K2の言いたい放題

1999年1月-1

定期更新はお約束できませんが、随時更新します。 今のところ、主に会社の昼休みを使って、1話15分程度で書いています。 なお、IE4.0以上、またはNN4.0以上で見てください。IE4.0以上をおすすめします。


1月14日(木)  阪神復興  天気:晴れ

昔から虐げられていたんです。 僕は小学3年くらいからそれを意識しましたが、 周りにはGファンばかりいて、万年●●とか、必要ないとか言われ続けているんです。

特に高校へ通う電車の中、僕はGファン2人に囲まれて、 いつも虐待されていました。悲しい時代でした。 でも、その頃でも試合は見ていて楽しかった。 最後まで見なくちゃいけない試合が多かったから。

浪人している頃に、大フィーバーがありました。これには僕も陶酔しました。 現在、生涯1度だけの喜びでした。

この優勝があってから、没落の一途をたどります。 試合を見ても、2点離されたらほぼ絶望という時期が続きます。 ファンが自虐的になるということは、選手はもっと負け犬根性だったんでしょうねぇ。

昨年、フロントが監督就任依頼をしたとき、 あまりの突拍子なさと夢のような出来事に目をぱちくりさせました。 日本シリーズそっちのけで、時間が早く過ぎて結論が出るのを待ち望んだのは、 僕だけではないでしょう。

そして、実現不可能だと思われていたことが、ついに現実のものとなりました。 このチーム、OB以外の監督は、日本人では非常にまれなのではないでしょうか。

もう、監督の一挙手一投足から目を離すことはできません。 なぜ、こうもわくわくし、胸がすかっとするのでしょう。

多くの人がそうであるように、僕も夢中になってます。

1月13日(水)  K2原点(1)  天気:晴れ

ちょっと古い話になるのですが。

まだDOS使いだった5年以上前、 コンピュータを仕事で使うようになりました。 自分専用のノートパソコンを会社で借りてくれたので、 それを机におけるようになったのです。 主な用途は数値シミュレーションと、CPUボードのプログラム開発用でした。

しかし、机にノートパソコンがあるということは、 そこにいろんな情報を蓄えたくなるというのが人情。 たとえば、電話番号表とか部品番号データベースとかエスケープシーケンスコード表、 漢字コード表、やることリストなど、テキストで持ちたいデータはいっぱいありました。

これらをテキストファイルにしてハードディスクの中に入れておくのはいいのですが、 見たいときにすぐに引き出せないと意味がないわけです。 幸い、パソコンは常に立ち上がっていたのであらためて立ち上げる必要はないのですが、 FDというソフト(今で言うとエクスプローラ)で、そのファイルを探し出し、 エディタで開くまでの手間がかかっては仕方がありません。

なおかつ、DOSはシングルタスクOSなので、アプリケーションは一つしか使えません。 つまり一太郎を使っているときにFDを立ち上げたりエディタを立ち上げたりするのは、 あまり得意ではなかったのです。

もう一つ、現在の環境からは信じられないことなのですが、 エディタから一太郎へ文字列を渡すというのは、かなり難しい操作でした。 現在ならクリップボードでちょいちょいですが、これが簡単にはできないのです。

考えてみてください。一太郎で文書を書いているときに、 ある番号をテキストから引っ張ってきて表に投入する必要があるとします。 現在なら、エディタでテキストファイルを開いて、その番号をコピーし、 一太郎でペーストすれば終わりですね。

その当時の一番簡単な方法は、 一太郎でテキストファイルを読み込んでコピーすることでした。 一太郎の中だけや、エディタの中だけなら、 アプリケーションがクリップボードの機能を持っていたので比較的簡単なんです。

しかし、一太郎は重かったし、 あんまりテキストファイルを一太郎で開きたいとは思いませんよね。 それにそのテキストファイルがどこにあるかを、 探さないといけないのが面倒。


問題は2つあり、一つはたくさんあるテキストファイルを、 一括で管理できる方法が何かないかということでした。 もう一つは、文字列をアプリケーションからアプリケーションに、 簡単に受け渡しできる方法が何かないかということでした。


