K2の言いたい放題

1999年9月


9月30日(木)  ビデオは壊れやすい  天気:晴れ

とうとうビクター製のS-VHSビデオを買い換えることになりそうです。 次に修理に出さないといけなくなったら買い換えようと心に誓っていましたが、 再生・録画時に、突然電源が切れてしまうトラブルが再発。 もう修理には出しません。

VHSのビデオデッキでHiFiでいいので、非常に安価で売られています。 修理に出すくらいなら、もう買い換えようということで、昨日、 嫁さんと決心しました。結局、寿命は5年くらいかな。

僕の経験では、テープ媒体を使った機械は、非常に壊れやすいと感じています。 メカが複雑になるので、ある程度仕方がないなとあきらめています。 ビデオデッキなんて、ヘッドを傾けながら回しているし、 そんな斜めな回転のあるメカって、やっぱりトリッキーなような気がするし。 駆動系にはベルト駆動を使っているから、ベルトの劣化は避けられないし。

やっぱりディスク媒体でしょ。

音の方は、やっとディスク媒体にほぼ置き換わりました。MDですね。 ではビデオの方はどうかというと、 考えられるところではDVD-RAMを使ったものしかないよね。 でも、今まで、家電メーカーのページなどを見ても、 DVD-RAMを使ったビデオデッキに関しては、 ほとんど記述を見ることができませんでした。

確か、DVD-RAMの規格の中には、家庭用ビデオとして使えるものも入っていたはずなのに。 いろんなしがらみがあって、メーカーはやる気ないのかな。そんな風に考えていたら…

さっき、松下のページで、 「DVD−RAMを用いた民生用DVD録画再生技術を開発」という記事を見つけました。 日立・松下・東芝の3社で

共同で規格化作業を進めてきた「ビデオレコーディング規格」及び「4.7GB DVD−RAM規格」に準拠する民生用DVD録画再生技術を各社が開発した。
とあります。

とうとう、DVD-RAMビデオデッキは動き出したようですね。 楽しみです。ぜひとも、次のビデオデッキの買い換えは、DVD-RAMにしたいものです。

9月29日(水)  フェイルセーフ  天気:曇り

いろんな設計業務をやっていて、よく悩むことがあります。

ハードウェアにしても、ソフトウェアにしても、 設計者の予期しない不具合が設計したものに混じることがあります。 ソフトウェアの場合は、「バグ」と言います。 最近は、ハードウェアに対しても、バグという言葉を使う場合が多くなりました。

また、特にハードウェアの場合、寿命や予期しないことで、 ある部品が壊れたりして、動作がおかしくなることがあります。

こういう時でも、その動作不具合が、 致命傷にならないようにすることを 「フェイルセーフに設計する」といいます。 たとえば、ある部品が壊れたときに、電源がショートするのではなくて、 切れるようにして、最悪火災などがおこらないようにするわけです。

致命傷とまでもいかないが、 動作が不安定になるのを防ぐようにするのもフェイルセーフです。

このフェイルセーフが働くと、一部が壊れていてもバグっていても、 あたかも不具合がないように動作する場合もあります。


一見すばらしい手法のように見えるフェイルセーフですが、 特に2つめの 「あたかも不具合がないように動作する」というところがくせ者です。

設計上の問題で(つまりバグっていて)、本当はうまく動作していないのに、 フェイルセーフ機能があるのであたかも動いている状態。 これは本当に望ましいのか。

よく、この問題で悩みます。


ハードウェアの話を書いても、あまり理解できる人はいないと思うので、 オンラインソフトの話をしましょう。

WithNIFTYというオンラインソフトを僕は開発していましたが、 これには電話をかけて通信する機能が搭載されています。 通信するためには、OSのかなり深い部分まで潜り込んで使うので、 もし想定しない状態になっておかしくなると、 OS自体を不安定にしてしまう場合があります。

この問題を解決するために、通信中になんらかのエラーが起きると、 そのエラーを検知して、回線を切って通信をやめる機能を組み込みました。 WithNIFTYのユーザーならよく知っている「復帰できないエラー」です。

