1999年3・4月
定期更新はお約束できませんが、随時更新します。 今のところ、主に会社の昼休みを使って、1話15分程度で書いています。 なお、IE4.0以上、またはNN4.0以上で見てください。IE4.0以上をおすすめします。
バックナンバーは、読み物のページにあります。
久々に、今日はゆっくり仕事をしています。なぜか。 ICE(インサーキットエミュレータ)が壊れたから。 これが使えないと、仕事はあがったりになってしまいます。
ということで、今日はハードディスクのバックアップを取ったり、 資料の整理をしたりしています。 この後は、ボード上に乗っけるプログラムの仕様書などを、 更新しておきましょう。ボードデバッグに夢中になると、 こういう仕様書がどんどん時代遅れになっていきます。
つい、先週まで、 「ジャンパーなし」というほぼ100点満点の状態だったのに、 1カ所間違いを見つけてしまいました。たった1カ所を直すのに、 7本もジャンパーを飛ばさないといけない。悲しい。くやしい。 もう改造箇所がないことを祈る。
すかぱーのセリーグセットを、とうとう申し込んでしまったので、 関東にいるというのに、阪神三昧です。今シーズン、 見逃した試合はないのだ! すかぱー、すごい。 (全部生は無理なので、帰ってから真夜中までビデオ見てます)
しかし、7つも連続で負けました。まぁ珍しいことではないんです。 慣れてます。いいんです。
でも、佐々木(Y)はきらい。 今日も横浜戦ですが、佐々木は出ないでね。リードされている試合なら、 阪神の攻撃は7回しかないと覚悟すべし。
いつか、 「佐々木出てこいー。打ち込まれるとこ見たいー」なんて思えるようになりたいもんですが、 佐々木の引退前なんていう事態は避けたいね。
なんか、注目するのをさぼってる間に、U−20がすごいことになってるやんか。 次は水曜の朝方か。見ようかな、どうしようかな(見るなら半休覚悟になってしまう)
すんません。日記の更新、さぼってました。 昼休みにチェックする情報が多くなって、 日記を更新する時間が無くなってきました。 日記を続けるのは難しいね。
今日は、その他のツールにフリーウェアを一本追加しておきました。 前から会社で使っていたツールなんですが、今日バグフィックスして、 ドキュメントをつけてアップしておきました。
Windowsを使うときに前から感じていたことなんですけど、 エクスプローラでファイルを見ているときに、 このファイルのフルパス名 (c:\windows\system\unlha32.dllとかいう名前) をクリップボードにコピーしたい局面によく出くわします。 ところが、簡単に見えてこれが結構難しい。
しゃーないなぁ作ってまお、ということで、 ほんとに簡単に、 ショートカットのアイコンにファイルをドロップすれば、 そのファイルのファイル名を表示するソフトを作ってみました。 このプログラムのショートカットを、デスクトップに置いておけば、 ここにファイルをドロップすることでフルパスが得られます。
ところが、Windowsって、この辺、まだ16Bitのシステムを引きずっているようで、 ロングファイルネームに対応してないということに気づいて愕然。 c:\progra~1\TskPrize\readme.txtとかになってしまいます。
まぁ、DOSファイルネーム規則のファイル名でも用は足されるのだけど、 ちょっとかっちょ悪いでしょ。 で、FindFirst関数(WindowsAPI)を使用したロングファイルネーム対応版にしました。
ところが、ネット越しのファイル名(\\Computer\usr\k2\readme.txtとかいうの)は、 なぜか得ることができなかったのです。
長々と放ってあったのですが、さっきとうとうデバッグしまして、 ついでに簡単なドキュメントを書いて、アップしておきました。
使い方ですが、社内でファイルサーバーを使っているような人なら、 誰かにファイル名を参照したメールを送りたいときがあるはずです。 そんなとき、このDropNameにそのファイルを落としてフルパスを得、 それをメールに貼り付けて送ってください。 受け取った側は、その名前をクリップボードにコピーして、 Windowsの「ファイル名を指定して実行」のダイアログに貼り付けて実行すれば、 そのファイルを実行(ワードのファイルならワードが立ち上がる)できます。