一つ目の問題として最初に簡単に思いついた方法は、 エディタのタグジャンプ機能を使用することでした。 メニュー用のテキストファイルを一つ作ります。そのファイルには、 各テキストファイルのフルパスと、そのファイルが何なのかということを書いておきます。 で、そのテキストファイルを開いて、 タグジャンプ機能を用いてそのファイルにジャンプしてファイルを開きます。 タグジャンプというのは、カーソルのある行に書いてあるファイルを探して、 開く機能のことなんです。

手作業でメニューファイルを作る必要がありますが、結構快適です。 それに当時、ファイル名には8文字+拡張子3文字しか使えなかったので、 ファイル名からそのファイルが何かを判断するのは非常に難しかったので、 この方法はこの点にも効果がありました。

残るは、簡単に観覧できる方法、 それもアプリケーションを開いていても、 その状態で簡単にそのメニューファイルを開いてタグジャンプできる方法が欲しかったのです。

そんなツールを求めて、 当時オンラインソフトが一番集まっていたNIFTY SERVEを徘徊していると、 ん!!と思うツールを見つけました。それがWISERというツールでした。

<つづく>

1月12日(火)  ものを買って「ありがとう」って言う?  天気:晴れ

昔から考えていることを一つ。

子供の頃、お店に行ってものを買ったら、 「ありがとう」というように教育された覚えがあります。 子供の頃に、この言葉は自然に出てきたような気がします。

さて、この1年を考えてみて、 あなたはものを買ったときに「ありがとう」と口に出したり、 心に浮かべたりしたことがあるでしょうか?

僕自身、ほとんど感じたことがないんですよね。

結局、近頃の買い物では、かごに買うものを入れて、 レジに持っていって「チンッ」で終わりだからでしょうね。 買う方も売る方も、その接点部分では感謝の気持ちなんか起こる方が不思議なくらい。

レジを打っているバイトが、 「お客さんありがとう」と思っていることはまずないだろうし。 感謝するなら仕事をさせてくれている(というか給料を払ってくれる) 雇い主にでしょうねぇ。 お客が、レジのバイトに感謝していることは、まだ多いかもしれない。 でもやっぱりほとんどないんじゃないかなぁ。

現在でも、小売りのお店でものを買うときには、 この気持ちはまだ生きていると思います。

元来、ものを交換する(売買も交換の一種)するとき、 感謝の気持ちを伴うというのは、根元的なものだったと思います。 交換する両者に利があり、その利を与えてくれることをお互いに感謝しあうというのが、 交換の原始的な姿です。 相手にとってより利となるようにいろいろ工夫していく課程で、 資本主義というものが生まれてきたように思います。

そういう意味で、相手の役に立つように努力をするというのが、 現在の社会の成り立ちであるという風に信じたいなと思います。

インターネット販売など、人通しのふれあいがない買い物で考えてみると、 そんな感情がますます現れなくなってくるような気がします。 買う方からすれば、感謝する対象がどんどん捉えにくくなっています。

インターネット全盛になっても、 ときどき感謝してみるというのは大事なことなんじゃないかな。

1月11日(月)  うちのパソコン  天気:晴れ

今日は、うちにあるパソコンの紹介をさせていただきます。

うちには、もはや型遅れの2台の自作PC/AT機と、こちらも型遅れのPowerMacがあります。

PC/AT機1号は、TX97-X / K6 200MHz / HDD 3.2G / SD-RAM 64M / Canopus PowerWindow DXという構成です。

PC/AT機2号は、SP97-XV / MMX Pentium 200MHz / HDD 8G / SD-RAM 64M / Creative 3DBulsterです。

昨年までのメインマシンは1号機の方だったのですが、 昨年末、2号機の方のHDDとVGAカードを変更し、 こちらをメインマシンにしようとしています。 その時に、MIIのエンブレムをたくさんもらってしまって、 なぜか2台のPC/AT機にはMIIのロゴが張り付いています。

現在、徐々に1号機から2号機の方に環境を移しています。 ちなみにOSは、1号機はWindows95、2号機はWindowsNT4.0 + Windows95にするつもりです。 一応、Linux用にパーティション2Gを取ってあります。

今年か来年、Windows2000が発売された時に、 全体の構成をどうするかもう一度考えるつもりです。 昔に比べるとパソコンも買いやすい値段になりましたが、 でもやっぱりなかなか思い切るのは難しいです。

