるような場所にいけは数十個は毎年見れます。 僕は、高校の頃、1時間で40個ほど数えることができました。家の横の空き地で(笑)

11月16日(火)  エディタ開発状況  天気:曇り

今日は晴れることになっていたのに、ぐずぐずした天気ですなぁ。

現在、汎用エディタを開発しています。 ゆくゆくはTaskPrizeに登載するためのエディタです。 やっとプロトタイプができまして、MLの方で評価していただいています。 大きなファイルの読み込みが遅いのが弱点ですが、 他の部分はほぼ思った通りのエディタになりそうです。 まもなく一般にも公開したいと思います。

今後の予定ですが、11月中は、このエディタの開発に使います。 それが一段落したら、新TaskPrizeの開発に着手したいと思っています。 昨日の日記にも書きましたが、 12月にはグランツーリスモ2のリリースが予定されていますので、 思ったように開発時間が取れないこと請け合いです(笑)  当初は、新TaskPrize1月リリースを予定していましたが、 なかなか予定通りには進まないかもしれませんねぇ。


時々、「なんで自ら忙しくして、ソフトの開発などしているんだろう」 と疑問に思うことが多くなりました。作ることは好きなはずなのに、 それが義務になって苦労になったらだめですよねぇ。 でも、今更遊びだという風に思うことは、ソフト開発に関してはできないでしょう。 新TaskPrizeが終わったら、休業宣言をしようかな。 とりあえずTaskPrizeの次の計画はないしな……

でも、休業宣言などしても、1ヶ月もたてばうずうずしてきて、 何か作っているんだろうな。業(カルマ)だな。

11月15日(月)  オケのシミュレーション  天気:曇り

ちょっとここのところ、日記を書こうという気がしなかったので、ごぶさたしていました。 おひさしぶりです。おまけに風邪までひいてしまって、ちょっと調子悪し……

今日は、無茶苦茶怪しいゲームソフトについてです。

昨日、テレビを見ていたら、「オーケストラシミュレーション」のゲームの宣伝を偶然みかけました。 たぶん、プレーヤーが指揮者になるようなシミュレーションゲームだと思うのですが、 そんなゲームって今までなかったので、珍しいでしょ。 僕も、大学以来、多少はオーケストラによる音楽を聴くし、実際に指揮者付きの演奏もしてきたので、 興味を持ちました。 でも、ここのところの発売予定のゲームにそんなのはなかったように思って変な感じでした。 (世間のゲームの動向は気になる方なので、結構こまめにチェックしているのだ)

さっき、ちょっと気になったので、いろいろと調べてみましたが、情報がない! ほんとに無い。 やっとこさ、ゲーム名は「ルコンチェルト」で、 「ピアニシモ」「フォルテシモ」という2つのバージョンが11月24日に発売されることを知りました。 発売元は「」であることまで突き止めましたが、 ここのサイトは、7月以来更新されていないので、全くこのゲームに関する情報はありません。

しかし、TV CMまでやるゲームは、あんまりない。よっぽどのビッグタイトルくらいしか、 CMはやらない。CMをやっているということと、ネット上に情報がないことのアンバランス。 なんか怪しい

1サイトだけ、 このゲームの紹介をしているページを発見しましたが、 これを見ても、どんなゲームかさっぱりわからないのです。怪しい

S/Nは最悪だが、情報が無いときは結構見つかるインフォシークで検索すると、7件ほどあたりました。 なんか、変なことに掲示板サイトが3つほど当たります。 オケ関連のサイトで話題になっているのかと見に行くと、なんと2件は、 「童」の関係者が書き込んだと思われるゲームの紹介。 どうして、自社のページを更新しないで、 ちまたの掲示板に書き込んで宣伝するのか謎。もう、怪しすぎる! こういう怪しさには、わくわくしますな。

いろんなゲームサイトの、これから発売されるゲームリストからも抜けていることが多いこのゲーム。 果たして、町のゲーム屋で見かけることができるのでしょうか。

グランツーリスモ2の発売を12月11日に控え、待ちきれない日々が続くのですが、 とりあえず今度ゲーム屋に行ったらチェックしてみよう。買ったら話のネタにはなりそうだけど、 きっと絶対おもしろくないはず(笑) 4800円はもったいないよなぁ。でも中古で見つけることもたぶんほぼ不可能だと思ふ……