本当は、拙作のTaskPrizeでも同様のことはできるのですが、 TaskPrizeは立ち上げないといけないし、 フォームを開いてそこにドロップしないといけないです。 ちょっと面倒なので、デスクトップが隠れていなければ、DropNameの方が便利です。
嫁さんが石鹸に凝ってます。 凝っていると言っても、無添加石鹸。つまり純粋な石鹸。
髪を洗うのに石鹸を使うと、 ほとんどの人は大変なことになると思っていると思います。 僕もそうでした。実際に、出張先のホテルでシャンプーが手に入らず、 石鹸で洗ったことがありますが、髪はがちがちになり、 翌日ずっと違和感がありました。
ところが、インターネットの掲示板などから、 無添加石鹸を使う人たちが増えていることを嫁さんが知り、 興味を持ったのが発端です。
「髪を石鹸で洗うの」という話を彼女はしましたが、 僕には強制しませんでした。 僕は、「もし本当に髪の毛を石鹸で洗えれば、 シャンプー・リンスなどの費用は浮くし、 風呂場のごちゃごちゃとした物品は減らせるし、メリットあるな」 と思って、試してみる気になりました。
石鹸で洗うと、髪はアルカリ性になってしまうので、 リンスの代わりにお酢またはクエン酸を薄めた液を使います。 僕はクエン酸を使っていますが、嫁さんはお酢を使っています。
もう2週間を越えていますが、全く問題ないです。 今までの常識が覆されてしまったなと、ちょっと苦笑い。
現在、我が家では、台所の食器洗い用、 洗濯用などもすべて純石鹸を使用しています。 特に問題ありません。
もともと純石鹸を使うという発想は、 環境への配慮から来ているようですが、 純石鹸に変更することで環境保全に対して貢献できるかという点に対しては、 僕自身はまだ疑問を持っています。
資本主義社会というのは、 新たな富をどんどん生み出すことで成り立っている社会です。 つまり、新しい付加価値を持った商品をどんどん出していかないと、 社会は持ちません。逆に、現在の多種多様な商品は、 もちろん多くのものは新たな付加価値がつけられて生み出されたものでしょうが、 必ずしも必要がないのに生み出されていったものも多くあるはずです。 そういうものを避けて行くのも、消費者の知恵としては必要かもしれませんね。
会社で仕事をするときは、主にコンピューターを使います。 で、自分専用のコンピュータの中には、 いろんな作業に必要なデータがぎっしり詰まっています。
昔からコンピュータを使うときに思っているのですが、 あるデータを参照したいとき、操作がまごつきます。 たとえば、Eドライブの下のWORKというフォルダの下の、 今日の仕事.txtというファイルを開きたいときの動作を考えてみましょう。
まず、エクスプローラを起動しなければなりません。 これが結構面倒です。一番順当な方法は、 スタートメニューからエクスプローラを探し出して、 選択するという方法です。これを1日に何十回もするのは、 結構嫌です。
もうちょっと簡単な方法として、 スタートメニューを右クリックするという方法もあります。 通常、右クリックメニューには選択肢があまりないので、 エクスプローラを選択するのは簡単です。でも、これも結構面倒です。
109キーボードを使用していれば、 Windowsキー+Eキーでエクスプローラを開くことができます。 現在のところ、これが一番簡単なエクスプローラの起動方法だと、 僕は思います。
この後、エクスプローラでEドライブを開き、その下のWORKフォルダに移動して、 今日の仕事.txtを探しだし、ダブルクリック! これで、やっと目的が達成されます。
普通に考えれば、別段大した作業ではないんですが、これを1日に何十回もすると、 結構ストレスたまります。それに、フォルダ構成は結構深いし、 一つのフォルダの中にあるファイルは多いし。
ここで、便利な整理法が必要になるのですが、 僕が考えたのをいくつか書いてみましょう。
まず、デスクトップ上に、 そのファイルへのエリアス(ショートカット)を置いておくこと。 これは、デスクトップさえ見えれば、一発でアクセスできますが、 よく使うファイルが多いとデスクトップがごちゃごちゃになります。 また、デスクトップが見えないときには無力です。
