K2の言いたい放題

2001年3月/4月



4月18日(水)  マザー交換  晴れ

ひじょーに忙しいのですが、重なるときにはいろんなことが重なるもので、 もう一台パソコンを作って人にあげる羽目になってしまいました。 特に遅くてもかまわないので、今使っているパソコンのマザーとCPUを新調し、 その古いマザーを新たに作るパソコンに入れることにしました。 つまり、自分のマシンを新調し、お古で一台作って、それを人にあげると……

で、このページでも過去に何回かメモリやCPUについて書いていますが、 新しいメモリバスアーキテクチャが普及するのは来年以降と読んでいました。 で、今新調するとなるとそれまでのつなぎという色が濃くなるはずなのですが、 どうもDDRにしてもRambusにしても、 そんなにパフォーマンスアップにはつながらないようです。(これは予想外)

そんなもんで、もうこだわらずに、 これから3年以上使えるものを買うということにしたのと、 今回は時間がないのであまり吟味できずに、 ちょいちょいっと調べて、AOpenのAK73Pro(A)にしてしまいました。

Intelよ、さらば。やはりコストパフォーマンスの違いは大きいよ……

メモリは、今持っているPC133のSD-RAM 128+256=384MBです。

CPUは、今後もグレードアップしていくことを考えて、 特にこだわりません。Duronのの800Mにしました。

OSの再インストールはやはりしないといけないのね(笑)。 あわよくばと、マザーとCPUを換装しそのまま立ち上げましたが、 OSはだめでした。で、悪戦苦闘の上、再インストール。

Win98がうまくインストールできないんですよね〜。 PCI-ISAバスブリッジドライバがないといいくさる。 うーん、ISAバスはないんだぞ、もはやこのマザーには……  よくわからないので、とりあえず放っておいて、W2Kのみ。

インストール自体はなんなく済みましたが、 なんか時々固まる。いきなりマウスカーソルも動かなくなるのです。 時間がないので追っていないのですが、 換装してから2日して、今は割と安定しているみたい。

さて、体感速度なんですが、なんかあんまり変わりません(^^; まだ、そんなに負荷のかかる処理をしていないのも理由の一つかもしれませんが、 SP-97XV + K6-2のシステムが非常に安定していただけに、 なんか、変更しなくてもよかったかもしれないなと、 ちょっと悔しい感じがします。

パソコンは3年で陳腐化すると言いますが、 なんか、これだけアプリケーション側が複雑になると、 多少の高性能化では劇的に速度が変わると言うこともなく、 もっと持ちそうな気もします。前のSP-97XV + K6-2システムでも、 まだ2〜3年はいけたかもしれないという感じを、 今回の作業で持ちました。 まぁ、使っていくうちに、もうちょっと利点も感じるかもしれませんが。

以上、マザーとCPUの換装作業報告でした。 音が大きくなったので(たぶんCPUファンのせい)、 また消音化作業をする事になると思います。 CPU温度は幸い30度くらいなので、FANの電圧は落とせそうです。 その報告はまた後ほど。

4月13日(金)  ブロードバンドがやってきた  晴れ

京都に引っ越したちょうどそのころ、 NTTのフレッツADSLサービスの京都での受付が始まったので、 3月23日に申し込みました。 しかし、時代の流れが速いねぇ。どんどん新しいサービスが始まるので、 名前を覚えるだけでも大変ですわ。

フレッツADSLも、ちょっと考えたら不可思議で理不尽。ついこの間まで、 NTTはISDNが一番という宣伝をしていたわけで、 わたしももし神奈川転勤がなく、 ずっと京都にいたらINSネット64あたりを使っていた可能性大。 そこからフレッツISDNに移行するという道筋をたどったんでしょうね。 でも、今回はすみかが変わるということもあって、 3年ほど時代の流れを静観することができました。

んで、まぁ2ヶ月くらいまたされるのではないかなどという噂が飛ぶ中、 4月の第1週に連絡が来て、その週にモデムが配達され、 4月11日開通となりました。 NTTの人によると、 モデムが足りないので、現在1ヶ月半待ちだということです。 何がほんとかわかりませんが。

接続されるまでの間、わけのわからないADSLについて、Webで勉強したりしていました。 いくら音声とは違う周波数帯を使うとはいえ、 常時接続でありながら同じ回線で一般電話も使え、 最大1.5Mbpsなどという3年前では夢のようなことが現実となりました。

うちでは、インターネット接続のための電話代として3000円は軽く超していたので、 i・アイプランを入れてました(3000円で7500円まで通話可能なやつです)。 嫁さんが昼間に接続することが多いので、 テレホよりはこっちだろうなという感じですが、 まぁそれに少し上乗せして、ブロードバンド常時接続環境を手に入れたことになります。 数年経てば、もっと安いサービスに乗り換えることが十分考えられるので、 モデムはレンタルにしました。それで約500円上乗せされ、 4500円程度になります。これにプロバイダ(面倒なので@niftyのまま)の2200円が加算され、 月額6700円になります。