これはフェイルセーフの一種だと思いますが、 この機能を組み込んだおかげで、ユーザーから不具合の報告があっても、 情報不足でデバッグできない状態に陥りました。

もしエラーをトラップしていなければ、 どんな内容のエラーが起きたかくらいはわかったのですが、 特殊な処理なのであえて組み込む決定をしたのは僕です。 しかし、そのために、通信部分を安定させる作業がきわめて困難になってしまいました。

結果的に、この機能は、僕は失敗だと思っています。


よく似た悩みを、仕事上の設計でもよく経験します。

ここをフェイルセーフにするのが常套手段だけど、 そうすると、部品の欠陥などの発見が遅れ、他の障害を引き起こすかもしれない。 その障害の発見は、かなり難しいだろう。 フェイルセーフにしなくても、その障害は、人を危険にさらすことはない。

こういう場合、フェイルセーフに設計するか、 何もなしで不具合が出るにまかせるようにするか悩みます。

考え方としては、試作時はフェイルセーフを敢えて組み込まないで、 設計時のバグを徹底的に洗い出し、 製品にするときにフェイルセーフを組み込むということもあるでしょう。 しかし、使っていくうちに部品が壊れるという場合、 フェイルセーフがあったがために、不具合の発見が遅れ、 別の大きな障害を発生するという危険性は免れません。

少なくても、なんでもかんでもフェイルセーフにするという考え方には反対です。

9月28日(火)  オンラインソフトと表現  天気:晴れ

数々のオンラインソフトを昔から見てきましたし、現在は作っています。 その中で思うのは、オンラインソフトを作るということは、 作者を表現することだということです。

自分を表現するということを突き詰めていくと、それは芸術になります。 たとえば音楽ですが、音楽を演奏するということは、自分を表現することです。 自分というものがどういう存在であるかを、音楽を使って表現するわけです。

それは、文学でも、美術でも同じ事です。

オンラインソフトを芸術だと言い切ってしまうのはちょっと抵抗がありますが、 オンラインソフト開発が、自分を表現する手段であるということは言えると思います。


私が、今までに使ったオンラインソフトで、感動したものは、 大抵DOS全盛の頃のものです。たとえば、VZエディタ、FD、 NIFMES(NIFTY用ログビューワ)、 WISER(デスクトップアクセサリ)などの名前をあげることができます。

共通しているなあと思うのは、画面構成のセンス良さ。 シンプルだけど必要な情報はすべて画面の上にあり、色使いもシンプル。 センスいいなぁと思っていました。

また、動作のきびきび感、卓越したアイデアと技術力などもあります。


現在、Windows全盛になって、誰でもちょっとしたアプリを、見栄えよく、 簡単に作ることができるようになりました。 それ自体はすごく歓迎できることなんだけど、 なんか、ソフトを使って感動することが少なくなってしまった気がするな。

まず表現できる範囲が狭くなってしまったことが第1にあげられるでしょう。 画面の構成はある程度決まっているし(上部にメニューバーがあって、ツールバー、 ステイタスバーが存在するなど)、キー操作もOSがほとんど規定してしまっているので、 オリジナリティを出す部分が限られています。 Windowsの場合、ユーザーインターフェイスを構成する部品はOSが供給しているので、 左にツリービュー、右にリストビューというエクスプローラ型のアプリを作ると、 どれもこれも同じソフトに見えます。


ユーザーインターフェイスの統一というのは、すぐに使えるコンピュータを目指す場合、 絶対に必要なことで、それ自体は間違った事じゃない。でもなんかつまんないな。

そうやって大枠が決められてしまい、また割と簡単に作れるから、 似たものが大量に作られます。 そうなると、だんだん表現という行為からは離れていってしまいます。 まねをして作ることに対して抵抗がなくなるというか、 オリジナリティーを出そうと努力しなくなるというか…


オリジナリティーが出せないから、果てしない高機能化戦争が続きます。 オールインワン型がもてはやされ、 なんでもかんでも機能を詰め込み、ねらい所のわからないソフトがたんとあること。 売れることが第一義ではなかったはずなのに、売れることが目的になっている。