PowerMacの方は、8100という機種で、もうこれも5年ほど前の機種になってしまいました。 こちらの方は嫁さんが使っているのですが、 そろそろ買い換える必要があるのかなぁと思っています。 先日のシースルーG3の発売で、型遅れ品が安くなれば、 それでもいいかと考えています。でも、USBが使えないのがちょっと気になる。

で、こいつらをLANで接続していたのですが、現在、 レイアウトを変えたので接続できていません。LANのケーブルは太いので、 ケーブル這わせるのもなかなか大変ですね。電話線は比較的簡単なんですけど。

早いとこ環境を整えて、再び開発のできるようにしたいと思っています。 現在のところ、ソースコードをさわれるような状況ではないので、開発はお休みです。

1月8日(金)  再び電子辞書  天気:晴れ

SIIのTR-9700 という電子辞書を買って、半月になります。 その間、お正月休みがあったので、実質使ったのは2週間弱くらいですか。 引き続き、気になったところをレポートします。


この辞書は、英和辞書として使うために買ったのですが、 広辞苑、英和、和英など4種類くらいの辞書からなっています。 広辞苑の無いバージョンは1万円くらい安いのですが、 広辞苑もなかなか便利で、値が張るTR-9700を買っておいてよかったと思います。

さて、買った当初から気になっていたのは、 入力ミスが多いこと。 慣れのせいかなと考えていましたが、どうも違うようです。 これは電卓にも言えることなんですが、2つのキーを同時に押すと、 先に押したキーしか認識されないのです。 つまり同時打鍵に対応していない。 それで、入力した英字に抜けが発生してしまいます。 パソコンのキーボードなどだと、ちゃんと2つのキーとも認識されます。 これでタッチタイプをしても、高速に入力できるわけです。 同時に3キー以上押している場合も多々あるのではないでしょうか。

ところが、この手の電卓などは、2キーの打鍵がかぶると、 先に押した1キーしか認識されません。 電卓も人差し指と中指の2本でたたくと、高速に操作できるのですが、 あまり早く入力すると、この制約でおじゃんです。 そのため、人差し指一本で操作することになります。 この点が電卓の操作のスキルアップにとってのネックになるのですが、 この電子辞書にも当てはまります。

2キー以上の同時打鍵に対応するのは、高くつくのかな。 せっかくのTR-9700の標準JISキー配置と余裕のあるボタンの大きさが、 これでおじゃんになってしまっています。


もう一つ気になるのは、やはり一覧性の悪さ

ちょうどいい例を今日経験しました。英文を読んでいて、It is up to you to〜 という文章にぶち当たりました。恥ずかしいことですが、 このup toはなんだったけとTR-9700の成句検索で調べようとしました。 しかし、あまりに候補が多すぎて、調べ切れませんでした。 成句中に up to が出てくる成句は、たくさんあります。

それではと、英和辞書に切り替えて「up」を調べました。 まず説明が出ますが、それらしき表現がありません。

ここで、僕はめんどうになって、手持ちの英和辞典(本)で「up」を調べました。 そうすると、ものの10秒くらいで、 「〜の責任です」という意味を知ることができました。upを含んだ成句の一覧が、 upの欄に並んでいたので、調べるのはすぐでした。

もう一度電子辞書に戻って、調べなおしてみました。 「up」を調べてから成句ボタンを押すと、up単体の成句が出る出る。 あぁ、このボタンを押さないといけなかったんだなと思ったのもつかの間、 またそのupを使った成句の多さで、 up toを見つけだすまでにちょっと時間がかかります。 見つけだしてから、訳ボタンを押すと意味の一覧が表示されます。 しかし、どの意味かはいまいちよくわからない。ここで一つ一つの意味について 文例が用意されているので、文例ボタンを押して表示してみます。 すると、It is up to you to decide.という文を見つけて、 この意味でいいのだと確信に至ります。

本の辞書では、目を動かすだけで、文例も一括で検索できますから、 It is up to〜を使った文例を探すのも非常に楽でした。


特に2つめの一覧性に関しては、 この手のツールではビハインドがあるのはある程度仕方がないですね。 非常に簡単で、用例の多い単語を調べる場合は、 本を使った方が効率が上がることがよくわかりました。 ただし、ちょっと難しい単語で、意味も2つ3つしかないようなものだと、 電子辞書に軍配が上がります。実戦で英語を読まないといけない場合は、 電子辞書は大きな力になってくれるはずです。