一応複数のコンピュータがあり、LANで接続されているので、 それらから同時にインターネットにつなぎたい、 また、PPPoEを使うためのNTTから供給されるソフトを使いたくない、 セキュリティに気を使いたくないなどの理由で、 ブロードバンドルーター(4ポートのスイッチングHUB付きの、 LINKSYSのやつ)も導入しました。

開通した4月11日(NTTからはなんの連絡もないのね)、 夜になってからルーターの設定を行い、いよいよ開通となりました。 速度も800〜1200kbpsくらいまで出ていました。 Webを調べていると、「400しか出ない〜」とかで悩んでいる人もいるようで、 そういうのいやだなぁ、 スプリッタからモデムまで15mのケーブルをつないでいるから、 トラブル可能性高いなぁなどいろいろ心配していたのですが、 ちょっと拍子抜け。

まだ、慣れてないので、 「今インターネットに接続されている」というダイアルアップ時に感じていた意識から抜けきることができませんが、 常時接続というのは、やはり便利です。

また、ブロードバンドは半端じゃないよ。 まだまだ、 インターネット上にブロードバンド向けのコンテンツをおいているサイトは少ないし、 あっても有料が多いけど、 ちょろっと捜すと無料で映画が見れるサイトなんかもあります(もちろん合法)。 映像品質・音声ともそこそこで、びっくりしています。

月額で考えると、まだみんなにおすすめするには高いかなとは思いますが、 数年前から考えると、とうとう常時接続が家庭にやってきたと言えそうな時代になりました。 インターネットの使い方自身を変えていかないと ちょっともったいない気がしますので、すすんで活用するようにしないとね。

4月11日(水)  青版正式版  晴れ

お待たせしました。TaskPrize r.2正式版を出しました。

TaskPrizeのためにエディットコンポーネントに着手してから、 1年半くらいかかってしまいましたが、 それなりにいいものができたと思っています。

3月から4月にかけて、仕事の関係で神奈川から京都に引っ越しました。 生活環境が変わり、仕事も忙しくなり、 ソフト制作にかけられる時間がかなり減ってしまいました。 で、正式版を出すまでの開発速度が極端に落ちてしまいましたが、 なんとか出すことができました。

お世話になったβテスタのみなさんや、支えてくれた家族、 関連するコンポーネント作者のみなさんに本当に感謝します。 どうもありがとうございました。

今後の予定としては、作りたいと思っているTaskPrize用のプラグインがあるので、 それをやります。 現在のところ、時間があまりないので、開発速度はかなり遅いですが、 ゆっくりとやっていきます。これからもよろしくお願いします。

3月2日(金)  メールと情報管理(2)  曇り

久しぶりに日記を書きます。

開発をはじめてからもう1年を越えてしまった青版ですが、 もうちょっとで完成というところまで来ています。 最近、ちょっと本業やら引っ越しやらで忙しくなってきまして、 なかなかこちらの方に時間がさけなくなっています。 正式版は、まだもう少し先になります。


さて今日の話は、メールと情報管理です。 一年前に、 メールと情報管理  と題して書きましたが、あれの続報です。

あのときに考えていた、メーラーと青版の連携ですが、 naoさんのおかげでほぼ実現することができそうです。 naoさんは、現在B2版のプラグインと青版のプラグインの開発中ですが、 これが完成すれば、ねらっていたことが完璧に実現できそうです。

まず、B2からメールをTaskPrizeに取り込む。これは、B2のメニューに、 「TaskPrize2にメールを送る」というメニューが出るので、 メールを選択してこのメニューを起動すると、 TaskPrizeのスクラッププロジェクトに選択したメールを送ることができます。

送ったメールは、TaskPrizeの中でアイテム(仕事)として認識されますので、 適当に件名をいじったりして、TaskPrizeの中で整理することができます。

また、TaskPrizeからの逆参照もOKです。TaskPrizeに送られたアイテムには、 Message-Idや、独自のMailIDがヘッダとして埋め込まれていますので、 「B2でメールを開く」コマンドを使用すると、B2からそのメールを探し出し、 開くことができます。

これよりももっとお手軽な手として、Message-IdやMailIdといった情報だけを、 B2でクリップボードにコピーして、 TaskPrizeのエディットウィンドウに貼り付けておくと、 ダブルクリックすることでB2の該当メールを開くことができます。


1年前の日記でMessage-Idジャンプの話を書きましたが、 B2でも正式にはサポートしていない機能です。 naoさんは、B2のインデックスファイルを独自に解析して、 Message-Id検索からジャンプをサポートしてくださいました。 これで、非常に強力な情報管理ツールとして、 B2とTaskPrizeが連携できるようになります。

Datulaなどのプラグインも開発予定がありますので、 他のメーラーでも同様に連携できるようになる可能性があります。

1年もかかりましたが、とうとう夢が実現しそうです。 正式に公開されるのはもう少し先になります。ご期待ください。