でも、やっぱり僕は、オンラインソフト開発は表現だと思うんですよね。 まぁ、そう思うから、今でもソフト開発をやっているんでしょう。

本当に使いやすくて、感動させてくれるようなソフトは、 裏でいろいろと味付けをやっていたりします。 画面がちらつかないように工夫をするとか、ここちよい表示のタイミングの追求とか…

こういう工夫を凝らし、こうしたら使いやすいと思ったら、 それを実現するための方法を難解な本などを読んで探す。

こういう作業は時に苦しいことも多いけれど、楽しいです。 楽しい限り、ソフト開発は続けられるでしょうね。

9月22日(水)  Vectorに感謝  天気:雨

「プリン」が、 Vectorの週間ソフトニュースで紹介されています。


Vectorには、WithNIFTYのVer.1を公開したときからお世話になっています。 当時、Vectorは、Vectorの方でNIFTYを巡回し、 新しいソフトを見つけると、作者に掲載依頼を出し、Vectorに掲載してくれていました。 メールの内容も丁寧で、またバージョンアップに関しては、Vectorの方からフォローをしてくれました。

現在でも、Vectorのそのスタンスは変わっていません。大きなサイトになってしまって、 新しいソフトを作ったら、こちらから掲載依頼をメールで出しますが、仕事はやはり丁寧。

ソフトの収録数も日本一なら、情報収集能力も日本一。本当にすごいサイトです。 評価の質も非常に高いと思っています。


TaskPrizeもPickUpのコーナーに載せてもらって感謝していたのですが、 今回のプリンも、Vectorさんの方から、 週間ソフトニュースへの掲載依頼が丁寧なメールで来ました。

プリンに関しては、僕自身も結構自信を持っていて、 現状でもランチャの中では10本の指に入るソフトになっていると思っているのですが、 一般の評価はどうでしょう。そう思っているのは僕だけかもしれない。 ランチャソフトは、あまりに数が多すぎます(笑)。


Vectorには、 「よくも、数限りなく新作が出てくるオンラインソフトの世界で、一つ一つ試用し、ふるいにかけ、 平等な評価を載せられるなぁ」と舌をまく思いです。


今回の週間ソフトニュースも、僕がプリンに込めたコンセプトを余すことなく紹介してくださり、 しっかり試用して特徴を見抜く手腕・手間と、仕事の丁寧さには脱帽します。感動さえ覚えました。

ちゃんと使わないと出てこない感想が記事の中に込められていると、僕は感じます。 最低でも数時間は使っているでしょう。 たかが一つのオンラインソフトの紹介をするのに、丁寧に仕事をしてくださって、本当に感謝します。


逆に財政状態を心配しちゃったりするんですが、Vectorにはこれからもずっと、 質の良いソフトを世の中に生まれさせる原動力としてがんばって欲しいです。

9月21日(火)  Windows2000β3  天気:雨

以前、Windows2000が年内に発売されないんじゃないかという噂をこのページで紹介しましたが、 どうやら今年中に出そうですね。

一般の人2万人が申し込んだWindows2000βテストプログラムですが、 僕も申し込みまして、もう2週間ほど前に届いておりました。 このためにHDDとSystemCommanderも購入したのですが、HDDの購入に手間取って、 この休みに環境を構築し直しました。

昨日からメインの環境をWindows2000に移しました。

Windows2000は、ご存じのようにWindowsNT Version.5です。 Windows95ラインは、先日ひっそりとWindows98 Second Editionが発売されましたが、 その後2000年にもう一度バージョンアップして、消滅する予定だと聞いています。

Windowsを使う続けるつもりなら、できればWindows2000を視野に入れて考えるべきです。

今回は、Windows2000βの導入について感じたことを書かせてもらいます。


このページでもお伝えしているように、僕はハードウェアスペック至上主義ではありません。 現在、うちで稼動しているパソコンのスペックは、以下の通りです。

まぁ、一応、2世代くらい前の機種というべきでしょう。 メモリが若干不安で、本当は128MのSD-RAMを1枚買いたかったのですが、 この高騰時に買うわけにはいかないでしょう。 夏前には5000円近くまで落ちていた128Mが、今は2万円超ですよ。