10月8日(金)  新TaskPrize構想中  天気:曇り

新TaskPrize開発について、そろそろ動き出そうと思います。

先日のエディタコンポーネントの話で、 エディタ部のめどは立ちました。 今度のTaskPrizeでは、エディタ部の大幅な機能アップと安定化をねらっているので、 まず、エディタ構想からはじめようと思います。 とりあえず、単独のエディタを開発します。公開するかどうかは別ですが。

考えている機能は、基本的なファイルの開閉と、 基本的なエディット機能は当然登載するとして、

などを考えています。


まぁ、エディタ部はなんとかなるとして、TaskPrize本体の開発については、 非常に悩んでいます。 まず、 TaskPrizeとは何のソフトなのかという根本的なことから考え直さないといけないと思っています。

Things To Doを管理するソフトとして構想されたTaskPrizeですが、 ファイルリンク・エディット画面などが追加されるに従って、 知的データベースとしての側面が強くなってきました。

現状のところ、アウトラインプロセッサとしてはちょっと使えないと思います。 構想次第では、 アウトラインプロセッサとして使うこともできるようにすることも可能だと思うけど、 果たして、そこまで欲張らない方がいいのではないかという気もしています。

デスクトップのアクセサリとして、 知的情報集約というキーワードを持つ汎用アプリとして育てたいと思うのですが、 コンセプトがはっきりしていないと、やっぱりぼやけたアプリケーションになってしまうので、 この辺はしっかり考えたいと思います。


TaskPrizeのユーザーの方が、TaskPrizeをどのように使用しているか、 実はあんまり予想できないんです。 開発されてもう2年になりますが、1年以上使い続けたユーザーさんが、 いったいどういう使い方で、自分のパソコンにTaskPrizeを定着させたかが、 新TaskPrizeの構想を練る上で、非常に気になります。

サポート掲示板の方で、「私の使用方法」の原稿を募集しているのですが、 サポート掲示板自体を見られている方が少ないので、思ったより集まりません。 ということで、MLを作って、ユーザーのみなさんに広く募集をすることも考えています。

ただ、MLを作ると、もう後戻りできないんですよね。 この辺に書いておくだけなら、 「忙しくなったから、 新TaskPrizeの開発は無期延期にします」なんて書いても許されると思うんだけど、 ML作って議論が始まったら、そうもいかないしね…

開発をはじめてみないと、気分が乗って完成させる情熱が続くかどうか、 わからないところもあるので、ちょっと踏み切れません。


まぁ、エディタ部分だけは、構想が固まっていなくても作れるし、 とりあえず要素技術部分から徐々に固めていこうと思います。 開発期間は半年くらいはかかると思うし、ゆっくりいきます。

10月4日(月)  エディタコンポーネント続報  天気:曇り

以前、エディタコンポーネントを探していると書きました。 その時は、 EmEditorのエディター部がActiveXの形で供給されているコンポーネントの話を書きましたが、 5万円というのがとても払えないだろうということで、 結局、試用もしていません。

今回のお話は、 Delphiのコンポーネントで、「TEditor」についてです。

バージョン1以前は、ソース無しのコンポーネントでフリーウェアでした。 ソース無しということろが引っかかって、ちょっと使う気になれなかったのですが、 先日、バージョン1.1のシェアウェア版をダウンロードしてみると、 ソース付きになってます。

ちょっと使ってみましたが、なかなかいい感じです。

現在TaskPrizeに使用するものを探しているので、 必ずしも自動整形機能を登載する必要はありません。 通信関連ソフトの投稿作成ソフトなら、譲れないところなんですけどね。

TEditorは、自動整形機能は搭載されていませんが、 色つけの機能も結構いけそうだし、その気になれば、 コンポーネントの外部から色をつけるようなコントロールも可能です。

これがシェアウェアで、ほとんどの制約事項がなくて3000円なので、 これなら問題なしに使用することができます。 作者の本田さんには、ソース付きで公開してくださったことを感謝します。


予定では、このコンポーネントを使って、TaskPrizeの新版を設計する予定です。 現在、要望等を募集していますので、 注文等がある方は、サポート掲示板の方にお書きください。 開発期間は半年程度を考えています。