そこで、デスクトップにフォルダを一つこしらえて、 そのフォルダはデスクトップの下の方に、常に開いて置いておく。 で、エリアスはその中に入れる。 この方法の利点は、デスクトップが隠れていても、 タスクバーのフォルダを示すボタンをクリックすれば、 そのフォルダは最前面に出てくるから、一発アクセスできるという点です。
でも、結局、ファイルの数が多いと、 そのフォルダの中はごちゃごちゃになってしまいます。
最後の手段として、 専用のアプリケーションを作ってしまえっ!という方法。 この用途に合うのが、拙作TaskPrizeです。 タスクトレイに常駐させておけば、1クリックでTaskPrizeは起動できますし、 整理した形でエリアスの管理ができます。
この観点から考えると、TaskPrizeもまだまだ工夫のしどころがたくさんあります。 もともとは、仕事リスト管理用のソフトとして開発したものなので、 僕の仕事のスタイルから考えても、まだまだ弱いところがあるんです。 で、日々の仕事から考えつくアイデアを、まだまだ盛り込んでいきたいと思っています。 どういうアイデアかは、企業秘密になっちゃいますけど(笑)。
乞うご期待。
久しぶりに模型を作りました。 模型といってもプラモデルとかと違って、型ものではありません。 小さいレンガや、土を模した粉とかがセットになっていて、 それで箱庭を作るもの。
昔にも書いてますが、僕はものを作るのが好きです。 最近はプラモデルとかにはとんとご無沙汰していますが、 模型関係は非常に好き。 でも、マニアではないので大したものは作れません。 単に好きなだけ。
細かい作業を丁寧にこなして、 それが形になっていくのが快感なんだと思っています。
形あるものを組み立てて行くのは、それなりの技法が必要です。 それも体で覚える技法です。切ったり削ったり、 細かいものを張り合わせたりという作業は、 子供の頃から興味がある人が、やっぱりうまいんでしょうね。 もちろん、生まれつきの器用さというのも大きく影響するでしょう。
うちの親父はスポーツ万能だったという話ですが、 僕はからっきしだめです。小さい頃、体が弱かったので人より成長が遅くて、 コンプレックスになってしまい、苦手に輪をかけてしまったと思います。 幸い、器用さだけは僕も親父から受け継いでいるようで、 うちの親父も相当器用ですが、僕も器用だと自分では思っています。
僕の子供の頃も、 「最近の子供はナイフも使えないのか」なんてよく言われました。 今も同じように言われているんでしょうね。 テレビゲーム全盛になって、 確かに形あるものを組み立てる喜びにのめり込む機会が少なくなっているのは、 事実なんでしょう。
危惧するのは、このものづくり天才集団の日本の長所が、近い将来、 崩壊してしまうかもしれないということです。 この国が世界のトップにのし上がれたのは、大和魂と、 この器用さ故だと僕は思っています。
もし、日本が今後も世界の中で大きな位置を占めるためには、 「ものづくり」は絶対に捨ててはいけないことだと思います。 この点に関しては、どの民族に比べてもひけを取りません。
ところが、現在の産業構造で、 「ものづくり」は実に儲からないようになっているんですね。 その上、膨大な投資が必要ということで、ハイリスクです。 で、ちょっとお金を右から左に動かせば、 膨大な利益が得たように見える業種に、 先進国はみんな流れていきます。
ここまでのところ、日本の舵取りは、「ものづくり」業種を守る方向でやってきました。 問題はこれからです。 日本の強さの基本である、「ものづくり」だけは、衰退させてはいけないと思います。 守ることがどんどん大変になるのは必至ですが。
特に理系の科目を勉強するときの話ですが、 理解するということが非常に重要だと言われます。 僕も例外に違わずそう思うのですが、 記憶に関しても重要だと考えています。
そもそも理解するというのはどういうことかと考えるに、 その項目を、自分の手持ちの駒と自分の能力で、 再現できるようになることと思います。
つまり演繹的なものの考え方で、 新しいより高いステップの概念を自分で再現できるようになること。 これが理解するということです。
ところが、演繹的にものを考えるとき、出発点はなんなのでしょう。 それは、その高いステップをマスターする前にいた自分の位置です。
じゃぁ、その位置はどうして得られたのでしょう。 それは、その前のステップから「理解」することを通して得たはずです。