で、このシステムにWindows98とWindows2000を導入しました。 後、Windows95とNT4を入れるつもりです(ソフトの動作確認用)。


メインの環境はWindows2000にするのだと腹を決めて、 環境の構築に取りかかりました。

インストール作業は、SystemCommanderをはじめて入れたこともあって、 ちょっととまどいました。SystemCommanderは、 一つのマシンにいくつものOSを入れることができるようにしてくれるものなのですが、 その動作を完璧に理解するのに時間がかかったということでしょう。

それをのぞけば、もう何も考えずにWindows2000を入れられます。 別に入れたドライバは何もありません。画面もOK(1152X864のフルカラー)。 MOも認識できました。


MOですが、NT4ではマシンの起動時に電源を入れておかなければ、 MOを認識させるにはリブートするしかありませんでした。 Windows2000では、ハードウェアの検出(Windows95でおなじみのやつ)を走らせれば、 時間はかかるけれど、リブートなしでMOを使用することができます。


インターネットへの接続もトラブル事無くOK。ただ、未だに、 どうやって接続するのかわからないです(笑)。IEを立ち上げれば、 接続用のダイアログが出てきます。これ、どうやってマニュアルで出すんだろう。 知っている人がいたら、居間ででも教えてください。


開発環境の復活時に、ちょっと手間取りました。 Delphi4Proのインストーラーは、Windows2000ではこけます。 これは、CD-ROMからRunImageフォルダの中身をコピーして、 レジストリインストールをすることで対処しました。


さて、この2世代前のマシンでの動作感ですが、全く問題なく使用できます。 メモリも、多少NT4よりも多めに食らってるかなと思いますが、 ブート時、50M強程度使用しています。一応物理メモリにおつりが来てますね。

特に動作に遅いところもないし、きわめて安定しています。 昨夜、プリンの開発を少ししましたが、特に問題あるわけでもないし、 移行はスムーズに完了しました。


電源マネージメント機能がしっかりしているようで、HDDの電源がよく切れます。 設定にもよると思いますが、HDDにアクセスするとき、 HDDのスピンドルモーターが止まっていると、動き出して安定するまで、数秒待たされます。

ただ、前にこのページでお伝えしたように、 うちのパソコンは、HDDのスピンドルモーターさえ回らなければほとんど音がしません。 静穏パソコンを心ゆくまで堪能できます(笑)。


うちでは、K6-2 300Mの前は、MMX Pentium 200Mを使用していましたが、 変更したことによる体感速度の変化は、ささいなものでした。 K6-2 300Mでも全く問題なく動作しますから、 MMX Pentium 200M程度でも問題ないでしょう。 メモリだけは、64M以上積んで置いたほうがいいでしょう。 これは、NT4の時に体験済みです。32Mでは、動作が極端に重くなります。


最後に。Windows2000は、名前だけだと非常にフレンドリーですが、 あくまでもWindowsNTです。 使いこなすには、ある程度、NTに関する知識を必要とします。

しかし、Windows95系とは比べものにならないほど強固なOSです。 いずれは、移行することになるのですから、 Windows2000が正式発売される機会を契機にして、 ちょっと勉強がてらWindows2000にしてみませんか。

9月20日(月)  一手でも少なく  天気:曇り

コンピュータというのは、細かく細かく命令を与えてやらないと、動いてくれないものです。 そのために、細かい細かいことまで、ソフトウェアとして記述する必要があります。

プログラミングをしていると、なんと細かいことまで書かないといけないのだろうと、 あきれ果てることが多々あります(最近は慣れましたけど、作り始めたころは面倒でした)。

そういう作業はエディタを使ってやることになるのですが、 まぁ、同じ作業を何度も繰り返す必要のあることが多い。 馬鹿正直に、順番に入力していってもいいのですが、指の疲労・時間の浪費などを考えると、 コピーや繰り返し、キーマクロなどを駆使してやった方がいいに決まってる。

ところが、なまじっかキー入力が速いおかげで、コピーしたり、 キーマクロを登録したりする苦労を厭うことがあります。 考えずに、ぱちょぱちょと打った方が、刹那的には楽なのね。