中学生・高校生にはお勧めできません。 単語をひいたら、そこの文例を一つ一つよく読むのは、 非常にいい勉強になるのですが、 電子辞書ではその部分の努力を怠けてしまいがちです。

1月7日(木)  Mac!  天気:晴れ

年が明けて、Appleがうるさい。 MACWORLD EXPOがアメリカで開催されているからで、 新しいiMacとG3の発表があったようです。

iMacはカラーが増え、若干スペックが上がります。 日本で発売されている値段も、やっと1000ドルに近くなります。 ボンダイブルーのiMacは、仕様は変更されず128,000円。 これで、1000ドルMacと言っても、まぁ許せます。 しかし、他のカラーバージョンは158000円です。

ジョブスさんは、 「一般ユーザーにはスペックよりも色が大事」 と一発うってくれました。

僕個人のことを考えると、デスクトップは色では買わんよ。 だって、本体は見えないところに置くもの。 でも、iMacって一体型だから見えないところに置いたら使い物にならない。 なるほど、確かにiMacなら、ネグリジェみたいでも許しましょ。

ところが、とんでもないもう一つのニュース。 Macの本命とも言えるG3シリーズの新製品が紹介されたのですが、 とりあえず見てください。

http://www.apple.com/powermac/

おいおい、なんだそのUFOみたいなのは。 そりゃーやりすぎちゃう? ぶっ飛びました。

どうも、彼らは機能美という言葉を知らないようです。 どうして、ミニタワーがシースルーである必要があるの。 いくらなんでも、これは・・・

さて、Macファンの方々(たぶん、ここは見てないだろうな)、 これらのデザインをかっこいいと思うんでしょうか。 iMacが発表された時も、僕は掃除機、 嫁は炊飯器と言ってましたが、 ああいう形とスケルトン仕様は、僕はかっこいいと全然思わなくって、 逆に安物感を感じます。 すぐに飽きられるんじゃないかなあと思っていたのですが、 意外と人気保ってますね。

まぁ、最初からiMacは眼中に無かったし、今回のシースルーG3の発表で、 前機種が20万円以下で買えるなら、嫁さんよ、買ってもいいぞ。 たぶん、今世紀最後のMacを買うチャンスが、 ここ2〜3ヶ月の間に来るんちゃう? 新古品と中古品をチェックしておくように>嫁さん。


ちなみにiMacは、↓で見られます。

http://www.apple.com/imac/

1月6日(水)  仕事始め  天気:曇り

気まぐれにタイトル変えちゃいました。

ページをスタイルシートを使ったものに改編中ですが、 どうもなかなかうまくいかないです。 掲示板の方に、トップページが読めないという報告をいただきまして、修正しました。 なお、まだIE3では、この日記は読めません。

実は、昨日は会社を休んでしまいました。で、今日が仕事始め。 午前中はメールやらなんやらの未読整理で終わっちゃいました。

会社の建物が暖まっていないせいで、今日は寒いです。 18度しかありません。 昨日はもっと寒かったようです。 少し暖房を強く利かせるとかできないものなんでしょうかねぇ。 経費削減の一環なんでしょうか。

今日は昼から会議があって、その後業務の感覚を取り戻すことにします。 本格的な仕事は明日からだな。 今年は、アセンブラとVHDLでのプログラミングで幕を開けます。

休みの間は、なんかゲーム三昧でした。これから生活リズムを日常に戻すので、 ゲームもそこそこにしておかないといけないな。 やることだけは一杯あるんだから。


内容がない文章になってしまいました。 こちらもあまり気張らずに、長く書けるようにがんばります。

1月3日(日)  謹賀新年  天気:晴れ

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

さて、1999年が始まりました。世紀末というだけで何か起こりそうな雰囲気なのに、 ノストラダムス関連のお話で、輪をかけていろんなことが起こりそうです。 いいことばかりが起こればいいんですけどね。

私と言えば、特に1999年だからということはなく、 いつもの年と同じように新しい年を迎えました。みなさんのうちの大半の人もそうでしょう。 別に関係ないですよねぇ、年号なんて。

今年は不況が緩和され、 日本が世界の中での役割をしっかり打ち出せていけるような年になるといいですね。 世界から信頼される国になりたいものです。