このように、理解するということは、以前の理解の積み重ねです。
ところが、一旦理解したことも、前のステップからの理解の積み重ねですから、 新たなステップをマスターする際に、 「はて、今自分のいるステップは強固かな」と不安になります。
ここで、「記憶」というものが必要になります。 現在のステップをなんども反復して理解したり、 そのステップを用いてなんども練習問題を解いたりすることで、 そのステップを記憶してしまいます。 つまりその人にとって、そのステップは「当たり前」になるのです。
そうなればこっちのもの。次のステップに進む際に、 自分の今いるステップに疑問を持たなくてよくなります。
つまり、どんどん高い位置に進むためには、 記憶によって自分の今いる位置を確固たるものにしておく必要があります。 またそこまでそのステップが確固たるものになって、 自分のものになったと言えると思います。
この「当たり前にする」という過程には、ある程度時間がかかります。 この時間を長くするか、短くするかには、 心の働きが大きくものを言うように感じます。
この事柄は、自分の役に立つから是非マスターしたいとか、 得意分野だからるんるん気分でいけるなぁなんて思っている場合、 そのステップを自分のものにするには時間があまりかかりません。 ところが、苦手意識があったり、 こんなことしてなんかの役に立つんかなぁなんて迷っていると、 なかなか自分のものになりません。
記憶という能力には、心の働きが大きく関わっているんですね。
なお、記憶力というのは、年と共によくなっていくらしいです。 ちょっと意外でしょ。でも、よ〜く考えてみてください。 大人になってからの方が、多くの知識や経験のバックグランドから、 新しい物事を覚えるときに抵抗感が少ないと思いませんか?
心理学の世界では常識のようです。 私も最近、あるウェブページで知りました。 年を取ってからも、どんどん学問しましょうね。
昨年の8月頃に回路図設計をはじめて、回路図あがったのが11月下旬。 その後、パターン設計に約2ヶ月、ベアボード試作に2週間、 部品搭載に3週間。やっと試作基板完成。
280mm×380mm程度のかなり大きな基板ですが、 ここにDSP(デジタルシグナルプロセッサ)が10個も載っている。
まだ開発用のツールなどがそろっていないので、 灯は当分入れられないが、灯を入れた後は仕事のピークがやってくる。 今回のピークは2〜3ヶ月は続くかな。
基板を動作させるためのソフトウェアの開発にほとんどの時間が食われるだろう。 その後、システムに組み込んで、性能出しのためのアルゴリズム変更などを経て、 完成となる。
間違いも少なからずあるだろうから改造もする必要があるし、 その後、基板パターンの改定もしなくっちゃ。
僕は、開発の仕事をやっているとき、ものが出来てきた時点が一番楽しいです。 自分の設計したものが、実際に「もの」になって目の前に現れる出会いの時は、 技術者としての僕にとっては、至福の時です。
まぁ1時間も基板を眺めれば十分でしょう。また仕事の波にのまれることにしよう。
国歌と国旗が問題になっています。
高校生が問題にしているのは、 主に国歌・国旗に対して反対賛成などいろんな意見を持った人がいる、 それなのに文部省から強制されるのはおかしいということのようです。 確かに筋が通っています。
日本人ほど国旗が身近にない国民もいないと言われます。 家に国旗がないということも、他の国から見ると驚きに値することのようです。 うちにも確かに日の丸の旗はありません。
日本の旗がなんなのかという議論はさておき、 どうして日本人の身近に旗がないのでしょう。
そこには、この50年間、我々の根底に流れている、 ナショナリズムを戦争の形で発現することということに対するタブーが、 大きく関わっているのではないかと思います。
現在、我々日本人の多くは、未来永劫、 侵略戦争を仕掛けることは我々にとってはありえないと思っているでしょう。 また、国民の総意がまとまることに関して、 無意識のうちに形のない恐れを抱えているとも言えます。
しかし、総意のはっきりしない国は、世界中から総好かんを食います。 尊敬されない国・日本。それは、こんなところに根ざした問題があるように思います。
現在、国家として意見を主張しようという動きが、 この日本にもようやく出てきたように感じます。