でも、たとえば一日の作業量を通して考えたとき、 その場のちょっとした工夫を面倒がったおかげで、疲労が蓄積したり、 実は時間を無駄にしていたりします。

「プログラマは面倒くさがりであれ」「プログラマは楽したがりであれ」 ということわざもありますが(ないない(笑え))、 ここでいう面倒くさがりというのは、 ちょっとした工夫をしても面倒くさがりであれということだと思います。 つまり、作業全体を考えて、楽になるように常に工夫をすることを考えろということです。

このちょっとしたことで、効率が上がって、腱鞘炎にもならないなら、その方が断然いいもんね。 打ち間違いなどのミスも減るなら、なお良い。

一手でも少なく」を常に考えていくべきです。

9月14日(火)  プリン開発続く  天気:晴れ

早いこと終わらせてゆっくりしようなんて思っていたのに、連日プリン開発やってます。

おかしい、こんなはずではなかったのに。 ちょいちょいと作って、ちょいちょいと公開して、後は置いておくだけ。 こんなのを想定していたのに、出してみるとそうもいかないもんですなぁ。

今やろうと思っていることは、

と、思いつくだけでもこれくらい。特に「マウスによるランチャ起動法の研究」は、 遊び心を出してちょっとおもしろいものに仕上がる可能性有り。

後、特殊機能を司るランチャを追加しようかどうか悩んでます。 コントロールパネルやプリンタなどを開く機能や、Windowsの終了・再起動をする機能。 やるつもりはなかったんですがねぇ…

そうそう、エクスプローラのコントロールをリクエストされているんだよな。 できるとは思うんだけど、ちょっと研究が必要だろうなぁ。

うーん、これは10月いっぱいくらいは、なんやかんやとやってそうな。

TaskPrizeもどうにかするつもりではいるんですが、これの後になるな。

PalmOSなんて、どこかに吹き飛んでしまったな…(^^;

忙しいのは暇よりはいいとは思うけど、ゆとりがなくなるなぁ。 「忙」とは心が亡くなると書くのよと嫁が宣っておりました。

確かに、情緒的なことを感じる余裕がなくなるもんなぁと、 しみじみ感じたものでした。

9月10日(金)  今、阪神がおもしろい  天気:晴れ

今年の阪神は、前半戦に7年ぶりの首位に立って、社会現象を引き起こしました。 あのときは、5月にジョンソンが大当たりで、 中日が落ちてきたときに一瞬だけ阪神が首位にたったと、そんな感じでした。

まぁ、今年は野村監督就任で、最初からおもしろいんですが、 本来消化試合となるはずの5位でのこの時期、試合が非常におもしろい。

もともと阪神は中継ぎがいいし、今年は新戦力に何人も中継ぎ・押さえが出ている。 この力だけ見れば、セリーグの2本の指に入る(中日もいいからねぇ)。

そして、打撃。波が大きいのがたまに傷だが、7回以降、 特に8回のねばりのある攻撃は、ここ何年かに見ることのできない阪神の姿です。

新人とベテランのバランスもいいし、今の試合は非常に見応えがあります。 新人が活躍するのは、ほんとにうれしいものです。 昨日の北川なんて、見ていて涙もんですよ、ほんと。

野村監督がチームをどう作っていくか、これにも非常に興味があるし、おもしろい。 選手をけなし、たまに持ち上げる。裏の裏の裏までありそうで、 これを読んでいるだけでもおもしろい。


成績はあまりよくないが、終盤に粘れるという阪神を、僕は以前に一度感じたことがあります。 それは、1984年。次の年に、打撃大爆発で歴史に残る優勝をした前の年です。

あの年は、中盤で負けていても、最後まで試合を見なければならない、近年にない阪神でした。 その感じが今年もあります。

普通に考えれば、来年の優勝というのは、まだちょっと考えられないような気もするけど、 雰囲気はあるんだな。強打者が少なすぎるのがどうにも弱いのですが。

終盤に粘れるということは、いいピッチャーが相手でも、疲れてくれば打ち込めるということ。 もう一歩だということです。

もともとピッチャーの数は多いし、調子がよければすばらしい投手陣。 もし、8割の条件がすべていい方に転べば、いける!


今年のはじめ、「今年は4位が目標」でした。4位まで3ゲーム。射程距離です。 ぜひ、最後までがんばってほしいものです。

9月9日(木)  掲示板2種  天気:晴れ

いい季節になってきました。涼しくなるときは、一気に涼しくなりますね。 京都の方はどんな感じだろう。京都は盆地のため、夏は暑く、冬は寒さが厳しいという、 気候に関しては最悪な土地柄です。夏は湿度も高く、外を歩くと、 泳いでいるような感覚にとらわれます。


涼しくなったので、秋冬に向け、ページの色を変えました。 メニュー部もソースを書き直して、とうとう古いページを残して、 テーブルタグを撤廃することができました。


合わせて掲示板を2種類作りました。

サポート掲示板は、前に予告した通り、TaskPrize、 プリンなどの不具合や要望を書いてもらう掲示板です。 本職の忙しさの程度で、対応できる頻度が異なりますが、もしなにかあったら書き込んでください。

もう一つは「居間」。雑談掲示板です。 どなたでも、足跡を残していってください。KINGYO共々楽しみにしています。 日記の感想なんかを書いてくださっても結構です。

他のメニュー共々、掲示板の方もよろしくお願いします。

9月8日(水)  プリン公開  天気:晴れ

やっと一段落つきました。プリン公開です。

正直な話、こんなに時間がかかるとは思っていませんでした。 お盆休みにちょいちょいと作って公開するつもりが…

原因の一つは、Delphiの不具合。 ホットキー機能を実現するために、DelphiでDLLファイルを作って、 プリンと組み合わせていたのですが、 どうもそれに関連して正体不明のエラーが出て、Windowsを不安定にしてしまうようで。

コードをそぎ取ってそぎ取って原因を追及しましたが、とうとうギブアップ。 DLLをVC++で作ると、なんちゅうことはない、きれいに安定しました。

それでもDelphiを使う魅力があるんですよ。コンパイルは速いし、 オブジェクト指向にのっとったライブラリのコードは非常にきれいだし。 VBなんかに比べると、バグの数も少ないし。 ただ、こういう経験をすると、「やはりVC++で作らないといけないかな」と感じます。 開発時間が倍や3倍になろうとも、やはりMicrosoftの環境で開発しないといけないのかな。

公開までに時間がかかったもう一つの理由は、やり始めると中途半端で置いておけない性格。 結局、かなりしっかりしたアプリケーションになりました。 もっと端折って機能を少なくしても、多くの人に作ってもらえるアプリになったとは思うのですが、 作っていくうちに、作っている物を愛してしまうんでしょうね。 だんだん、中途半端で放っておけなくなってきます。


さて、これで一段落したのですが、もうちょっと考えている機能追加があるので、 当分はプリンのバージョンアップをやります。

本職も9月に入ってまた忙しくなってきたので、 プリン開発時のようなハイペースは保てませんが、ちまちまやるつもりです。

9月2日(木)  K2 Software サポート掲示板  天気:曇り

K2 Software サポート掲示板を置こうと思っています。 時期は、プリンの正式版を出した後です。

サポートするアプリは、NIFTY関連ソフト以外のものです。 NIFTY関連ソフトは、従来通りNIFTY内の会議室で行います。


現在、CGIの使えるWEB SITEを確保して、掲示板CGIに何を使うか試しています。 現在設置しているNIFTY SERVEの掲示板は、あまりにも使いにくいので、 変わるものを探しています。

いろいろと星の数ほどあるのですが、完璧に気に入るものはなかなかありません。 試しているうちに、自分でCGIを書きたくなりました(^^; (また悪い癖)

過去ログの管理ができたり、欲を言えば、掲示板のアーティクルをダウンロードして、 パソコン上で閲覧し、コメントが書けるようなものが欲しいですね。

ということで、現在調査中です。 時間があれば、CGIを書いてみたいとも思うんですけどね。 他にもやらなきゃならないことが多すぎて、 なかなかすべてに手を出すことはできませんね。

こういうのを本職にできたら、楽しいと思いますけどね。 生活が安定しないから、だめでしょうね(笑)。