そろそろ、国家・国旗について、 もっとつっこんだ議論をしてもいいんではないでしょうか。 特に、世界的な規模のスポーツなどで、国家・国旗の持つ役割は大きい。 日本人としてアイデンティティを持つために、胸を張って掲揚し、 胸を張って歌えるものが欲しいです。
僕自身は、今の日の丸・君が代がだめだとも思いませんし、 正当な理由があるなら違うものにしてもいいと思っています。 ぜひ、国民が一体となれる国歌・国旗が欲しいです。
オーストラリアグランプリ(F1です)が終わりました。 つぶれまくりの、完走8台。すごいレースでした。
レースとしては、あまりおもしろくなかったかな。 どんどんつぶれていくんだもん。 虎ちゃんは、7位でした。あの中で完走できたということで、 評価に値すると思います。
今回の放送を見ていて「おっ」っと思ったのは音。 音声処理が昨年に比べて抜群によくなったように感じます。
まず、1台の車をズームアップしているときに、 その車から発生する音をちゃんと拾っている。 今まではたぶん、 設置しているマイクに入ってきた音をそのまま流していたと思うのですが、 今年は、ちゃんとトレースしています。走っている車のエンジン音などが、 しっかりと確認できるのはうれしいです。どこでアクセルを開けているのか、 どこでシフトアップしているのかがよくわかります。
集音マイクを使っているのか、 複数のマイクの位相を処理して追っかけているのか判断できませんが、 これで、たとえばアクセルを開けすぎて後輪が根をあげてしまった時のスキール音まで、 ちゃんと聞き取れるようになりました。簡単なことのようですが、 今まではこんなにはっきりとは聞き取れなかったと思います。 もしかしたら、各車に積んであるマイクの音をうまくミキシングしているのかもしれません。
もう一つ感心したことがあります。それは、スローモーションの時も、 ちゃんと音を再現していること。
通常、音と映像は一緒に撮りますから、スローモーション再生すると、 音の高さは低くなります。お笑い番組などで、 わざと低くなった音を再生することがありますが、 通常は低い音を流しても意味がないので映像だけの再生になります。
ところが、今回のF1は、ちゃんと信号処理して、 音の高さはそのままで時間の長さだけを引き延ばしています。 これによって、スピンしているときに、 どこでアクセルを開いているかとかもわかるし、 壁に激突した時の音なんかも、最初に指摘した集音効果と合わせて、 ちゃんと再生されていました。
すべての車にテレビカメラが積まれているようですし、 F1の放送も、きっとハイテクの固まりなんでしょう。
本当は当事者たちにとっては短すぎるんだろうけど、 僕らにとっては長い長いオフが過ぎ、明後日にはF1が開幕します。
昨年、F1を見るためにスカイパーフェクTVに入りました。 だから、土曜日の朝7時前からがF1の時間。 決勝前日のフリー走行から予選、そして決勝を生で見ることができます。 残念ながら決勝の日は京都にでかけているので、 これはビデオに撮り、後から見ることになります。
見所は、なんといっても昨年の覇者・マクラーレン・メルセデスVSフェラーリ。 1戦目を取るということが、 F1チャンピオンシップにとって如何に重要かは歴史が物語っています。
ミカハッキネンVSシューマッハ。ミカハッキネンVSクルザード。 この2つの戦いにも注目が集まること必至です。
昨年チャンピオンになった、ミカ・ハッキネン。 デビュー当初から才能は認められていましたが、 開花するまでには長い時間がかかりました。 昨年のシューマッハとの身を削る戦いに競り勝って、 今年は風格さえただよいます。
ミハエル・シューマッハは、公約した3年を過ぎ、まだフェラーリを優勝させることができない。 今年は背水の陣です。
クルザードは、ミカと同じマクラーレンにいながら、 昨年はナンバー2ドライバーに徹しました。 昨年ナンバー2ドライバーが決定したのは、第1戦メルボルン決勝レースの第1コーナー。 先に入った方に譲るという公約が2人の間にできていたそうです。 今年は、そうもいかないでしょう。 差がつくまでは激しい戦いになることが予想されます。 夏を過ぎれば、どちらかがどちらかのサポートにまわることは予想できます。 ただ、今年のミカは精神的にもかなり強そうに感じます。 クルザードが対等な勝負をすることができるか…
昨年、後半に怒濤の追い上げを見せたジョーダン・無限ホンダが、 どこまで行けるかにも注目すべきでしょう。 ウィリアムズ・ベネトンはもちろんジョーダンの台頭を許すわけにはいかない。
さて、最後までやきもきした日本人ドライバーの去就ですが、 高木虎之介は、無事アロウズの2つめのシートを確保しました。 今年も11年連続、日本人はF1を走ります。
中野信治、彼はどうなってしまったのでしょう。 今日のトウチュウに、 「ジョーダン・無限ホンダのテストドライバーに」という記事が載ったそうです。 メルボルンに、中野信治も行くことができるようです。 本当なら、よかったねといいたい。
2000年からのホンダの参戦、2003年までにはというトヨタ。 これから数年は日本人としても、全く目の離せないことになります。
コンピュータを導入することで、仕事を効率化する。 果たして、本当にできていることなんでしょうか。
僕が初めてコンピュータに触った時、 ワープロを使った文書作成は、 原稿用紙10枚以上でないと効果がないと言われていました。 その当時は、何をするのも時間がかかりました。 コンピュータを立ち上げる時間に関しては、 そんなに変わらないかもしれない。 しかし、日本語に変換するのに、変換キーを押してから5秒もかかれば、 もうこんな日記をコンピュータで書こうなんて思いもしないでしょう。
それでも、確かにきれいな文書が打ち出せますから(プリントアウトするのも、 今に比べればすごく時間がかかりました)、 1ページのものでもワープロに入力することはありました。 しかし、その当時、 コンピュータで文書を作ることは、 必ずしも効率をあげることに寄与しなかったことは確かです。
さて、現在でも同じ事が言えます。 どの局面でコンピュータを使う方が効率化できるかを見極めるのは、 結構難しいことだと思います。 使う人のスキルによっても変わってきますし、 企業がシステムとして導入する場合は、もっと難しい。
将来に対する貢献度もすべて計算に入れる必要があるから、 普通に考えるよりはコンピュータ化した方が後々得になるということも、 ある程度は言えると思います。
極端な例では、今ワープロを使えない人が、 3ページの文書を作らなければならないとします。 3ページの文書を作るという観点だけに立てば、 手書きにした方が断然速いでしょう。 しかしその人が後々文書を作る仕事をたくさん受ける場合、 ここで時間をとってスキルアップさせておいた方が、 後々効率がよくなるということもわかると思います。 また、その3ページの文書は、後から再利用できるかもしれません。 考えなければならないことは、いろいろとあって、 結局結論を出すのは難しいです。
登場から10年で、完璧に仕事のやり方を変えてしまったコンピュータだからこそ、 コンピュータを使う方がいい場合・悪い場合を判断するのが難しいんでしょうね。
「家計簿をコンピュータで管理する」 これは効率化につながるのでしょうか? これは、一つの例題ですが、考えてみる価値はあるでしょう。 考えることは、方法論と処理効率・情報量の増減・将来にわたってのデータ蓄積など、 いろんなことがありますね。答えはK2工房の掲示板に書き込んでください。
最近、時間が過ぎるのを早く感じる。 この間、二月に入ったところだと思っていたら、 もう三月になってしまいました。
だんだん暖かくなってきているのもわかりますが、 青森の方は雪で大変なようです。 総積雪量は9メートルを超えたと聞きましたが、 雪かきとか大変でしょうね。
例年、春になると、体が動かしやすくなって、なんかやる気が出てきます。 しかし、今年はあまり寒さを感じなかったせいか、 春のありがたみを感じません。 なぜ寒さを感じなかったのかと考えてみると…
まず、通勤に車を使いだしたこと。 車の中は寒いけど、外を歩くのに比べれば寒くないかな。
京都から神奈川に来たこと。京都は寒いから、寒い冬に慣れていたのかも。
仕事場が寒かったから。どうしてと思うほど、今年は寒かった。 一日中、机に座っている仕事だったから余計に寒く感じたのかもしれない。 仕方がないので、自分でストーブを買って使っていました。 そのため、足下は暖かいけど、上半身は寒かった。 これが、冬の寒さを感じさせなかった原因か。
どちらにしても、春の雰囲気は好きなので、 気分にも好影響を与えてくれることを期待します。